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with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第47話《スモークサーモンは絶品》

2023年04月02日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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「大きなバケツだ

「蒸されたムール貝も美味しい

「プルプルなムール貝のお腹。」

「日本ではプルプルなムール貝に出会えるお店は少ないよね。」

乾いたような身のものがお料理に添えられていることが多い気がします。

「これもワイン蒸しでとてもシンプル。」

「日本人にも嬉しいお味

 

「帆立貝の小さなのって日本ではベビー帆立と呼ばれているものかなあ」

「可愛い貝殻の中に小さな身とクリームソース」

「ソースもとってもクリーミー

「帆立貝はクリームシチューに入れても合うから美味しくて当然だよね」

 

一品の量が多いから二人でもあまり色々な種類を食べられないのがとても残念です。

それでも絶対食べたいのはスモークサーモン

オニオンスライスと一緒に頂くスモークサーモンを注文しました

「ウィスキー

「もちろんお代わり

「スモークサーモンも脂がのっていてトロ

「サーモンのお刺身みたい。」

「日本人にも嬉しいお魚料理ですよ

「これは絶品

毎日でも飽きないで頂けそうです。

「あ~ 残念だけどもうお腹が一杯

食い気が満たされてやっとコーヒー

やっとKyokoさんと旅以外のお話です。

 

「わあ 驚き

Kyokoさんといくつかの偶然があったんです。

Kyokoさんはお子さんが小さい時は高円寺で暮らしていたそうです。

私の住まいは杉並区。高円寺は歩いて行ける街です。

そしてKyokoさんの出身は静岡県。私の出身も静岡県

何だかお互いに満面の笑みで楽しいお話が次々飛び出しちゃいます。

 

 

 

 

続く

 


第46話《待ちに待ったシーフードレストラン》

2023年04月02日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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やっぱりメアリーキングスクロースは思い切って訪ねて良かった

エジンバラの歴史、劣悪な環境での庶民生活が自分の目で感じることが出来ました

その後は待ちに待ったパブ

Kyokoさんがシーフードの美味しいレストランを予約してくださっています。

「何と言っても生ガキとバケツ一杯のムール貝が楽しみ

「お店は新市街なんですよね」「ホテルからもそんなに遠くない場所らしいですよ

新市街ということはロイヤルマイルから下って駅の上の橋を渡ります。

「こんどは下りだから楽チン

「通り沿いにも立ち寄ってみたい雰囲気のパブがたくさんあるなあ」

 

Kyokoさんのお話ではエジンバラは治安が良いそうです。

夜歩いても割と安全な街なんだって

女性の一人旅には嬉しい街なんですね。

確かに日本とあまり違わない感覚で歩いています。

 

期待のレストランは「マッスル・イン」。

「ガイドブックやネットでもよく見かけるお店だよ」

「現地にお住まいのKyokoさんも選んでくれたってことは

「本当にお薦めなんだよね

丁度予約時間の頃に到着です。すぐに席に案内されました。

ちょっとテーブルの間隔が狭いけれど明るい店内。

活気に溢れたいかにも人気店らしいレストランです。

「壁には可愛いお魚の絵があるよ」「みんな美味しそうに何を頂いてるの

思わず他のお客さんの食べているものをチェック。

席に着くまでに色々キョロキョロな私

「スコットランドではぜったいに食べようと決めていたものを覚えてらっしゃいますか

「そうです 生ガキとシングルモルト」「いよいよ食べることが出来るぞ

着席して最初に気になったのは隣のカップルのテーブルにあるバケツ

「大きい」「あれがムール貝

日本にも「バケツ一杯のムール貝」ってメニューがあるよね。

「私も注文したことがあるよ。」

「日本のバケツは子供のおもちゃのバケツくらいしかなかったもんなあ」

「あれは絶対注文しなきゃ

 

「こらこら、まず飲み物からでしょ

「もちろんシングルモルト

「そしてもちろん生ガキも

「シングルモルトをかけて頂くんだものね

スコットランドに決めたのは「世界ウルルン滞在記」の影響も大きいもの。

アイラ島でボウモアを生ガキに垂らして食べていたのが未だに忘れられない私。

「お酒と美味しいものを見ちゃったら忘れられないんだなあ

メニューを見ると生ガキだけでも色々な食べも方があります。

「私はシンプルにレモンで頂くのを注文。」「だってウィスキーをかけるもんね

「もちろんムール貝も注文。」「こちらもあっさりワイン蒸しにするよ。」

「わあ ホタテ貝だあ」「これも大好き」「大きな帆立と小さなのと2種類あるんだあ」

「ソースのバリエーションも一杯

「小さなホタテ貝をクリームソースのようなソースで頂くものに決まり。」

 

いよいよシングルモルトのウィスキーが運ばれて来ました。

「スコットランドでスコッチウィスキーなんて感激きゃーきゃー

「ゆっくり香りを楽しまなきゃ。」

「大切なのは1欠片の氷を落とすこと オオオオ

「香りを引き出すためなんだって

ドキドキしながら口に含みましたよ。

こんどは生ガキが運ばれてきました。

「日本のカキに比べると小さいね。」「内臓部分が凹んでいる。」

「日本のカキってぷっくりしているよね

まずレモンを振って1つ頂いてみます。「美味しい

日本のカキに比べるとカキ臭さがないのに驚きました

 

日本人はカキの内臓の濃い味が好きなのかもしれません。

こちらのカキは内臓部分の味がとてもあっさりです。

それは逆に考えると、生ガキが苦手な人にも美味しく頂けるのかも

帰国後、知り合いの板さんに話してみました。

「日本のカキはフォアグラと同じように内臓をぷっくり育てる

「初めて知りました

いよいよグラスのウィスキーをカキに垂らしてみます。

「やっと叶う」「アイラ島でボウモアを垂らした生ガキを食べたい。」

「この気持ちが大きかったからここに来たんだもんね。」

「生ガキの季節になるといつも思っていたもんなあ

「日本の生ガキでは味わえない一品ですよ

 

 

 

 

続く

 


第45話《ちょっとドキドキなメアリーキングスクロス!》

2023年04月01日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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ロイヤルマイルに向かう途中、深夜まで営業しているスーパーのある場所を教えて頂きます。

「ビールの為には必須

「はい このために初日のガイドさんです」「これで安心

それから駅の上の橋を渡ってロイヤルマイルに向かいます。

山の尾根に上るのだからかなりの急な坂です。

登りきると目の前にスターバックス

「これならホテルに戻る時に迷わないで帰れそう

この尾根を右側に歩くと端にエジンバラ城があるそうです。

そして左側にはホリルードハウス宮殿。

「これから訪ねるメアリーキングスクロース

「そして絶対訪ねようと決めているコッチウィスキーエクスペリエンス

「両方ともこの通り沿い

「これなら明日からの観光も安心

「明日の蒸留所へのツアーの出発地点もこの通り沿いなんだあ。」

「市役所前の大聖堂辺りらしいよ。」

「初日にガイドさんって色々な確認も出来ちゃうからお薦め

 

 

そんなエジンバラの観光スポットを伺ってるといよいよメアリーキングスクロースに到着

小さな路地をくぐり抜けると目の前にはパブ。

その横にショップがあります。

中ではツアーを待っている方らしい人達がショッピング中。

ここではクロースのガイドさんの説明を聞きながら一緒に地下に入って行きます。

このガイドさんのお話をちゃんと聞きたくてkyokoさんに一緒に来て頂きました。

何となく集中出来ないままショップでお土産を見ています。ちょっぴり不安

いよいよ前のツアーの方々が出て来ました。

「次は私達かな。」

「集まるように呼ばれているみたい

いよいよ暗い通路を下の方に下りて行きますよ。

「この先ではどんなものを見ることになるんだろう

通路を下の方へどんどん進みます。

「エジンバラのどんな歴史がここにあるんだろう・・・」「ちょっと怖い

本当にここをKyokoさんにお願いしてよかった

ツアーガイドさんのお話を丁寧に訳して頂きながら暗い路地で色々なものを見ました。

その歴史は私がネットで調べたキングスクロースのお話とは違ったものでした。

 

『山の尾根に立てられた背の高い建築物。

尾根から下った側は低くて太陽の光も届き難くい。

それに昔のことだから汚水も上から下に垂れ流し状態。

そんな劣悪な環境では伝染病が蔓延』

ここまでは調べたことと同じです。

そんな暮らしを感じることの出来る空間。

その空間をそのまま残して、歴史の上に今の市庁舎が建築されたらしいです。

ネットでは多くが「地下都市」と紹介されてました。

「それはちょっと違うみたいよ

現在は地下に存在しているものの、当時は地下都市ではなかったそう

当時利用していたキッチンやなど生活の様子が残されていて興味深い場所です。

あの有名な女の子の霊があった場所も紹介されました。

世界中の人々からその女の子の霊にお人形が届けられていました。

「山のように積まれたお人形

現在はギボアイコさんが供養したので霊は供養されてるそうです。

「そんな解説で私も安心して見学

それにしても昔の街を埋めてしまわずに鉄骨を打っただけで市庁舎を建築してしまうなんて

地震の多い日本では考えられないですよね。「それだけでも凄い

「日々仕事をしているビルの下だよ

「自分の足元に1500年代とかの街がそのまま残っているなんて

「エジンバラを訪ねたら是非お勧め

 

「ゴーストツアー」のように興味をそそるツアー名のものもあります。

今回参加したツアーは本当にこの当時の暮らし方や歴史に触れられるツアー。

「勇気を出して訪ねてみて良かった

「そしてKyokoさんにお願いして良かった

「訳して頂いたから真実を知ることが出来ました

「そのお蔭

「一人ホテルに戻って眠るのにも怖さなんてなかったです

 

 

 

 

続く

 


第44話《現地ガイドさんと待ち合わせ》

2023年04月01日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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またまた今回もガイドさんを初日にお願いしました

メアリーキングスクロースに連れてって頂くことに決定

「なぜ初日

「だって時間が読み易いもの」

「鉄道は時間で動いているでしょ

私がいくら気ままな一人旅でも、鉄道や航空機の移動は気ままに出来ません。

「乗り物の時間に合わせなければならないよね」「だから計画が立て易い訳です

そしてもう一つ初日の理由。

「お薦めの観光や注意事項とか尋ねやすいよね

「現地で暮らしている方ならではのお薦めポイントだって知りたい

「これからここで過ごす私にとって嬉しい情報がありそう

 

希望していたキングスクロースの観光は夜です。

その後はパブでシーフードも頂きます

「もちろんスコッチウィスキーと一緒だよ

「ガイドさんには美味しいお店を教えて頂きたい。」

「現地の方の好みの食べ方だって聞きたい。」

そんな風に知りたいことが一杯だから初日の夜を一緒に過ごすことを選びました

待ち合わせ時間にホテルのロビーにお迎えに来てくれるそうです。

ホテルにチェックインをします。

リヴァプールと同じようにインターネットのIDとパスワードを頂いてお部屋でセット。

「リヴァプールのホテルより狭いなあ」「でも駅前

「お部屋も清潔」「スタッフの方の印象も良かった

「なのにリーズナブルだよ。」

「このホテルも貴族のお屋敷だったんだって

「広い階段にその面影があるよね。」

「あっ」「もう待ち合わせ時間だ

「グラスゴー経由の旅だったから余裕なくなっちゃったよね

「2階のフロントに降りなきゃ

 

フロント前のソファーには日本人らしい女性がいらっしゃいます。

「スコットランドのホテルで日本人」お互いにすぐに分かりますよね。

「声をかけて頂きました。」

最初に自己紹介です。

今回のガイドさんはKyokoさん

英国政府公認観光ガイド資格「ブルーバッジ」を持っている方です。

観光前にエジンバラの歴史のお話をしてくださいました。

到着の時に駅を中心にエジンバラの街の全体像をざっと書かせて頂きましたね。

「すみません」Kyokoさんがこの時に話してくださったことです。

この街の全体像は歴史とは切り離せない。

そしてこの全体像が分かるとエジンバラの街を迷わずに歩けるんです。

「そうは言っても世界史に疎い私

「そういえば出発前に見たブログを思い出しました。」

「『エジンバラは日本の京都のような都市』と書かれていたんだよね。」

本当はちゃんと歴史を勉強してきていたらもっともっと違った楽しみ方が出来たんだろうなあ。

「Kyokoさん、教え甲斐のない私でごめんなさい

 

 

 

 

続く

 


第43話《エジンバラ駅って構内に車?》

2023年04月01日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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「ふうー

乗務員さんが許してくれました。

そうは言ってもエジンバラに到着して改札の外に出るまでは不安ですよね。

「初めて乗車したスコットレイルを楽しめる余裕が無かった

「ちゃっかりグラスゴーの駅の写真は撮影したけどね。」

「ホント 私ってちゃっかりしているよね

 

1時間30分程でエジンバラに到着。

「早めの列車を選んでいて良かった

「こんなトラブルがあっても待ち合わせ時間にはまだまだ余裕だよ

「ギリギリな予定を立てないことは大切ですよね」

最後の難関は改札です。「無事通れるかなあ」

列車を降りると改札があります。

「乗車券の回収はしないのにねえ・・・」

「チェックだけなんだよねえ

そして何も言われることなく通過。「やっと到着したよ エジンバラ

 

「大きな駅」「広い構内にはショップもたくさん

「構内に道路」「駅の中を車が走ってますよー

「構内にタクシーだ

広い構内を行き来するには道路を渡るんです

この駅は地下です。

ホテルに行くのには緩やかで長いスロープを地上まで上がって行きます。

スーツケースを引きながら上がると、駅の上を渡るように通ってる道路に出ます。

この道路にはタクシー乗り場やバス停があって賑やか。

下を覗くともちろん線路。

「駅と線路の上を渡っている橋なんですね

 

この橋は駅の上で旧市街と新市街を繋いでいます。

私が宿泊するホテルは新市街側。

こちらは18世紀以降の貴族たちのお屋敷が並んでいる街だそうです。

ホテルもその当時のお屋敷だった建物らしいです。

そして駅を挟んで反対側の旧市街の方はそれ以前の街。

駅から急な坂を山の尾根に向かって登ります。

この尾根の上に「ロイヤルマイル」と呼ばれる道があるんですね。

ロイヤルマイルはエジンバラ城とホリルードハウス宮殿を結んでます。

ホテルは新市街側の方がお薦め

スーツケースを引きながらのあの急な坂道を上るのは大変そう

それにカフェやコンビニやスーパーが並んでいるのも新市街側。

駅の近くなら殆どの観光地も徒歩圏内で便利な街ね

 

 

 

 

続く