12月2日。
ダイスケ選手、引退。
ダイスケ選手は、ガッツワールド所属の34歳。
学生プロレス出身選手を中心に設立されたガッツワールドのエースとして活躍してきた、
日本大学文理学部出身のプロレスラー。
田中将斗に憧れる、左腕でのスラインディングDの使い手。
ワタクシ、中々日程的にガッツワールドが合わず、
ダイスケ選手の試合を観戦したのは、
実は引退が決まってから見に行った、
今年11/3のBASARA新木場大会が初めて。
試合を見終わっての感想は、対戦相手だった木高イサミと、全く同じでした。
“なんで辞めちゃうんすかーッ!!”
ダイスケ選手を初めて知ったのは多分、2009年ぐらいのインディーのお仕事。
2009年くらいからDDTを中心にインディー系プロレス団体の動画を漁り始め、
情報媒体として実に最適だったインディーのお仕事を狂ったように視聴。
(しかも当時JCOMではサムライが映らなかったので、
スカパーに入っている人に録画してもらってDVDで繰り返し見てた。)
その中で、団体の告知コーナーで“負傷欠場中のエース”としてモグラに紹介され、
告知を行っていたのが、ダイスケ選手でした。
ガッツワールドと言えば当時の私は“梁和平が出てる団体”くらいの認識しかなくて、
所属選手として名前を初めて覚えたのがダイスケ選手だったことになります。
そんな割りと昔に存在を知っていて、復帰後もインディーのお仕事中心に動向は知っていて、
ニコプロが普及してからは試合映像を見る機会も増えながら、
ついぞ今の今まで、試合を見たことがなかったというのは、
なんとも不思議なものです。
が、不思議だったのは私だけではなく、
ずっとインディーで活躍を続けているBASARAの大将・木高イサミも、
実はこの日が初対戦。
そして、直後に口をついたのが、“なんで辞めちゃうんすか、こんなに強いのに”。
プロレスラーの現役生活ってそうとう難しくて、
時に、強くても、辞めてしまうんですよね。
それは様々な考えによるものだとは思いますが、
一部の特異な例外を除き、
一生続けられる仕事ではないことが、
一番の主な線引きなんだろうと想像します。
34歳という年齢にもなんとなく感ずるところがあります。
誰もそれを基準にはしていないとは思いますが、
34歳という年齢は、総務省や経産省がとる統計で「若者」と「それ以外」を隔てる年齢。
社会人のキャリアとしては中堅であり、会社の主要な働き手。
レスラーとしてのコンディションと、社会人としての立ち位置とが
まさに重なる“今”だったのかも知れません。
それでも、“男子レスラーが彼のように引退試合を迎えられる例は少ない”と
須山さんがツイートしてらっしゃいましたが、
年齢的にまさに全盛期を迎える今、レスラーとしてのコンディションを保ったまま、
キャリアに一区切りつけることが出来たこと。
それこそが、ダイスケ選手自身のキャリアの証明であるように思います。

引退試合は観に行けませんでしたが、
引退前に、観れてよかった。
引退前に、知れて良かった。
ダイスケ選手、お疲れ様でした。
ダイスケ選手、引退。
ダイスケ選手は、ガッツワールド所属の34歳。
学生プロレス出身選手を中心に設立されたガッツワールドのエースとして活躍してきた、
日本大学文理学部出身のプロレスラー。
田中将斗に憧れる、左腕でのスラインディングDの使い手。
ワタクシ、中々日程的にガッツワールドが合わず、
ダイスケ選手の試合を観戦したのは、
実は引退が決まってから見に行った、
今年11/3のBASARA新木場大会が初めて。
試合を見終わっての感想は、対戦相手だった木高イサミと、全く同じでした。
“なんで辞めちゃうんすかーッ!!”
ダイスケ選手を初めて知ったのは多分、2009年ぐらいのインディーのお仕事。
2009年くらいからDDTを中心にインディー系プロレス団体の動画を漁り始め、
情報媒体として実に最適だったインディーのお仕事を狂ったように視聴。
(しかも当時JCOMではサムライが映らなかったので、
スカパーに入っている人に録画してもらってDVDで繰り返し見てた。)
その中で、団体の告知コーナーで“負傷欠場中のエース”としてモグラに紹介され、
告知を行っていたのが、ダイスケ選手でした。
ガッツワールドと言えば当時の私は“梁和平が出てる団体”くらいの認識しかなくて、
所属選手として名前を初めて覚えたのがダイスケ選手だったことになります。
そんな割りと昔に存在を知っていて、復帰後もインディーのお仕事中心に動向は知っていて、
ニコプロが普及してからは試合映像を見る機会も増えながら、
ついぞ今の今まで、試合を見たことがなかったというのは、
なんとも不思議なものです。
が、不思議だったのは私だけではなく、
ずっとインディーで活躍を続けているBASARAの大将・木高イサミも、
実はこの日が初対戦。
そして、直後に口をついたのが、“なんで辞めちゃうんすか、こんなに強いのに”。
プロレスラーの現役生活ってそうとう難しくて、
時に、強くても、辞めてしまうんですよね。
それは様々な考えによるものだとは思いますが、
一部の特異な例外を除き、
一生続けられる仕事ではないことが、
一番の主な線引きなんだろうと想像します。
34歳という年齢にもなんとなく感ずるところがあります。
誰もそれを基準にはしていないとは思いますが、
34歳という年齢は、総務省や経産省がとる統計で「若者」と「それ以外」を隔てる年齢。
社会人のキャリアとしては中堅であり、会社の主要な働き手。
レスラーとしてのコンディションと、社会人としての立ち位置とが
まさに重なる“今”だったのかも知れません。
それでも、“男子レスラーが彼のように引退試合を迎えられる例は少ない”と
須山さんがツイートしてらっしゃいましたが、
年齢的にまさに全盛期を迎える今、レスラーとしてのコンディションを保ったまま、
キャリアに一区切りつけることが出来たこと。
それこそが、ダイスケ選手自身のキャリアの証明であるように思います。

引退試合は観に行けませんでしたが、
引退前に、観れてよかった。
引退前に、知れて良かった。
ダイスケ選手、お疲れ様でした。
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