選考が難しかったというよりかは、
一体何の基準に従って順位をつけたものか、
という点で思い悩んだ部門。
《ネット・プロレス大賞2018〜プロレスを伝えたで賞〜》
大体例年だと、“多くの人にプロレスに接する機会を作った”ことや、
“プロレスに関わらない層へプロレスに接する機会を作った”ことを
評価するような部門として投票する向きがつよいですが、
なんとなくそろそろ飽和してきている気がしていたりいなかったり。
だからもう単純に、自分にとって楽しかったものに票を割くことにしました。
1位 DDTLiveマジ卍
2位 レスラーズ・グラフィカ
3位 アイドルレスラー展

1位に推したのは、サイバーエージェント傘下のDDTが
AbemaTVと手を組んで週一ゴールデンタイム中継で行った、「DDTLIVEマジ卍」。
色々な弊害があったため賛否両論噴出したこの放送(興行)ですが、
コンテンツとしては、個人的にはとても面白かった。
火曜夜19:00-21:00だったときは、会社から40分くらいで新木場に行けたので、
とても快適に見て程々の時間に家に帰れる興行だったので、
そこそこの頻度で会場に脚を運んでいました。
おそらくここで目指されたのは、WWEにおけるRAWとかSMACKDOWN。
DDTのリングではそういう妙にドラマチックなことが頻繁に行われてきましたが、
マジ卍開催を転機に、この新木場が“ストーリーを進める場”になりました。
なので平日夜のそこそこの客入りの興行にも関わらず、
妙に豪華な試合とドラマチックな興行を4320円で楽しむことができ、
画面の向こうの視聴者は、無料で楽しむことができたわけです。
しかし。
起こった明確な弊害は、たぶんこんな感じ。
・新木場の方が後楽園より面白い
・ストーリーが進む回は展開が不自然になりがちで、“外れ”も多い
・地方興行でのストーリー展開が行われない
・無料中継で見れるため、会場までの客脚が遠のく(プロ野球中継に見られた現象)
etcetc
リソースがマジ卍に集中してしまった結果、色々なバランスを欠いた、
というのが、個人的な雑な感想。
でも、平日新木場にあの豪華さは、確かに楽しかったのです。
なので多分、かつてない回数DDTの興行を見てた。
あと、“普段DDT見ないけど中継みて楽しそうだったから来た”という人も
3人くらい見かけたので、そのあたりも含めて。
2位はレスラーズ・グラフィカ。

プロレス関連グッズ制作、主にポートレートの撮影・デザインでおなじみの
ハコファクトリィ(あきやまさん)主催の、
プロレスラー写真展。
2017年に第一回開催となったところ、
プロレスファンの間で話題となり、あの平日マスク選手がモデルとして名を連ね、
付随する催しとして“ギャラリープロレス”が行われるなど、
プロレス者たちを喜ばせてくれました。
そして、2018年も多彩なモデルたちと美しい写真の数々で、
プロレスファンの目を楽しませるとともに、
やはり今回も行われた“ギャラリープロレス”も大賑わいとなりました。


個人的には、魅力的なレスラーたちを魅力的に写し出す、
ハコさんの写真がとても好き。
大体ポートレートを見れば“あ。ハコさんのだ。”とわかる、
特徴的な仕上がりとなってます。
…わたし実は写真に詳しくないので、何が、どのように、と、
説明するセンスはないのですが。
あとこの写真展のコンセプトは様々にあって、
例えばフリーのプロレスラーにスポットを当てる、ですとか、
あまり目立ちたがらないプロレスラーを引っ張り出す、ですとか。
展示物も撮影自由で、展示品の販売も実施といたれりつくせり。
(うちにも1枚平日マスクパネルが飾ってあります。)

今年の開催もすでに3月末ごろに決まっていて、
たぶん、ハコファクトリィさんの持ち出しになってる部分めっちゃあるだろうなあ…
と思っているので、迷惑がかからないように過ごしながら、
また楽しませていただこうと思います。
3位にアイドルレスラー展。
こちらもまた、レスラーを被写体とした写真展。
東京女子プロレスの写真集の撮影を担当した写真家の立花奈央子さんが
中心となって様々な写真家の方とプロレス団体、プロレスラーに声をかけて、
新橋の画廊で、“アイドルレスラー”をテーマとした展示が行われました。
被写体となったレスラーと、撮影を担当した写真家の方によるトークショーが
何度か開催されたのですが、聞いていてとても勉強になりました。
なんか社会科見学に行った気分。



後夜祭も楽しかったです。
プロレスは、深度が深まれば深まるほどややこしく、面倒くさい。
私の拗らせ具合を見ていただければ、
一目瞭然なくらいに。
“プロレスブーム”と言われるようになってそこそこ経ちましたが、
やっぱりまだどこか、届いていないという感じがする。
まあ、届けなくてもいいのかもしれませんが、
そうなるとまだ、プロレスラーが(経済的に)幸せになる未来が見えない。
なので、面倒臭さを言わば“脱臭”する試みが、
こっから先に進むためには必要なのかなあ…とか、
思ったり、思わなかったり。
取り急ぎ、ここでは単純に“ボクが楽しかったもの”を並べました。
おわり。
一体何の基準に従って順位をつけたものか、
という点で思い悩んだ部門。
《ネット・プロレス大賞2018〜プロレスを伝えたで賞〜》
大体例年だと、“多くの人にプロレスに接する機会を作った”ことや、
“プロレスに関わらない層へプロレスに接する機会を作った”ことを
評価するような部門として投票する向きがつよいですが、
なんとなくそろそろ飽和してきている気がしていたりいなかったり。
だからもう単純に、自分にとって楽しかったものに票を割くことにしました。
1位 DDTLiveマジ卍
2位 レスラーズ・グラフィカ
3位 アイドルレスラー展

1位に推したのは、サイバーエージェント傘下のDDTが
AbemaTVと手を組んで週一ゴールデンタイム中継で行った、「DDTLIVEマジ卍」。
色々な弊害があったため賛否両論噴出したこの放送(興行)ですが、
コンテンツとしては、個人的にはとても面白かった。
火曜夜19:00-21:00だったときは、会社から40分くらいで新木場に行けたので、
とても快適に見て程々の時間に家に帰れる興行だったので、
そこそこの頻度で会場に脚を運んでいました。
おそらくここで目指されたのは、WWEにおけるRAWとかSMACKDOWN。
DDTのリングではそういう妙にドラマチックなことが頻繁に行われてきましたが、
マジ卍開催を転機に、この新木場が“ストーリーを進める場”になりました。
なので平日夜のそこそこの客入りの興行にも関わらず、
妙に豪華な試合とドラマチックな興行を4320円で楽しむことができ、
画面の向こうの視聴者は、無料で楽しむことができたわけです。
しかし。
起こった明確な弊害は、たぶんこんな感じ。
・新木場の方が後楽園より面白い
・ストーリーが進む回は展開が不自然になりがちで、“外れ”も多い
・地方興行でのストーリー展開が行われない
・無料中継で見れるため、会場までの客脚が遠のく(プロ野球中継に見られた現象)
etcetc
リソースがマジ卍に集中してしまった結果、色々なバランスを欠いた、
というのが、個人的な雑な感想。
でも、平日新木場にあの豪華さは、確かに楽しかったのです。
なので多分、かつてない回数DDTの興行を見てた。
あと、“普段DDT見ないけど中継みて楽しそうだったから来た”という人も
3人くらい見かけたので、そのあたりも含めて。
2位はレスラーズ・グラフィカ。

プロレス関連グッズ制作、主にポートレートの撮影・デザインでおなじみの
ハコファクトリィ(あきやまさん)主催の、
プロレスラー写真展。
2017年に第一回開催となったところ、
プロレスファンの間で話題となり、あの平日マスク選手がモデルとして名を連ね、
付随する催しとして“ギャラリープロレス”が行われるなど、
プロレス者たちを喜ばせてくれました。
そして、2018年も多彩なモデルたちと美しい写真の数々で、
プロレスファンの目を楽しませるとともに、
やはり今回も行われた“ギャラリープロレス”も大賑わいとなりました。


個人的には、魅力的なレスラーたちを魅力的に写し出す、
ハコさんの写真がとても好き。
大体ポートレートを見れば“あ。ハコさんのだ。”とわかる、
特徴的な仕上がりとなってます。
…わたし実は写真に詳しくないので、何が、どのように、と、
説明するセンスはないのですが。
あとこの写真展のコンセプトは様々にあって、
例えばフリーのプロレスラーにスポットを当てる、ですとか、
あまり目立ちたがらないプロレスラーを引っ張り出す、ですとか。
展示物も撮影自由で、展示品の販売も実施といたれりつくせり。
(うちにも1枚平日マスクパネルが飾ってあります。)

今年の開催もすでに3月末ごろに決まっていて、
たぶん、ハコファクトリィさんの持ち出しになってる部分めっちゃあるだろうなあ…
と思っているので、迷惑がかからないように過ごしながら、
また楽しませていただこうと思います。
3位にアイドルレスラー展。
こちらもまた、レスラーを被写体とした写真展。
東京女子プロレスの写真集の撮影を担当した写真家の立花奈央子さんが
中心となって様々な写真家の方とプロレス団体、プロレスラーに声をかけて、
新橋の画廊で、“アイドルレスラー”をテーマとした展示が行われました。
被写体となったレスラーと、撮影を担当した写真家の方によるトークショーが
何度か開催されたのですが、聞いていてとても勉強になりました。
なんか社会科見学に行った気分。



後夜祭も楽しかったです。
プロレスは、深度が深まれば深まるほどややこしく、面倒くさい。
私の拗らせ具合を見ていただければ、
一目瞭然なくらいに。
“プロレスブーム”と言われるようになってそこそこ経ちましたが、
やっぱりまだどこか、届いていないという感じがする。
まあ、届けなくてもいいのかもしれませんが、
そうなるとまだ、プロレスラーが(経済的に)幸せになる未来が見えない。
なので、面倒臭さを言わば“脱臭”する試みが、
こっから先に進むためには必要なのかなあ…とか、
思ったり、思わなかったり。
取り急ぎ、ここでは単純に“ボクが楽しかったもの”を並べました。
おわり。
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