カレー屋(EXA)

エキプロ5で遊ぶブログでした。もはやその名残りはほぼない。

観戦メモ2020:10月

2020-11-02 21:35:00 | スポーツその他


10月終了。
12興行。

一度打った内容をうっかり全部飛ばして半泣きで書き直してます。

もう様々な団体で興行が再開していて、
昨年より土日の出勤が少ない割に
「なんで観に行く興行数こんなに減ったんだろう?」
と口にしたら
「我闘雲舞行ってないんだから当たり前だろう」
という的確すぎるツッコミを入れられて閉口しました。
納得。

ちなみに昨年行った興行の25%が我闘雲舞の興行。

その分、チョコプロめっちゃ見てる。




《最優秀試合候補》
1.3 DDT 後楽園 田中将斗vsクリス・ブルックス
1.4 東京女子 後楽園 中島翔子vsハイパーミサヲ
1.4 崖のふち女子 板橋 松本都vsクリス・ブルックス
1.13 DDT 住之江 竹下幸之介&勝俣瞬馬&飯野雄貴vsアントーニオ本多&平田一喜&くいしんぼう仮面
1.13 ガン仁田 住之江 渡瀬瑞基&ミス・モンゴルvsアルティメット・スパイダーJr&青木いつ希
1.22 BASARA 新宿 FUMA&久保佑允vsバナナ千賀&ツトム・オースギ
1.25 我闘雲舞 市ヶ谷 アントーニオ本多vs駿河メイ
1.26 九州プロレス 北九州 入江茂弘vs野崎広大
2.2 ガンプロ 王子 翔太vs旭志織
2.9 我闘雲舞 王子 SAKI&水森由菜&紺乃美鶴vs高梨将弘&新納刃&趙雲子龍
2.10 FREEDOMS 後楽園 杉浦透vs宮本裕向
2.11 東京女子 北沢 辰巳リカ&渡辺未詩&鈴芽vs伊藤麻希&らく&原宿ぽむ
2.15 藤田プロレス☆スクール 2AWスクエア 翔太vs本田アユム
2.16 東京女子 蕨 天満のどか&のどかおねえさんvsのどかおねえさん&のどかおねえさん
2.17 JSTAGE 新木場 ディック東郷vs藤田峰雄
2.17 JSTAGE 新木場 近野剣心&吉田綾斗&中津良太vs野村卓矢&阿部史典&佐山駿介
2.18 BASARA 新木場 阿部史典vs下村大樹
2.18 BASARA 新木場 バナナ千賀&ツトム・オースギvs木高イサミ&関根龍一
2.18 BASARA 新木場 高梨将弘vs藤田ミノル
3.7 仙女 奈良 DASH・チサコvsKAORU
3.7 仙女 奈良 橋本千紘&優宇vs里村明衣子&駿河メイ
3.8 仙女 新宿 橋本千紘vs朱里
3.20 我闘雲舞 板橋 クリス・ブルックスvsバリヤン・アッキ
3.20 我闘雲舞 板橋 高梨将弘&藤田ミノルvsTAMURA&趙雲子龍
3.21 東京女子 板橋 坂崎ユカ&瑞希&乃蒼ヒカリvs中島翔子&愛野ユキ&舞海魅星
3.21 ガンプロ 板橋 今成夢人&バリヤン・アッキvsマイク・ベイリー&冨永真一郎
3.21 ガンプロ 板橋 春見沢萌彦&勝崎周之助&桜井鷲vs坂口征夫&樋口和貞&赤井沙希
3.21 ガンプロ 板橋 石井慧介vs岩崎孝樹
3.29 スク闘2020 スポルティーバ ロッキー川村vsジ・インテリジェンス・センセーショナル・グランド・パッションマスク4号
4.5 琉ドラ 南風原 藤田ミノルvs初代・ポークたま子
4.?? チョコプロ 市ヶ谷 紺乃美鶴vs水森由菜
4.?? チョコプロ 市ヶ谷 田中将斗vsバリヤン・アッキ
5.5 チョコプロ 市ヶ谷 藤田ミノルvs水森由菜
5.17 チョコプロ 市ヶ谷 藤田ミノルvs駿河メイ
5.27 チョコプロ 市ヶ谷 水森由菜vs駿河メイ
5.30 チョコプロ 市ヶ谷 駿河メイ&バリヤン・アッキvs水森由菜&藤田ミノル
6.5 毒人 某所 GAINAvs三原一晃
6.5 毒人 某所 HUBvs藤田ミノル
6.14 ガンプロ 板橋 藤田ミノルvs桜井鷲
6.14 ガンプロ 板橋 朱崇花vs翔太
6.14 ガンプロ 板橋 石井慧介vs大家健
6.21 DDT 鶴見青果 HARASHIMA&平田一喜vs竹下幸之助&勝俣瞬馬vs高木三四郎&中村圭吾
6.28 チョコプロ 市ヶ谷 さくらえみvs紺乃美鶴
6.30 チョコプロ 市ヶ谷 さくらえみvs水森由菜
7.4 東京女子 両国KFC 愛野ユキvs上福ゆき
7.5 ZERO1 新木場 大谷晋二郎vs今成夢人
7.5 JSTAGE 王子 佐藤光留&佐山駿介vs阿部史典&野村卓矢
7.13 SEAdLINNNG 後楽園 中島安里紗vs世志琥
7.19 チョコプロ 市ヶ谷 紺乃美鶴vs駿河メイ
7.23 DDT 後楽園 坂口征夫&樋口和貞&赤井沙希vsHARASHIMA&アントーニオ本多&里歩
7.23 DDT 後楽園 遠藤哲哉vs上野勇希
7.24 チョコプロ 市ヶ谷 紺乃美鶴vs水森由菜
7.26 ガンプロ 板橋 石井慧介vs新納刃
8.9 チョコプロ 市ヶ谷 駿河メイvsSAKI
8.9 東京女子 神田明神 伊藤麻希vs 上福ゆき
8.9 東京女子 神田明神 渡辺未詩vs舞海魅星
8.10 東京女子 神田明神 中島翔子vs桐生真弥
8.17 チョコプロ 市ヶ谷 SAKI&水森由菜vsクリス・ブルックス&翔太vs藤田ミノル&アントーニオ本多
8.25 ストリートファイトクラブ 後楽園 今成夢人&まなせゆうなvsクリス・ブルックス&松本都
8.28 チョコプロ 市ヶ谷 アントーニオ本多vsルル ペンシル
8.31 FREEDOMS 後楽園 マンモス佐々木&ビオレントジャックvs藤田ミノル&山下りな
9.8 BASARA 新木場 ツトム・オースギ&バナナ千賀vs塚本拓海&ヤス・ウラノ
9.12 ガンプロ 板橋 藤田ミノルvs翔太
9.14 大日本 後楽園 阿部史典&野村卓矢vs大谷晋二郎&青木優也
9.21 東京女子 品川 坂崎ユカ&中島翔子vs瑞希&伊藤麻希
9.22 BASARA 後楽園 阿部史典vs中津良太
10.1 ASSEMBLE 上野 彩羽匠&門倉凛&Maria vs 桃野美桜&神童ミコト&星月芽依
10.4 チョコプロ 市ヶ谷 駿河メイvs水波綾
10.4 FREEDOMS 後楽園 葛西純&竹田誠志vs藤田ミノル&山下りな
10.10 東京女子 北沢 中島翔子vsらく
10.11 BASARA 2AWスクエア トランザム★ヒロシvsアントーニオ本多
10.15 GLEAT 後楽園 朱里vs優宇
10.20 大日本 後楽園 伊東竜二&勝俣瞬馬vs宮本裕向&木高イサミ
10.20 大日本 後楽園 橋本大地&神谷英慶vs阿部史典&野村卓矢
10.21 大日本 後楽園 橋本大地vs岡林裕二
10.21 大日本 後楽園 藤田ミノルvs高橋匡哉


観に行った興行の数は多くなかったけれど、
観に行った興行はどれもとても満足感が高くてですね。

そして、カードをみて期待していた試合が、
期待通りだったり、期待以上だったりと面白かったのもまた、
印象的な月でした。



まず、物見遊山的に観に行った
“女子プロレス共闘組織”ASSEMBLEが
とてもとても面白かった。

何がどのように面白かったかあれするには文字数が足りないので
省略致しますが、面白かった。

冒頭、各団体代表が試合順の抽選をするのですが、
発起人の一人である長与(千種)さんが
マーベラスを代表してくじを引き、そこでいきなりメインを引き当てるあたりが
“もってる”。
…会場からもその声はたくさん漏れてましたね。

そして迎えたメインイベント、
マーベラスの6人が見せた試合が、
とても素晴らしかった。


















まさかの敗戦を喫しながらマイクをとった彩羽匠が思わず
「これがプロレスなんですよ!」
と述べたのも頷ける、そんな試合。





…ちなみに私、マーベラスまだ観に行ったことなくてですね。
観に行ってみたいと思ったときにで誰かが欠場していたりと
中々タイミングが合わず、当の彩羽匠選手も膝の負傷で10ヶ月ほどの欠場が見込まれてます。

ただ、もう、ゴチャゴチャ言わずに観に行ってみよう。

そう思わせてくれるだけの試合を見せてくれたのは間違いないので、
隙をみつけて観に行ってみよう。



10.4市ヶ谷では、チョコプロシーズン3最終戦として
2大会が行なわれました。
その中で昼大会は、特殊ルールによるワンマッチとなりましたが…
この試合は実に、画期的。

“フォールズカウントエニウェア”ルールで行われたこの試合、
通常のエニウェアルールとさらにひと味違い、
フォールを認められる場所が、“エニィ平面”…
いや、“エニィライン”だったこと。

これを言葉で説明するのはもはや無理なので、スクショを2枚。





1枚目の状況
→両肩をマットに触れている駿河メイと両肩をタオルケットに触れている水波綾のダブルフォール

2枚目の状況
→両肩をシャッターに触れている水波綾にフォールカウント

とにかく、あらゆる箇所に両肩が物理的に触れていると
カウントを数えられる、という、
フォールの概念がよくわからなくなる一戦は、
大変スリリングで見ごたえのある内容となりました。

その素晴らしい戦いから、
この試合は“シーズン3ベストバウト”に選出。
個人的には8.17記念大会の3Wayタッグと甲乙つけがたい名勝負。



その10.4はなんだかんだ一日中プロレス観てましたね。
その夜のFREEDOMSから、UNCHAINの同門対決。

































[Twitterに上げそこねたのでここぞとばかりに。]

もう何度かアレしている気もしますが、
改めて。
山下りなは素晴らしい。
山下りなのデスマッチ素晴らしい。
UNCHAIN、素晴らしい。
語彙消滅試合。



東京女子プロレスからは
インターナショナルプリンセス王座を賭けたトーナメント1回戦から。
端的に申し上げて好きな選手同士の試合なんですが…

内容としては想像の斜め上。



















稀代の(個人の形容であり、感想ですが)“魔法使い”であるらくが、
トーナメントという負ければ終わりの試合で選んだのは、
まさかの奇襲…っていうか、闇討ち。

勝つために手段を尽くす選手が好きですが、
その手段の尽くし方があまりに想像の斜め上だったので、
大変満足しました。



トランザム★ヒロシが、
“師”であり“友人”であるアントーニオ本多を迎えての一戦は、
もう、見たいものが見れたという感じの試合。










アメリカンでありヨガであり、
歌があって昔話がある…

というもう何がなんだか詰め込み過ぎな世界。
でも、最後にはやっぱり、拳を交わし合う。
そんな、二人の世界。



このカードが決まった瞬間に行くことを決めました、
新団体GLEATからは、この日の個人的ベストバウトで、
10月の個人的ベストバウト。

朱里vs優宇の、UWFルール。

















“U”を標榜するリングに、
“U”FCという、世界最高峰の
“U”ltimateな舞台で戦った朱里と、
“U”chuの系譜を受け継いで名に背負う
Y“UU”

…そんな“U”に纏わる言葉遊びをまず思いついた私ですが、
それより何よりですね。

朱里さんは“UFCファイター”が結構ピックアップされますが、
そもそも、元Krushのチャンピオンで、
個人的な認識としては、立ち技で日本最強クラスだったことの方を
いつも注視してます。

優宇さんは、チーム200kgとしてのパワーが着眼点になりがちですが、
やっぱり個人的な認識として、ですが、
“ポジションをとる”技術において、ひょっとして女子プロレスラーの中で
最も優れているんじゃないか…と思ってます。

ある意味でその個人的に抱いている2つの“幻想”を真っ向からぶつけ…
さらにその幻想を膨らませてくれるような素晴らしい試合でした。
めちゃめちゃ楽しかった。



最後は大日本の後楽園2連戦から。

最侠タッグで名を上げた…
というか、
もう、見事にチャンスを掴み取った勝俣瞬馬へ、
まず惜しみのない称賛を。





















ただもう文字数が足りない。

あともうこれは不思議な感覚で、
普通は逆な気がするんですが…

デスマッチは、“爽やか”で、
ストロングが、“トンパチ”でした。

どっちも超面白かった。



で、
翌日のタイトルマッチ。

結果からいえば敗れてしまったわけですが、
王者・橋本大地の強さに舌を巻きました。





























誰がどう見ても明らかな岡林裕二の攻撃力。
しかも挑戦者決定戦で圧倒的な強さを見せての挑戦となった
絶好調の岡林裕二を相手に…橋本大地は
あの攻撃を、あの爆発的な攻撃を受けに受けまくって、
最後には、岡林裕二を“攻め疲れ”させた。

その強さにただただ、手に汗握りました。
素晴らしい王者。



その日のメインイベントは、
月光闇討ちデスマッチ。

もう、一生覚えていられる類の試合。

























温故知新。

まさしく。



《最優秀興行候補》
1.4 崖のふち女子 板橋
1.27 まっする1 新木場
2.15 藤田プロレス☆スクール 2AWスクエア
2.18 BASARA 新木場宴
3.26 まっする2 新木場
(3.28 チョコプロ1 市ヶ谷)
3.29 スク闘2020 スポルティーバ
(5.5 チョコプロ11 市ヶ谷)
(5.23 チョコプロ16 市ヶ谷)
(5.27 チョコプロ17 市ヶ谷)
(7.19 チョコプロ33 市ヶ谷)
(7.26 チョコプロ35 市ヶ谷)
(8.17 チョコプロ41 市ヶ谷)
9.21 まっする3 品川
10.1 ASSEMBLE 上野
10.6 ガンプロ 後楽園

ガンプロは、実にガンプロでしたね。

























最優秀新人候補》
薄井鉄央(BASARA)
桐原季子(我闘雲舞)
小石川チエ(我闘雲舞)




《最優秀タッグ候補》
新井健一郎&藤田ミノル(九州プロレス)
Speed of Sounds(フリー)
PURPLE HAZE(全日本プロレス)
ド腐れヤッホーズ(チョコプロ)
メーメーミーミー(チョコプロ)
東京失恋学園(チョコプロ)
チーム200kg(仙女)new!
アストロノーツ(BASARA&大日本)new!



《最優秀団体候補》
1位 チョコプロ
2位 マッスル
3位 崖のふち女子プロレス

でだいたい決まった。





《ベストモーメント》
1.19 オレンジタウン 翔太「1.5 東京ドーム、オカダ・カズチカvs内藤哲也戦でオカダ・カズチカがインプラントを繰り出したときの海野レフェリー」
3.20 YMZ 板橋 Chair King
7.26 ガンプロ 板橋 まなせゆうな「ガンプロの家族にして下さい!」





《MVP候補》

〜独断と偏見で選ぶ月間MVP〜
1月 ディック東郷
2月 水森由菜
3月 バリヤン・アッキ、さくらえみ
4月 ポークたま子
5月 藤田ミノル
6月 さくらえみ
7月 坂崎ユカ、紺乃美鶴
8月 藤田ミノル
9月 阿部史典
10月 杉浦透

下半期に入り、年末も迫り、
全体的にチャンピオンシップの行方に注目が行きがちな今日このごろ。

10.4後楽園大会で佐々木貴相手にKFC王座防衛を果たした、
杉浦透に感じた“風格”めいたものが、実に印象的でした。











昨年葛西純から王座を奪取した杉浦透は、
この一年間で
ビオレントジャック、
宮本裕向、
竹田誠志、
葛西純、
そして佐々木貴と、
実に錚々たるデスマッチファイターたちから防衛を果たすと、
12.25“ブラッドクリスマス”の対戦相手として名乗りを上げたのは、
正岡大介と竹田誠志。

この二人から“戦いたい”熱を向けられるほど、
凄まじい王者として君臨しています。

そしてそれを自身のマイクで
「このベルトの価値、すごいことになってんじゃねえの!?」
と語っても、まるでチープに感じさせない。

それはやっぱり、“風格”のなせるものなんだろうと思いました。



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