昨日2時21分から数回の大きな地震が発生。私は東京支店で会議室中に、妻は日曜日の熱海マラソン大会に合わせ上京中西葛西のマンションで。 そして次女が友達と何回目かの卒業旅行とやらでディズニーランド園内で。我が家で三人が東京で被災。
電話が繋がらず心配したが一時間後には何とか全員の無事を確認し一安心。
ただ当日夜の飛行機で帰宅予定だった娘が交通手段全滅で園内より動けず、吹きさらしの立体駐車場で長時間避難を続けているとの連絡が入る。夜になり懸命に頑張っているスタッフの方達も小さな子供連れへの対応で一杯、野宿するしかないとの連絡。
とにかく西葛西よりタクシーをつかまえて向かえに行こうとトライするが、とても出来る状況でない。結局私達の向かえを諦め、4時間近く歩き夜中0時過ぎに西葛西のマンションに到着。
地震直後より建物内での安全確保が出来ていないと言う理由で数万人の来園者全員が建物から出されたとの事で、夜になっても広場で配られた段ボールやビニールにくるまり寒さを凌いでいたとのこと。最初聞いた時は冷淡な対応と思えたが、よく考えて見ると多くの来場者の安全確保を最優先にした冷静な対応だろう。
娘達は土産売場に並んでいる時に今回の大地震にあったらしいのだが、余りの恐さに悲鳴をあげその場にしゃがみ込んでいた時、ゆれているなか売場の若いスタッフ達がとっさに横にある大きなぬいぐるみを座り込んでいる来場者達に配り、頭の上に被るようにと指示をしていたとの事。
自分達と変わらない若いスタッフ達がその場で判断を仰がずに、まず目の前のお客の安全を最優先に考えて動いている事にプロ意識を感じたと感激していた。