タミヤさんの、「サラトガ」が完成です!
2020年を締めるにふさわしい大型艦の完成になりました。
迷彩の米艦建造が続いてきましたが、このキットも塗装の作業がほとんどだった気がします。
舷側のモールドも左右分割タイプの船体で見事な再現!ただこのモールドが、マスキング作業をする時に、しっかりとマスキングテープを貼らないと塗料がはみ出てしまいますので、塗装作業するときは一番慎重になったところでもありました。
船体の基本塗装は、タミヤカラーのスカイグレイで、結構気に入っています。暗いグレーで塗装すると、「タイコンデロガ」の時のように、迷彩の分け目がはっきりしないのでメリハリがつかず、迷彩塗装の苦労が報われません。中でも、色の選択で悩んだのが、タミヤさんのミディアムブルーで塗装している部分です。
「オーシャングレイ」と言うくらいだから、灰色なんでしょうけど、灰色の濃度の選択を間違えると、メリハリがつかないし、ウェブ上の完成キットや当時の写真に色付けした資料などを見てミディアムブルーを選びました。Mrホビー水性カラーのミディアムブルーも買ってみましたが、彩度が高いので船体への使用はイメージと違ったので、タミヤカラーを選択。
塗装で困ったのは、左右の横からの迷彩はわかりますが、塗装が回り込む前後の色の切れ目デザインがわからないので、ネットや本、モデラーの完成キットを見ながらの格闘でした。それでも、わからないところは想像です。
今更ながら、2014年のホビーショーで、なんとこのメジャー32/11Aの塗装での商品紹介がされていました。いやー気が付くのが遅すぎ!もっと早く気が付いていたら、色の選択も変わっていたかもしれません。
今回、塗装で一番見た本は「ネイビーヤード」
「ネイビーヤード」は、「艦船模型スペシャル」より読み返すことがほとんどありませんでしたが、米艦キットの参考になる特集が結構あってとても助けられました。今は、購入を控えていますが、ちょっと考え直さないといけないかなーと考えてしまいました。
キット自体の組み立ては、さすがタミヤさんのキットで、ストレスなくサクサク組み立てができました。
右舷の大きくはみ出したバルジは「サラトガ」の最終形態の特徴でもありますので、このバルジと同じくらい目立つのが、舷側についている二ヶ所の階段。このパーツは部品として入れてほしかったなーという印象がありす。
艦底は珍しく、落とし込みタイプです。このタイプにした理由がホビーショーで語られていた事も完全に忘れていました。船体の中に落とすことで乾舷の低さに貢献出来ること。そして、「レキシントン」を開発するときに、右舷の金型を換えて、底パーツを通常の船体に貼れば腰高に貢献できるなど、複線が貼られていたのです。でも、もう6年も経過していますので、妄想だったのかも・・・
艦橋前の「鐘」は、「カウペンス」の角と同じくらい意外と目立つので、再現して正解でした!
「レキシントン級」は、フジミさんのキットの印象が強く、「長い太い」!のイメージでしたが、船体が重くなって、乾舷がグッと低くなって、かなり印象が変わりました。
元は、巡洋戦艦らしく、スマートな船体に惚れ惚れです。
個人的な好みは右舷の直線的な迷彩がお気に入りです!
年末は、じーーーーっと、完成した「サラトガ」を見ながら過ごしたいと思います。
「鐘」のことなんですが私は今まで気にもしていなかったものの、“艦艇 鐘”で検索すると結構詳しく調査されている方なんかもいて驚きました。年末年始、良いお年をお迎えください。
結構スマートな船体なのが新発見でした。
宮ちゃんさんも良いお年をお迎えください。
それでは、良い年の瀬を、そして良い新年をお迎えください。来年も楽しみにしています(^-^)g""。
おはようございます。年内最後の完成おめでとうございます。
私は基本的に艦艇の迷彩は面倒なので施さないのですが、
人が製作したのを見るのは好きですし、その腕に感心します(^_^)
わかまるさんも毎回きちんと塗装にもこだわる処もすごいな~と目の保養をさせて頂いておりました。
また来年も楽しみにしていますので、よろしくお願いいたします。
迷彩は、出来上がってからの、余韻がしばらく続くので苦労のし甲斐があります。ちょっとでも、誰かの参考になれば嬉しいです。サラトガながめながら新年を迎えようと思います。海角七号さん、三毛猫さんも良い年をお迎えください!