わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

金閣寺

2011-02-13 00:52:35 | 観劇

金閣寺
2月2日 神奈川芸術劇場

原作:三島由紀夫
原作翻案:セルジュ・ラモット
翻訳:伊藤ちひろ
演出:宮本亜門
振付:小野寺修二
出演:森田剛、高岡蒼甫、大東俊介、中越典子、高橋長英、岡本麗、花王おさむ、大駱駝艦、山川冬樹、瑳川哲朗 他

私、原作読んだことありません。

三島由紀夫の芝居って、言葉が美しいけれど、耳から入ってくるとなかなかすぐに理解できなくて、気づくと別世界に行っちゃう時もありました。
でもこの作品は、普通な感じだったので、おやっ?って思ったら、やっぱり…
フランス語で翻案したものを、日本語に翻訳し直していたのでした。

そのせいか、言葉よりも演出、特に動きが印象に残りました。

舞台上の椅子や机を役者が動かし、別なセットに作り変える動き。
役者の演技としての動き。
観劇後に確認したら、振付は小野寺修二でした。

金閣寺を具象化して、その金閣寺を演じた山川冬樹。
背が高く、足がなが~かった。
そして、印象深い声。
ホーミーや、まるで地底から湧き出るような音を出してました。

森田剛は、すごかった
ジャニーズとかアイドルとかじゃなくて、役者でした。
溝口そのものの人生を演じきっていたように感じました。

つぶやくような『生きよう』という、最後のセリフがとても印象に残りました。

小説の朗読から始まり、溝口の心情を他の役者が表現する演出もとてもよかった。

最近の宮本亜門の演出はあまり好きではなかったのですが、この作品は本当によかった

3階席の2列目で観ましたが、集中して観ました。
眠気なんてまったく感じませんでした。




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