わたきょんの観劇(感激)日記

日常生活や芝居についてのあれこれ

白夜行

2010-11-08 21:45:54 | 映画

第23回国際映画祭 特別招待作品
白夜行

10月25日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ 舞台挨拶あり
一般公開は2011年1月29日

原作:東野圭吾
脚本:深川栄作、入江信吾、山本あかり
監督:深川栄作
出演:堀北真希、高良健吾、船越英一郎、姜暢雄、緑由利恵、栗田麗、今井悠貴、福本史織、斎藤歩、中村久美、田中哲司、戸田恵子

東野圭吾の小説【白夜行】。
小説すばるに連載されているときに読んでました。
でも、単行本になったものは読んでないので、細かいエピソードはあまり覚えていません。
なので、小説のエピソードがそのまま映画になっているのか、映画には多少オリジナルなエピソードが入っているのか区別がついてません。

しかし、あの長い小説をどうやって2時間にまとめるのか興味ありました。
原作を知らずに映画を見るとどう感じるのでしょうか?

上映前に舞台挨拶がありました。
船越英一郎が「この映画は、救いがありません。心で感じてください」と言ってました。
また、「とにかく監督には、説明過剰な演技をやめろと言われました。かなり抑えて演技したつもりでも、まだ船越がいるとかなり厳しい注文がありました。」と言ってました。
高良健吾も「常に満たされない気持ちで、つらかった。」と言ってました。
高良健吾は映画では黒髪でしたが、今の仕事の関係か短い金髪の頭をしていて、ずいぶんと印象が違って見えました。
堀北真希は「小説は読んでいましたが、どうやって自分を雪野に近づけるか悩みました。自分で悪いことをするシーンはあまりありません。一見、好感も持てるような女性ですし……。演じる上では、その場の空気を自分のものにするような女性を意識しました。」とコメントしてました。
深川監督は「笹垣の視点が、僕の視点です。」と言っていました。

見終わった後は、やはりどよ~んとした気持ちになりました。
子供のときに負った大きな心の傷が、その後の人生にどんなに大きな影響を与えるのか。
自分の心を殺してまで、雪野に尽くす亮司。
亡くなった自分の子供への思いを、雪野や亮司に追い求める笹垣。
自己犠牲という言葉が浮かんできました。
亮司が影で、雪野が光だとすると、影を失った光は、今後どうなってしまうのか?と心配になりました。

メインの3人はもちろんですが、戸田恵子と田中哲司も印象に残りました。



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