7位に甘んじた1年前、先輩に「来年は試走100周して金メダル獲りますよw」と誓った枚岡クロカン。去年の9月6日に1回目の試走に行って以来約5か月間、休日とか冬休み返上で試走を100周やり遂げた。『今日優勝せんかったら、あの苦しかった70時間は水の泡
』と自分に言い聞かせて臨んだ今日…第56回枚岡公園クロスカントリー競走大会。
開会式が12:30からやったから、朝はゆっくりめに起きた。家を出るまでの間はベッドの上でストレッチをしながら今までの試走を思い返してた。『負けるかもとか思ってたら負けそうやな。』とか思っては、こういう時こそBELIEVE (←俺のウインドブレーカーに刺繍してある言葉。) やと思うようにした。
枚岡公園に着いてからも心は落ち着かず、何回もアップをした。開会式には東大阪市長も来てた。
高校男子3km之部のエントリーは総勢106名。106人もおったら誰か1人ぐらいには負けることもありうると思いながらもレースはスタートした。レースは2組構成で、メンバー的に1組の方が速かったから1組を制した人が優勝やと思ってた。俺は1組やったから、何が何でも1位を取りにかかった。号砲が鳴ったとき、俺の枚岡クロカン通算111周目――今までで1番大事な1周。――が始まった。他校の短距離陣も多く出てたから最初は誰かが猛ダッシュをすると予想してたけど、誰もしなかった。よって、血がたぎっていた俺は必然的に先頭になり、最初は結構なスピードでとばす羽目になった。でもこの展開は試走で何回もシミュレーション済みやったから冷静でいられたよ。200mぐらいで八尾に抜かれたから無理せず付いていった。200mぐらい付いていったところで登りになったから俺はとばして抜いた。100周試走したから登り方とかちょっとしたショートカットという地理的な経験には自信があった。その坂で経験が生きたようで、2位とはそこで7mぐらい差が付いた。一度付いた差は縮められてはいけない。このまま差を広げて追ってくる相手の気力を削がないと。と、そこからは必死でペースを維持した。しかし今日は最初とばしすぎたようで予想以上にしんどく、木の間のショートカットを超えたあたりでなんと…歩いちゃった。『これは非常にやばい。』と思って後ろをチラッと見ると…みんな歩いてた。でもまだ2位との差は10mほどやったからなんとか頑張って速く歩いた。そこから頂上までの約100mは走ったり歩いたりを繰り返した。100周目の試走では走り切れたから、大事な試合でやってしまった感がしたわ。なるべく後ろから見えてる時は走って、後ろから見えなくなったら歩いた。そうすることで相手に〝自分はまだまだ走れる〟ことをアピールしてやる気を削ぐ作戦w
なんやかんやで登り切った時には2位とは20mぐらい差が付いてた。下り始めは足の制御が利かなくて崖から滑り落ちそうになった。地面に手とか付いちゃったし。危ない危ない。もう後はひたすら下った。赤い橋の手前で最強のショートカットを使うかどうか迷ったけど、審判に後で何か言われたら嫌やからやめといたw 別に使ってもルール違反ではなかったとは思うけど。赤い橋を渡り終えて斜面を下ったところで後ろを振り返ると、2位との差は50mぐらいにまで開いてた。俺はここで勝利を確信した。でもさすがにしんどかったから、確実に勝つためにちょっとペースを下げて休憩した。そしてそのまま500mぐらい走ってゴール!最後の階段はめちゃくちゃバテたけど感慨深かった。2位は最後猛ダッシュしたらしく、最終的には7秒差やった。まぁ勝てばいいんだよ、勝てば。
走り終わったら今までの試合で味わったことのない気持ち悪さと頭痛が襲ってきた。しばらく枯れ葉の上に寝転がってたけど寝ころんでるだけでしんどかった。アミノバリューとSOYJOYバナナ味をもらってベンチに帰った。2組は関大北陽の短距離がスタートから謎の猛ダッシュをしてたけど、結局先頭はそんなに速くはなかった。
俺は仁と一緒に本部に結果を見に行って、喋りながら20分ぐらい待ってたら結果が張り出された。
悲願の金メダル!!!(*゜∀゜)b


100周試走した甲斐があったよ。


開会式が12:30からやったから、朝はゆっくりめに起きた。家を出るまでの間はベッドの上でストレッチをしながら今までの試走を思い返してた。『負けるかもとか思ってたら負けそうやな。』とか思っては、こういう時こそBELIEVE (←俺のウインドブレーカーに刺繍してある言葉。) やと思うようにした。
枚岡公園に着いてからも心は落ち着かず、何回もアップをした。開会式には東大阪市長も来てた。
高校男子3km之部のエントリーは総勢106名。106人もおったら誰か1人ぐらいには負けることもありうると思いながらもレースはスタートした。レースは2組構成で、メンバー的に1組の方が速かったから1組を制した人が優勝やと思ってた。俺は1組やったから、何が何でも1位を取りにかかった。号砲が鳴ったとき、俺の枚岡クロカン通算111周目――今までで1番大事な1周。――が始まった。他校の短距離陣も多く出てたから最初は誰かが猛ダッシュをすると予想してたけど、誰もしなかった。よって、血がたぎっていた俺は必然的に先頭になり、最初は結構なスピードでとばす羽目になった。でもこの展開は試走で何回もシミュレーション済みやったから冷静でいられたよ。200mぐらいで八尾に抜かれたから無理せず付いていった。200mぐらい付いていったところで登りになったから俺はとばして抜いた。100周試走したから登り方とかちょっとしたショートカットという地理的な経験には自信があった。その坂で経験が生きたようで、2位とはそこで7mぐらい差が付いた。一度付いた差は縮められてはいけない。このまま差を広げて追ってくる相手の気力を削がないと。と、そこからは必死でペースを維持した。しかし今日は最初とばしすぎたようで予想以上にしんどく、木の間のショートカットを超えたあたりでなんと…歩いちゃった。『これは非常にやばい。』と思って後ろをチラッと見ると…みんな歩いてた。でもまだ2位との差は10mほどやったからなんとか頑張って速く歩いた。そこから頂上までの約100mは走ったり歩いたりを繰り返した。100周目の試走では走り切れたから、大事な試合でやってしまった感がしたわ。なるべく後ろから見えてる時は走って、後ろから見えなくなったら歩いた。そうすることで相手に〝自分はまだまだ走れる〟ことをアピールしてやる気を削ぐ作戦w
なんやかんやで登り切った時には2位とは20mぐらい差が付いてた。下り始めは足の制御が利かなくて崖から滑り落ちそうになった。地面に手とか付いちゃったし。危ない危ない。もう後はひたすら下った。赤い橋の手前で最強のショートカットを使うかどうか迷ったけど、審判に後で何か言われたら嫌やからやめといたw 別に使ってもルール違反ではなかったとは思うけど。赤い橋を渡り終えて斜面を下ったところで後ろを振り返ると、2位との差は50mぐらいにまで開いてた。俺はここで勝利を確信した。でもさすがにしんどかったから、確実に勝つためにちょっとペースを下げて休憩した。そしてそのまま500mぐらい走ってゴール!最後の階段はめちゃくちゃバテたけど感慨深かった。2位は最後猛ダッシュしたらしく、最終的には7秒差やった。まぁ勝てばいいんだよ、勝てば。
走り終わったら今までの試合で味わったことのない気持ち悪さと頭痛が襲ってきた。しばらく枯れ葉の上に寝転がってたけど寝ころんでるだけでしんどかった。アミノバリューとSOYJOYバナナ味をもらってベンチに帰った。2組は関大北陽の短距離がスタートから謎の猛ダッシュをしてたけど、結局先頭はそんなに速くはなかった。
俺は仁と一緒に本部に結果を見に行って、喋りながら20分ぐらい待ってたら結果が張り出された。
- 高校男子3km之部―10分26秒 (第1位)
悲願の金メダル!!!(*゜∀゜)b


100周試走した甲斐があったよ。
