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反安保法案(米国の無法な戦争に加担する従米下請け戦争法案)反集団的自衛権、反安倍の管理人による真実を追求・周知するブログ

米国のイラク民間人殺戮に対し、 「フセインが悪い!」 安倍のアメポチぶりと冷酷さに怒りしか感じない

2015年08月05日 | 安保法制関連法案に関する動画文字おこし

(所感) 

これまでブログ記事を書くときには、安倍晋三氏に対して”安倍議員”という表現を用いていたわけですが、敢えて”安倍総理”という表現を極力、使わないようにしてきたのは、ハッキリ言って我が国、日本の総理大臣とは絶対に認めたくないという強い思いが自分の中にあるからでありますが、

今回、タイトルを見てのとおり、”安倍”と呼び捨てにして書いてあります。

いつもこの”安倍”には怒りしか感じないわけですが、今回特に凄まじい怒りを感じ、敢えて”安倍”と呼び捨てにしたタイトルに。

 

なにに対して凄まじい怒りを感じたのかと言うと、安倍内閣が今国会で強行成立を図ろうとしている安保関連法案には、『国際平和支援法案』という、米軍や他多国軍の後方支援(兵站:戦闘の一部を成す)のため、いつでも海外派遣ができるようにする、又、自衛隊派遣は国会の事前承認を例外なく義務付けるという、新しい恒久法案が含まれており、

これに対し、山本太郎議員は米軍によるイラクでの市民(非戦闘員)に対する殺戮を追求し、こういった殺戮を行った米軍などの後方支援(兵站)を自衛隊にさせようとしている国際平和支援法案の危険性を訴えるためであろうと思いますが、

山本太郎議員による米軍のイラク市民(子供、女性、お年寄り等の非戦闘員)に対する殺戮について安倍に追及したところ、次のような答えが返ってきたわけです。

え~まずですね、そもそも何故、米国、多国籍軍がイラクを攻撃したかと言えばですね、大量破壊兵器、当時のサダム・フセイン独裁政権がですね、これはかつては間違いなく化学兵器を持ち、そしてそれをですね、イラン・イラク戦争で使用し、多くの人々を殺し、自国民であるクルド族に対してもですね、これを使用してですね相当多くの自国民も殺したという実績があったわけでありまして、そしてそれを・・ 既に大量破壊兵器は無いということを証明する機会を与えたにも関わらず、それを実施しなかったというわけであります。

そこでですね、国連決議において国連憲章第7章の下で採択された決議、678、687、及び1441を含む関連の安保理決議によってこれは正当化されたというわけでございます。


米軍によるイラク攻撃開始の前に、大量破壊兵器は存在しなかったという国連の調査結果が出ていたのにも関わらず、米国などがこの報告を無視しイラク攻撃を行ったわけです。

また、イラクの大量破壊兵器の捜索活動を指揮していたCIAのデビッド・ケイ博士は、米上院軍事委員会の公聴会で「イラクに生物・化学兵器の大量備蓄は存在しない。私たちの見通しは誤っていた」と証言されている。 そして、米国とともにイラク攻撃に参加したイギリスのブレア政権でも大量破壊兵器の存在が認められないと認識されていた。

にも関わらず、未だに安倍はイラクは大量破壊兵器を持っていた、サダム・フセインが悪いかのような主張でその場を逃げ切ろうとしているかのような答弁を行ったわけです。


その答弁の様子を見ていると、実際、米軍がイラクで市民を殺戮していた事さえ知らず、初めて聞かされたかのような雰囲気で答弁を行い、綺麗ごとばかりに終始するその姿がなんとも腹が立つ! いつまでもとぼけてんじゃないよ!!といった怒りしか湧いてこない。

国民の生命と安全、幸福追求の権利を守るために安保法案は必要だ、とかなんとか真面目くさった顔で言ってのける安倍は、その一方でイラク市民が米軍に殺戮されたことに関し、安保理決議によってこれは正当化されたと国会の場でぬけぬけと言ったわけです。

 

こういった人間に日本国民の生命、安全、幸福追求の権利を守るという気概が本当にあると思われますか!?皆さん!!

私は無いと思いますね。 ただただ、自己保身のため、我欲のために安保法案(戦争参加法案)を強行的に成立させようとしているとしか思えないのです。

いろいろと安保法案に関する国会質疑の動画を拝見してきたのですが、今回ほど、安倍内閣(安倍とその一味)の、人間の命などなんとも思わない冷酷さと、凄まじいほどのアメポチぶりが見て取れたことはない。

絶対に安保法案(戦争参加法案)を成立させてはいけないと、今回特に確信した。(山本太郎議員の質疑のおかげだと思っています。)

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【山本太郎事務所編集】2015.7.30 安保特「イラク戦争~日本も戦争犯罪者になる?!」

質疑者:山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

答弁者:安倍晋三内閣総理大臣・中谷元防衛大臣・上村外務省中東アフリカ局長

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(※38秒あたりから書きおこし)

山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

安保法案について質問いたします。総理、宜しくお願いします。航空自衛隊がイラクに派遣されていたことは、総理は御存じですか?


安倍晋三(自民党 衆議院議員 内閣総理大臣)

え~まぁ、航空自衛隊はですね、イラク特措法に基づきまして平成16年3月から平成20年12月までの間、クエートを拠点としてイラク国内の飛行場との間で、人員物資の輸送をしていました。

具体的には、イラクの復興状況や国連多国籍軍の輸送ニーズ等を踏まえまして、国連、米軍等の要員や事務機器、医療機器、車両、航空機部品、テント等を輸送したわけでありました。

その際、輸送対象となる人員が武器を携行することについては、それが常備的な範囲(?)で通常、携行するものであれば輸送の対象としていたわけであります。

まぁ、これらの内容は活動期間中や活動終了後に国会に説明、報告するとともに、適切に公表しております。


山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

丁寧にご説明ありがとうございました。

そらそうですよね、空自の先遣隊、クエートに出発した時には内閣の官房副長官であられたんですもんね、ありがとうございます。

え~とですね、航空自衛隊、イラクで何を運んでいたんでしょうか!?というお話です。平成19年4月24日 衆議院本会議にて総理は、航空自衛隊のイラク派遣について、国連その他の人道復興支援のための人員物資の輸送を行っていると説明されました。これに間違いございませんか!?


安倍晋三(自民党 衆議院議員 内閣総理大臣)

え~それに間違いはないわけでありまして、まぁ、ご答弁申し上げた通りでございまして、国連や多国籍軍の輸送ニーズを踏まえまして、国連、米軍等の要員や、事務機器、医療機器、車両、航空機部品、テント等を輸送したわけでございます。


山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

そうですか!皆さんのお手元の資料で①になります。お手元の資料で円グラフをご覧ください。

元データは2009年10月、防衛省が開示したもの、航空自衛隊がイラクでの活動を開始した2004年3月3日から、最後の空輸となった2008年12月12日までの空輸実績の全記録をグラフ化しました。

全体で46,000人輸送いたしましたと! 先ほどの平成19年の総理の国会答弁だけを聞くと輸送のメイン、輸送したメインは国連の関係者がほとんどなのかなぁと勘違いしそうになりますけども、実際は国連の関係者はたった6%ほど!

その10倍、約60%以上が米軍や米軍族だったということなんですけれども、これあれですよね? なんの目的だったんですかね!? お伺いしていいですか?


中谷元(自民党 衆議院議員 防衛大臣 安全保障法制担当)

はい、あの数字の話ですがご指摘の通りですね、総人員が46,479人、米軍人が約半数の23,727人でございます。

この活動につきましては、特措法に基づいて人道復興支援活動を政策的に重視をしましたが、基本計画におきまして派遣部隊の編成規模については、人道復興支援活動を実施するために必要な規模という観点から定めるとともに、派遣部隊は人道復興支援に支障を及ぼさない範囲で安全確保活動、これを実施することと致しておりました。

で、イラクに派遣された航空自衛隊、こうした方針の下で活動を実施いたしまして、米軍は類似の安保理決議に基づいて治安維持活動のみならず、復興支援活動にも取り組んでいたということで、この二つの任務の中で活動したということでございます。


山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

フタを開けてみたら60%がアメリカの軍人であったりとか、軍属だったという結果があるわけですよね!

じゃあ、どうして国会の答弁において「国連その他の人道復興支援のための人員、物資の輸送を行っている」という答えをするのか?

どうして一番多い人たちが『その他』という部分に込められるのか? 意味が分からない!! これ、隠そう・・・そうですよ!いちいち法律を見てたら『等』と書いて”など” 結局そこに全部集約されてんだろ!?って。 国連関係と言いながら、メインは米軍の輸送に使っていたんじゃないかって!!


お手元の資料でございますけども、表と裏に週間運輸実績の一例(空自の)あります。 黒塗りの資料。そして裏が黒塗りのはずされた開示文書がご覧いただけます。

国連職員を運んでいるといいながら、その中には実際ほとんどが、米軍関係、自衛隊関係の人員だった。人道支援といいながら戦闘員を輸送していたんじゃないの!?ていう話だと思うんですけど、自衛隊が運んだ米軍兵士も復興支援のための人員だったと、

あの総理!総理、宣言なされますか、一言でお願いします。


安倍晋三(自民党 衆議院議員 内閣総理大臣)

まぁ、これはイラク特措法に基づくこれは活動としてですね、クエートを拠点とした国内の飛行場との間で人員物資の輸送をしたわけでありました。

あくまでも特措法に基づく活動をしていたわけでございます。


山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

なるほど!そう仰るなら総理は自衛隊がバグダッドまで輸送した兵士たち、お届けした兵士たちがその後、なにをしたのかという事の詳細まで把握されているということで宜しいですよね!?

ということはですよ、それらの兵士の所属部隊であるとか、従事した作戦まで知っていたという話になります。それが把握していたということになりますから!

もう一度、お伺いします。把握していたということで宜しいですか? 内容は結構です。 把握していたか、してなかったか。


安倍晋三(自民党 衆議院議員 内閣総理大臣)

あの、この法律によってですね、まさにこれは人道復興支援活動と安全確保支援活動を行うということになっているわけでありまして、

そしてまた、自衛隊の部隊はですね、物品の輸送に際しては武器の輸送は行わないことにしているわけでございますが、今、私はこの詳細についてはですね、ここで承知をしているわけではございません。


山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

なるほど!詳細はわからないんですよね? 要は・・そういうふうに聞かされているというお話ですよね? そういう当時は、そういうお話に聞かされていたということじゃないんですか!?

先に進みましょうか! 総理は航空自衛隊がバクダッドに・・あっそうや!これ資料請求したいんですけど資料請求出来ますかね?

総理、これ把握されててっていう・・今把握していないけれども、昔聞いた話によるとそういう事だということだと思うんですけど、これ本当に、これ平和活動のみにその人たちが旅立って行ったのか、バグダッドから、ていうことの詳細というのは、これ資料請求できますかね? 応援してくれますでしょ? 隠したりしないでしょ!出してもらえますか資料!いかがでしょう?


安倍晋三(自民党 衆議院議員 内閣総理大臣)

まぁ、輸送した米兵についてはですね、イラク国内において復興支援、またはですね、治安維持、いずれの活動に従事していたというふうに認識をしております。


山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

へぇ~なるほど!そうですか。え~じゃあ総理は、航空自衛隊がねバグダッドに米軍兵士らの輸送活動を行った2006年から7月以降、それによって・・と言いますか、市民、米兵の犠牲者数、どのように変化していったかという事を把握されてますか?


上村司(外交官 外務省中東アフリカ局長)

お答え申し上げます。 米軍の犠牲者数に関しましてでございますが、ある一定の期間を区切って米国が発表しているものではございません。

我々が持っております数字は米国国務省の数字でございますけども、2003年3月19日から2010年8月31日までの、イラクの自由作戦全体の総数でございますが、4,724名の犠牲者が出ていると言う数字は持っております。

 

山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

フリップお願いします。こちらのグラフ、お手元の配布資料③です。

イラクで犠牲になった亡骸、この亡骸の数をカウントしているNGO イラク・ボディー・カウントの発表しているもの、ご覧になればわかる通り2007年の民間人の犠牲死亡者数24,000人にものぼっている。

自衛隊のクエートへの輸送が始まったのは、2006年の7月だと! この当時は安倍官房長官時代ですよね。これ以後の約1年間、開戦直後の空爆が激しかった頃を別にすると、最もイラク市民の犠牲が多かった時期であり、米軍兵士の犠牲も一番多かった時期だったそうです。

で、総理にお聞きしたいんですけど、2007年の1年間ですね、まぁこの2007年の1年間と言えば、総理がこれ第一次安倍政権の総理になられたときですよね。 この2007年の1年間で米軍が爆撃した回数ってご存じですか? これ通告してません。ご存じか、ご存じでないかだけで結構です、ありがとうございます。

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安倍晋三(自民党 衆議院議員 内閣総理大臣)

あの、爆撃した回数はですね、回数まで今、お答えすることはできません。


山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

すいません、突然の質問。

1,447回、1年間、2007年・・。1年間で1,447回も爆撃されたっていうのがイラクの現状だと。

所謂、テロとの戦いと先進国が始めた戦争によって子供、女性、お年寄り、多くの市民が犠牲になったと! イラク戦争に賛成したんですよね、安倍総理は! 賛成してなかったら多分、ここまでこれなかったですもんね総理まで、途中で。 アメリカ兵の輸送に関しても賛成されたわけですよね? これ賛成されてなかったらここまでこれないですもんね!


我が国の総理が、イラク戦争の実態、あまり詳しくは御存じないようなんですね。 その一方で自衛隊の活動を拡大しようとしている! アラブの人々、世界の人々聞いたらどう思うんですか!

航空自衛隊のイラクでの空輸活動については、2008年の名古屋高裁で違憲判決、 憲法違反だという判決が確定しています。 このことについてはご存じですか!? ご存じか、ご存じでないかだけでお答えください。

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中谷元(自民党 衆議院議員 防衛大臣)

はい、平成20年の4月17日に名古屋高裁における判決について、違憲の確認、及び差し止めを求める訴えは不適法なものであると却下をされました。

また、損害賠償請求は法的根拠が無いとして棄却をされておりまして、まぁ国側が前面勝訴の判決でございました。


山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

総理とお願いしたんです。総理にお答え頂きたい。 最高責任者なんでしょ!?

この違憲判決、要はイラクでの空輸はこれ違憲だ、憲法違反だという判決が出た。 その要旨、中身を見てみると、政府と同じ憲法解釈にたち、イラク特措法合憲としても、憲法9条1項に違反する活動を含んでいることが認められる。

人道支援といわれるものの実態は、結局、米軍との武力行使一体化であったと! それがハッキリと司法によって判断された。 イラク戦争でも我が国は、多くの民間人を殺すことに加担していた可能性が高いということを、これ伝えているわけですよね。

輸送した米兵の中では、ひょっとしたら戦場に向かって人道復興支援だとか言うような話になってたかもしれないですけど、表向きは、でもその中身はわかんないってことですもんね。

総理は衆議院での質疑で、国際憲章上、違法な武力の行使を行っていれば、それは国際法上、認められないことであり、我が国はそのような国を支援することはないと答弁されました。

総理、我が国がジュネーヴ条約国際人道法国際人権法に違反する行為、つまり、戦争犯罪に協力することなんてありえませんよね!? 一言でお願いしたいです。 あり得るか、あり得ないか、お願いします。

 

安倍晋三(自民党 衆議院議員 内閣総理大臣)

え~それは、我が国はですね、我が国として国連憲章上、違法な武力の行使を行う国に対し、支援や協力を行うことはないわけです。

 

山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

ありがとうございます。

えっと、夏休みにたまたま中学生がテレビを見てて国会やってたという方もいらっしゃると思うんですね。 今、私と総理との間でどういうやり取りがあったかと言いますと、戦争には最低限、ルールがあるんだよ!ってことなんです。

勿論、皆さんご存じだと思います。中学生になれば! 攻撃するのはあくまで戦闘員、軍事拠点であり、一般市民や民間施設は攻撃しちゃダメ!当たり前ですよね!

これに反する者は戦争違反とする!当然ですよね。 アメリカが批准しているジュネーブ条約では、民間人に対する攻撃、殺人、傷害は禁止!病人の保護、文民病院の攻撃禁止、定められております。そして今、総理が言われたことはルール違反は許さないよ!そういう事ですよね!

で、おそらくそういった、そういう違反をするような連中とはやっていかないから、という強い意思を示してくださったと思うんです。今までの委員会での発言でも。


でもですね総理!一番一体化・・一体化って言ったらおかしいですか!? 一番絆を深めたがっているアメリカ、米軍はジュネーブ条約など国際人道法、国際人権法違反の常習犯だそうです。

安倍総理にとっては、お爺様の時代から深く縁があるアメリカと、この法案が成立すればより一層、その絆も深まるかもしれない。 そのアメリカの軍隊は、例にももれずイラクでも戦争犯罪の常習犯の呼び声が高いそうです。


2004年4月、米軍はイラクのファルージャという都市を包囲、猛攻撃を行った。 翌月、国連の健康の権利に関する特別報告官が、「ファルージャの攻撃で死亡したのは90%が一般市民だった。約750人が殺されたという情報もある。国連は一刻も早く人権侵害行為に関して独立した調査を行うべきである」という声明も出している。

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フリップお願いします。先ほどお話しました中学生の皆さんのためにもフリップ出してください。 救急車、攻撃されてますよ!!!アメリカの攻撃ですよ、これ!!! 2004年6月、現地入りしたジャーナリスト志葉玲さんが撮影したもの、黒焦げになった救急車。


で、先ほどのお話です!国連の方が言うには、医療活動を妨害したのはアメリカ! そして救急車を攻撃したのもアメリカだという話なんです。あまりにも酷過ぎる。

じゃあ、ファルージャ、どんな戦いだったのか!2004年の11月から米軍の大規模攻撃を受けたですけど、この作戦に参加した米兵がこう言っている。 『冬の兵士、良心の告発』というDVDの中で、攻略戦の訓練を受けていた全員、ある日、軍法の最高権限をもつ部隊の法務官に召集されてこう言われた。

(画像元):上念司におすすめの動画『冬の兵士―良心の告発』(日本が好きな人のブログ:August 4, 2015)

「武器を持つ人間を見たら殺せ」

「双眼鏡を持つ人も殺せ」

「携帯電話を持つ人は殺せ」

「何も持たず敵対行為がなかったとしても、走る人、逃げる人は何か画策をしているとみなして殺せ」

「白旗を掲げ命令に従ったとしても、罠としてみなし殺せと指示した。」

「ファルージャで僕たちは、その交戦規定に従った。米兵たちはブルドーザーと戦車を使って家屋を一つひとつ引き潰し、人間は撃ち尽くしたか、犬や猫、ニワトリなど動くものはなんでも撃った。動物もいなくなったから死体も撃った」


これ一部のおかしな米兵がやったことじゃないですよ。米軍が組織としてやってきたことです。ファルージャだけじゃない!バグダッドやダマディでも!

総理!アメリカに民間人の殺戮(さつりく)、当時やめろと言ったんですか?  そしてこの先、やめろと言えるんですか? 引き揚げられるんですか? お答えください。

(関連記事・動画)

「冬の兵士」証言

 

 

安倍晋三(自民党 衆議院議員 内閣総理大臣)

え~まずですね、そもそも何故、米国、多国籍軍がイラクを攻撃したかと言えばですね、大量破壊兵器、当時のサダム・フセイン独裁政権がですね、これはかつては間違いなく化学兵器を持ち、そしてそれをですね、イラン・イラク戦争で使用し、多くの人々を殺し、自国民であるクルド族に対してもですね、これを使用してですね相当多くの自国民も殺したという実績があったわけでありまして、そしてそれを・・ 既に大量破壊兵器は無いということを証明する機会を与えたにも関わらず、それを実施しなかったというわけであります。

そこでですね、国連決議において国連憲章第7章の下で採択された決議、678、687、及び1441を含む関連の安保理決議によってこれは正当化されたというわけでございます。

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山本太郎(生活の党と山本太郎となかまたち 共同代表)

ありがとうございます!今、ツッコミが入りました。678は関係ないというお話がありました。

えっとですね、イラクに査察に入った国連の方々、700回以上ですよ、大量破壊兵器無かったていう話。 でも無理矢理、踏み込んだのはアメリカとイギリスじゃないですか!で、その片棒を担いだのは日本なんですよ!

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その総括がなされずに自衛隊をまた外に出す?、遠くに出す? 拡大させる? これ総括必要ですよ!総理、総括必要ですよ!貴方自身が!

だって、ずっとその決定した組織の中にいて、いいポジションにいたんですから!

(※書きおこし終了)

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