侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

願わくば花のもとにて、、

2008-04-04 15:48:34 | Weblog
あちこちからサクラのたよりとともに画像も届き、その美しさにうっとり!する。近くの公園も今は見事なサクラの園に成長し、ほぼサクラの名所になりつつある、今から27年前は貯木場で塀にとり囲まれていた場所だった、、今はこども達のあかるい笑顔もあるし、早朝のランニングやウオーキングにも活用されている。薄桃色にそまり、はらはらと花びらが散る中にたっていると西行さんのお歌が思わず口をついて出てくる、、「願わくば花のもとにて春死なん、その如月の望月の頃、、」この歌を歌った16年後のサクラの季節に西行様はお亡くなりになったらしい、、それから何百年もたつのにやっぱり私たち日本人はサクラが好き!こうしてサクラがさきはじめるとお花見にいかなければという気分に自ずとなってくるし、、気もそぞろにそわそわしてくる、この時期に卒業があり、入学があり、何かが終わり何かが始まる、、そしてサクラはほぼ数日でその美しさを閉じてしまう。このはかなさ、潔さが私たちはずっーと好きなんだ、、同じでいることを好まない、、かくいうわたしも今年は卒業し入学した、、これまで4年間命かけてひたむきに尽力してきた場を去り、新たな学びの場に身を置くことにした。今まで一番身近な自分のすむ場所や地域とじっくりむきあういとまもないほど外でうごきまわっていたけれど、これからはこの住んでいる町を大切にしながらゆっくり一日一日をお天道様と一緒に起きて寝るような暮らしにシフトして行けたらと思っている。みんなが立ち寄れる町の縁側にもなれるとうれしいし、、侘寂菜花筵は大人からこどもまでほっこりあたたまる場所にしたい、、ゴールデンウィークが終わることをめざしてプレオープンに漕ぎ着けたい!!今日はR君の誕生日。おめでとう!!天地が晴れ晴れと明るくなる清明の日でもある、、晴れ晴れと明るい心持ちですごしていってくださ~い!!

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