侘寂菜花筵(わさびなかふぇ)

彼岸の岸辺がうっすらと見え隠れする昨今、そこへ渡る日を分りつつ今ここを、心をこめて、大切に生きて行きたい思いを綴ります。

環境と農業を考える国際シンポジウム

2008-04-24 14:22:34 | Weblog
私のふるさとの詩人宮沢賢治先生は「農民芸術概論」の中で
高らかに農を営むこと即芸術であり世界が全体幸福になる
術であるとうたいあげている、、と私は解釈をしております。

まさにアグリカルチャーであるゆえんです。
農はまさにカルチャーであり、武器は人を救いはしないけれど
文化や芸術は人を豊かに愉しませ、想像力の翼はどこまでもひろがり
どこまでもとんでいきます。エネルギーなどなしに、、です。


 今こそ自給率が格段に低い我が国においては
真剣にとらえなければならない問題です。減反なんてもってのほか、、
住宅地にしてしまう場合は課税も辞さない姿勢でのぞむべきです。

遊作地はどんどん農地として解放し天地自然と呼吸しあえる勇気がわく有機農法で
耕作したい人々にゆだねていけばよいのです。
かくゆうわたくしも今年から千葉の一反5畝の畑を友人達と耕作しております。

自分たちで食べるものを出来るだけ自分でまかなうごく当たり前のことが
なおざりにされて経済だけを金科玉条に最優先したことのつけが
今こうして地球環境を悪化させています。
これまでのマインドセットを一度リセットしあらたな命を育むマインドへと
転換するべき時です。
このような考えに私は心から賛同し応援してゆきたく思います。
ちなみに私はこの春から通信制の大学の一年生になりました。
先日入学式に京都までまいりましたが学長の式辞でも戦争などの諍いを
やめさせることのできるものこそが芸術であるとそのような芸術を
愛し育み行為するひとに私もなりたいと強く思った次第です。


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