
下市町は、太古から受け継がれた薬草の町です。
江戸中期八代将軍徳川吉宗の命を受け、幕府採薬使が派遣され薬草園が開かれたことが主な由来となり、薬草に関わる「シモイチまるごと薬膳計画」が進行しています。
私も薬膳プロジェクトに参加したのがきっかけで、薬膳に興味を持ち少し勉強しながら、お家で薬膳始めました。
薬膳の五行学説では、一年を『春・夏・長夏・秋・冬』の五季に分けるそうです。
●春の養生薬膳(2月~4月)
春は、五臓の肝のはたらきが活発になるため、
春の薬膳は、肝のはたらきを促進することが大切です。
●夏の養生薬膳(5月~7月)
夏は、暑さにより心のはたらきが旺盛になるため、
夏の薬膳は、心のはたらきを助けることが大切です。
●長夏の養生薬膳(7月後半~9月前半)
長夏は、梅雨の湿気を嫌い脾の働きが悪くなるため、
梅雨期は、脾を補養し脾の働きを高めることが大切です。
●秋の養生薬膳(8月~10月)
秋は、五臓のうち肺の機能が盛んになるため、
秋の薬膳は、肺を潤し温めることが大切です。
●冬の養生薬膳(11月~1月)
冬は、精微物質を貯蔵する腎の働きが活発になるため、
腎を温め潤し気血の循環を促進することが大切です。
次回は、お家で薬膳春の養生をお知らせします。