若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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アレンジはすごい!!

2015年07月11日 | ジャンルを越えて ~音楽大好き!!~
みなさぁ~~~ん
こんばんはぁ~~~
今日も暑い一日でしたね~
ここのところずっと雨だったので
本当に久々に青空堪能できました

つい先日、ついたままになっていたリビングのテレビから
聞いたことがある歌が流れてきて、導かれるように
テレビの方へ行きました。

流れていた歌は、アル・パチーノ主演のミステリー
映画『Sea of love』から、
この映画の主題歌にもなっている同名タイトルで、
1959年に黒人歌手フィル・フィリップスが歌ってヒットした歌です。

実は、この映画の中で歌われていた『Sea of love』という曲、
私が聴いていたのとまったくちがうアレンジでビックリしたんです。
というか、映画で使われていたフィル・フィリップスのがオリジナルで
大ヒットした歌だったんです。

私はだれの歌で知ったかというと、
ハワイが誇る!そして日本が誇る!
『ウニキ・クム・フラ』の称号を持つハワイアンのスペシャリスト!
サンディーの歌でした。

サンディーさんは、東京生まれのスペインと日本人のハーフの方で、
日本名は鈴木あやさんとおっしゃるそうです。
現在も東京で800人の生徒さんを教えられている
ご自身のハワイアンスタジオでも活躍されています。

9歳で歌手活動を開始、10歳の時にはルーツであるハワイへわたり、
高校卒業まで過ごされたそうです。

日本の女性歌手というようにウィキペディアにも掲載されていましたが、
この『ウニキ・クム・フラ』というのは現地ハワイの人でも
とるのは難しいとされる、ハワイの踊りフラに関してはもちろん、
歌やハワイアンの歴史や楽器などすべてに精通している証で、
先生の先生、師匠のなかの師匠、ハワイアンのスペシャリスト
のような位置づけのようです。

アレンジってすごいなー、と思ったのですが、
この日、テレビでこのフィル・フィリップスのオリジナルを聴くまで
誰がどんなアレンジでうたっていたのか知りませんでした。

サンディのは、イントロはお祈りの言葉から始まり、
曲の中ではハワイ語をセカンドリフのように入れているし、
一方のオリジナルのフィル・フィリップスは
ワワワー、ボボボボン、の当時のばっちりスタイルにはまった
なんとも心地の良い歌。

そうなんです。

聴き比べにはもってこいの歌。

歌詞の内容は、

二人が初めてであった日のことは覚えているかい?
その日から僕にとって大切な人になるとわかっていた
伝えたいんだ、どんなにきみを愛しているかを
さぁ、一緒に行こう、海へ
僕らの愛の海へ

というような感じですが、
それだけ読むと、とてもロマンティックですよね。

ただ調べましたら、映画はその時観られなかったのですが、
内容がミステリーで、どうやら歌詞との関係性を持たせた内容で、
そうなるとこの歌の解釈もミステリーっぽくなるようです。

でも!!

今夜は7月に入ってはじめての晴れの土曜日!

ということで、ストレートにこの歌詞をロマンティックに
楽しんでお聴きくださいませ

チャートでもナンバー1をとっていたほどのヒットでしたが、
契約の関係で彼が手にしたおかねは少額だったのだそうです。
ワワワワワ、ボボボボン、のバックコーラスが心地いい!!
オリジナルのフィル・フィリップス。



さぁ!本日の主役!!
ハワイアンな気分に持ってこい!?
サンディー『Sea of love』



いかにも80年代!という感じで
とってもまったりな、いい雰囲気です!!
ハニー・ドリッパーズ 1982年



みなさぁ~~~ん!
お体に気をつけて、
どうぞ素敵な週末をお過ごしくださいね~~~

おやすみなさぁ~~~い
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