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ラーメン責任者





母親委員だから 文化祭はお仕事あります





が…なぜか今年は






『ラーメン責任者』






なんで?









責任者…決まらない…
グズグズ…
だらだら…
ジメジメ…







(あ"―もうすぐ十和田クラス始まる時間だ…早く決めれ!レッスン遅れるやないかい!)







…決まらない
…決まらない
…決まらない






(しまった前責任者だったKさんと目合ってしまった)






『っ沼尾さんやる?責任者やる?』








がぁ―――――――








『…………〓




っっっっ






(なんでぇ?あたし?まさか言うつもり?まさか返事するつもり?だって決まらないべな。誰もやらないみたいだし、あたしもう時間ないし、自分何言うつもりじゃ?だってどうすんのよ!断ったらまたダラダラ決まらないし、だめぇだめぇ、言っちゃダメだずの!やれねぇって!発表会どうすんの?言うな!言うな!ダメだってばバガ!)













や"り"ま"ずっ〓』









舌噛みながら腿つねりながら足の指グーにしながら言った









両手グー、
顔の横で前後に振って








ばかばかばかばかばかばか―







あたしのバカ――――








出来るのがっ
山のような準備
仕事なんもわがらん
どやすのよ!







文化祭でラーメン一番出る。去年は約800食






メンマ数える なると枚数きっちり切る
ネギ狂ったように刻む。






そして寸胴鍋は ただ者じゃない重さと熱さだった去年。ダシパックと昆布と塩を脇にはさみ仁王立ち数時間。







27人ものお母さん達をどやって動かすのよ
踊れないお母さん達だよ!










発表会はどうすんだ










あああたあ"――
















仕方ない
楽しもう。









吐きそう。