間違える人

行きつけの店『パラダイス.マエダ』の入口…





ぃ～ん





一つ目の自動ドア開く…






入ってすぐ左側にカート置き場







そのカート取りにいく






アタシの後ろで 閉じかけた一つ目の自動ドアが






ぃ～ん　　また開いた







『あぁ――、やっぱりそうだったぁ～』






…と言う声が後ろから聞こえ







(ん?アタシに言ったのかな…アタシの知り合い?この声は誰かな?あまり若くないな…学校父兄関係?…気さくな感じは 友達?この時間に 買い物しに来るのは同年代主婦?久しぶりの人?え～誰?だれっ?)









振り向く…

















知らねー











………どちらさん?










見つめ合う0.5秒…










『あま 間違えた…ごめんなさ～い』








ま　ま　間違える―――?








ま　ま　間違えるってがっ?






アタシみたいなのと間違えるってさ…
おかしくなくなくな―い?






いるの?アタシみたいなの…そこがびっくりだぜ。








『やっぱり』って事は、声かける前に 一度『そうかも?』と思って、更に確認して 間違いないと思ったから





『やっぱり』になったんだよね







二段確認。






しかも間違えた事がショックって顔してたし。







そんな似てる人…み み 見てみたい。








ちょと こあいね。
こんなんが ２人…








スター ファイヤー