自家焙煎珈琲

３度の飯に続いてコーヒーが好きな私ですが、先日、友達の勧めでドイコーヒーのＨＰから「間違いだらけのコーヒー選び」という小冊子を取り寄せました。
それによるとコーヒーは生豆の状態なら長く保存出来るが、焙煎をした途端から酸化し腐り始めてしまう。常温真空保存だろうが冷凍保存だろうが焙煎してからの鮮度が重要との事でした。
「焙煎してあっても挽かなければ長持ちする」と思っていた私の常識は、音をたてて崩れたのでした。
それなら飲む分量だけ自分で倍煎すれば、いつでも美味しいコーヒーが飲める！と安易な考えもと、焙煎器具（網製のフタ付きフライパンの様なもの）と生豆を買い込み、早速挑むのでありました。
ベランダに新聞紙を敷詰め（豆から皮や油が飛び散るから...）、カセットコンロで煎り始めます。

１回目：どこまで煎れば良いか分からず、パチッと豆が鳴り始めた時に火から下ろす。
【味】：あまりにも浅煎りでした...(T_T)。色も薄く、酸味も強く、あまり美味しいとは思えない。

２回目：パチッ、パチッとコーヒーの良い香り＆煙が立ち上ってから下ろす。
【味】：ドリップ時の泡はすごい勢いで盛り上がり、香り、色ともにGOOD！でもコクが少し物足りない感じ。

３回目：パチッ、パチッ、バチッバチッと少し焦げた香りが出始めた時に火から下ろす。
【味】：豆から出た油分でツヤも最高（写真参照）。でも「エスプレッソにすれば良かった」と思うほど、苦かったです。

初めて焙煎して思ったのですが、１０分程度煎ってパチッ！と鳴り始めてからが「勝負」のような気がします。珈琲の良い香りが立ち上って、焦げた香りになる前に火から下ろす。。。このタイミングをマスターすれば、美味しい珈琲が飲めるようになるんでしょうね。
道のりはまだ遠そうですが...

ワイン・アクセサリーズ・クリエイション(www.wineac.co.jp)の中村でした。