銭の戦争 全２０話 + ボーナスラウンド全５話

ネタバレ感想です。

※ＢＳ朝日の番組サイト（全２０話のみ）
※ＢＳ１１の番組サイト（ボーナスラウンド全５話のみ）

パク・シニャンさんのドラマの中で、きっと好き嫌いが分かれるだろうなぁと思われる作品。
以下、ネタバレ感想です。

コメディ色強めで始まるので、最初は「おっ！」となるんですが、２・３話目でとんでもない衝撃シーンが出てきます。かつての同級生に「俺のゲロ（吐瀉物）を食べたら、金を貸してやる」と言われるんです。
それをパク・シニャンさん、素手づかみで…思い出しただけでももらいゲロしそうorz食べはしませんけどね。
ここがこのドラマの第一関門かと。
ここを超えれば、結構ハラハラするシーンもあって楽しめると思います。韓国の貸金事情なんかも垣間見えて、ちょっとしたトリビアもありですね。

キャストもなかなか良いんですよ、チャングムの時のスラッカン最高尚宮を演じた、ヨ・ウンゲさんが脇を固めていたりで。私はこのドラマで知った女優さんですが、パク・ジニさんがヒロインなのも良かったです。

シニャンさん演じる主人公、クム・ナラが、暴力団の組長に気に入られて、その子分たちもナラの事を「兄貴！」と呼ぶようになるシーンがあり、その様子をパク・ジニさん演じるジュヒが、エレベーターの中で茶化すシーンがあるんですが、茶化すジュヒに対して、シニャンさんのアドリブだろうなぁと思われる返しに、ジニさんも思わず本当に笑っちゃってたりするんですよねぇ。
本当に前半は面白くて微笑ましいシーンもいっぱいあるんですけど、終わりに近づくにつれてシリアス度がぐっと増して、最後は、、、、、、、

ナラがマ・ドンポに刺されますorz

この終わり方、お金の恐ろしさを描いているんだろうとは思うものの、すっごいブルーでした。
そしてボーナスラウンドで、何らかの補足がされているのかと見てみたら、ボーナスラウンドはキャラクターの名前だったりだけを使った、また全然違う話でしたorzなのでストーリーやキャラクターの設定は、先の２０話とは絡みません。

シニャンさんファンの方や、ファンになったばかりの人は見るでしょうが、「韓国ドラマで面白いのない？」と聞かれても、この作品はすすめないですね…。