早稲田大学山岳部 活動記録(2014年度~)

早稲田大学山岳部です。2014年度より活動報告をこちらで行います。

ネパール合宿3月31日 休養日

2015-03-31 18:04:12 | 2015年度ネパール合宿
3/31
7時起床、朝食~終日休養(犬塚のみ15時半下山)

7時に起床、朝食をとる。天気は快晴。しかし、前日の夜に雪が多く降り、ポーターのACへの荷揚げが困難なため、予定していたACへは行かず休養日となる。

雪が降り、一面真っ白になったベースキャンプ
写真:鈴木雄大

9時から鈴木健斗がアタックに備え、エイト環とユマールの使い方を犬塚、神田と確認する。13時に昼食をとる。犬塚の体調が悪く、一旦BCから下りて体調を整えることになり、15時半にディンポチェへ下山を始める。他の人は明日のACへの荷上げに備え、準備をした。19時に夕食をとり、就寝。


文:鈴木健斗

ネパール合宿3月28日 チュクンで準備

2015-03-28 16:50:34 | 2015年度ネパール合宿
3/28 晴れ
8時半朝食~9時パッキング~11時ダワさんとコールの確認~13時昼食~18時夕食~21時就寝

 朝食後、チュクンのロッジ前のスペースでポーターが運んできた大ザックの中身を全て広げる。食糧と装備の準備をするグループで分かれ、11時頃に団体装備の準備が完了する。

 その後、隊員の不調などにより、シェルパのダワさんがルート工作に加わる可能性が少しながらある事を想定し、彼とのコールの確認を行なった。ダワさんも技術は一級品である事は間違いないのだが、言葉の違いや、ロープワークの細かな違いから、登攀システムを完璧に共有するのは難しかった。このような状況を考えると、ダワさんの力を借りずに我々の力だけでロープを張るのがマストである。
 また、一年生のアイゼン、靴、ヘルメット、スノーバーなど、足りない装備をレンタルした。だがチュクンのロッジに揃っているのはどれも10年以上前の物で、お粗末な装備ばかりだった。これらの重要な装備はレンタルに頼らない方がいいだろう。
 15時にはアイランドピーク登頂への全ての準備を終え、各自自由に過ごした。すると、ポルトガル人の30~40代の同じくアイランドピークを目指す8人パーティがロッジにやってきた。
 21時には皆就寝。全員体調は良さそうだ。


文:鈴木雄大

ネパール合宿 3月27日

2015-03-27 17:19:24 | 2015年度ネパール合宿
3月27日金曜日 晴れ 7時朝食~8時出発~11時到着~12時昼食~19時夕飯

いつも通り7時に出発の準備を完了させ食堂に集合。朝食をいただく。いつも通りトーストのみ。今日も天気は快晴。しかし気温は低い。昨日不調の福田も全快したので、8時に全員でチュクンにむけて出発した。



途中5回ほど休憩をはさんだ。アマダブラムの北東稜が見える。未だ誰もその稜線からアマダブラムの山頂を極めたものはいない。いつか我々の手でルートをつけたいと皆が強く思っていた。


また、目的地のアイランドピークも大きくなってきた。

11時過ぎに、最後の村であるチュクンに到着。ここから登山が始まる。12時に昼食。昼食後雪が降り出した。降り止む気配がない。明後日以降の行動は予定通りいくだろうか。19時に夕飯のダルバートを食べ、その後就寝。明日はレストだ。



献身的にお湯を沸かしてくれるポーターのカンツァ(左)

文章 : 福田倫史
写真 : 鈴木雄大

ネパール合宿3月25日

2015-03-27 16:58:36 | 2015年度ネパール合宿
3/25
7時朝食~8時30分パンボチェ発~9時25分ショマレ~10時40分オルショ~12時ディンボチェ(4370m)


7時に朝食を頼んでいたが、少し遅れて7時半頃朝食が運ばれてきた。今日はいつもと違い、朝からカレーを食べ、少し贅沢をする。

8時半にパンボチェのロッジを出発する。今日は一気に500m高度を上げるので、速く登りたい気持ちを抑えて、ビスターリビスターリ(ネパール語でゆっくりゆっくり)と登っていく。

オルショのあたりでは、アマダブラムのBCやノーマルルートが良く見えた。また、自分達の背後にはカンテガなどの6000m峰が常に聳え立っていた。シェルパのダワさんによると、カンテガ北東壁、東稜は未踏の壁らしい。また、北、北西面からアマダブラムに登頂した人も未だに居ないらしい。一度にこれだけの未踏ルートを見ることができ、大きな可能性を感じた。

ディンボチェに着くと、私達の登る候補に入っていたポカルデがよく見えた。槍ヶ岳の槍をさらに研いだような山だった。

4000mを超えても全員調子は良さそうだ。

鈴木雄大


未踏のカンテガ北東壁

ナムチェ二日目

2015-03-22 16:31:56 | 2015年度ネパール合宿
今日は、高所順応のためテンジン像がある広場を経由して3660m付近まで上がりました。
広場では、アマダブラムとローツェシャール、ローツェ、エベレストが一望できる最高の絶景スポットであった。シェルパのダワさんに、アマダブラムのノーマルルートを教わったが実際には裏側だったので見ることはできず。イメージを存分に膨らませるにとどまった。

3600m付近はかつて飛行場だったらしい。

ロッジに帰ってきて昼食を食べ全体行動は終了。18時に集合ということを決めて、各々の時間に。

クライミングシューズを持ってきた3人は良い岩を求めて散策。かなり歩いたところに発見。良い課題(4級ほどか?)で結構楽しめた。明日以降も、たくさんあるらしいのでかなりの期待。

ナムチェのボルダーでムーブを一緒に解決する、小川惇一郎と福田倫史
Photo: 鈴木雄大