公害防止基準値の一時的な超過について

可燃ごみ処理施設において、1号炉焼却炉の排ガス中水銀濃度が一時的に当組合の定める公害防止基準値(50μg/㎥N)を超える事態が発生しました。今回、短時間で正常な数値に復帰したため当組合の定める施設停止の基準※1には至らず、また、適切な操作により事態は収束しております。

なお、周辺地域に環境汚染や健康被害を生じることはございません。

詳細につきましては下記添付資料をご覧ください。

※1 運転停止・再開方針のことをいいます。

【抜粋】 自動測定機で異常な数値が検出された24時間後の数値(1時間平均値)が公害防止基準値を超過する場合は当該焼却炉を立ち下げる。

運転停止・再開の方針の詳細はこちらをご覧ください。

公害防止基準値の一時的な超過について.pdf [134KB pdfファイル] 

煙突入口水銀濃度の推移(1時間平均値).pdf [57KB pdfファイル] 

 

浅川清流環境組合「運転停止・再開の方針」も公表している、、
いわゆる、23区清掃一組のいうところの24時間ルールのようなものかな、、
それがいいのか悪いのか、専門的な事はわからないが、、、
連続測定器の数値が、基準値を少しでも超えればその都度炉停止などはあり得ないという事は理解できる、その見極めも技術や経験が必要なのだろう、慣れと驕りで怠慢にならないように、、
ごみ質や諸々の悪条件を改善させて、直ちに数値を基準値以下にすればいいのだろう、、炉停止のリスクは大きいので、

全国各地の廃棄物焼却施設で、
まれに、維持管理状況(連続測定器)の測定数値を改ざんしたり、ピークカットしたなどというニュースも出てくるが、、、堂々と、、多少の管理値超過はあれど、短時間で改善させたと公表すればいいのに、、、、23区の清掃工場も、維持管理状況の公表の中で、連続測定器の測定結果で測定値が維持管理計画値を超過した理由正常な燃焼状態に回復させた状況を公表している~

廃棄物焼却炉も、AIや自働運転などといえども、技術でコントロールも必要なのだろうから、、、
もちろん、排出者が焼却不適物を混入させない事が何よりも重要である事はいうまでもないが、