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汚れたペットボトルも「ボトルtoボトル」水平リサイクル、サーキュラーペット津山工場 年間25,000トンの大規模生産能力

2024年06月26日 08時28分20秒 | 容リ法 プラ新法

ブログのコメント頂いて初めて知った~
(参考「動画【汚れたペットボトル】宝の山?フランスのリサイクル大手・岡山に注目!」)


汚れたペットボトルも「ボトルtoボトル」水平リサイクル
岡山県津山市に、ペットボトルの再資源化工場 サーキュラーペット津山工場 が2024年3月しゅん工、すでに本格稼働しているのかな???

サーキュラーペットの特徴は、
キャップやラベルがついたまま、もしくは飲み残しのあるような低グレードの素材であっても、リサイクルPETを生産することができるのが特徴だという、、、

汚れたペットボトルも資源化可能といえども、再資源化の工程ではそれだけ環境負荷は大きくなる、しかし、コンビニ回収や自販機回収など、どうしても汚れの多いペットボトルは存在する、、こういう受け入れ先があれば業者は大いに助かるだろう、、、

しかし、企業というのは、なんであれ負の側面があってもそれを逆手に商売にする、たいしたもんだと思う。せっかく資源として集めても、汚れているからといって、そのまま焼却や埋め立てにするよりはいいのだろう、、ごみや資源の収集や運搬はじめ処理処分、行政任せするよりも、事業者に任せた方がよほど効率よくできるのだろうな~

サーキュラーペットの株主、ヴェオリア・ジャパン合同会社、三井物産株式会社、株式会社セブン&アイ・ホールディングスということなので、セブン-イレブンやイトーヨーカ堂などの店頭回収のペットボトルの処理も行っているのだろうか? 

JR九州グループの各駅や列車内、駅ビルなどで排出された使用済ペットボトルを回収し資源化、NTTデータグループとも使用済みPETボトルの水平リサイクルに向けた基本合意締結と、、

サーキュラーペットは津山市に立地ということで、
津山圏域資源循環施設組合(津山市、鏡野町、勝央町、奈義町並びに美咲町)は株式会社サーキュラーペットとサントリーグループとペットボトルの「ボトルtoボトル 水平リサイクル」に関する協定を締結、令和6年4月から事業開始のようだ~

「ボトルtoボトル」水平リサイクルばやり、、
水平リサイクルPETボトルリサイクル2023年次報告書
2030年度までにボトルtoボトル比率50% ←目標
使用済みPETボトルの水平リサイクル
2022年度ボトルtoボトルリサイクル169千トン(前年度比43.5%増)
ボトルtoボトル比率※ 29.0%(前年度より8.7ポイント増)
※販売量に対するボトルtoボトルリサイクルされる量の比率

いいことなんだろうが、、
日本の場合、本当に大量消費の大量リサイクル、、
発生抑制も「ボトルtoボトル」が免罪符で、
軽量化は進んでいるようだが、
2022年度の清涼飲料用PETボトルの出荷本数は241億本(2004年度比の1.63倍)
環境負荷(CO₂排出量)2,111千トン-CO₂(2004年度比1.01倍)

 


 

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【プレスリリース】サーキュラーペット津山工場が竣工

株式会社サーキュラーペット(本社:岡山県津山市、代表取締役:喜田知克)は使用済みPETボトルを原料に、PETボトルの原料へ再資源化するサーキュラー型のビジネスモデルを実現することを目的として、同社津山工場を建設し、本日竣工式を行いました。

キャップやラベルがついたまま、もしくは飲み残しのあるようなPETボトルは、リサイクルが難しいとされてきました。サーキュラーペットは、このような低グレードの素材であっても、リサイクルPETを生産することができるのが特徴です。生産能力は年間25,000トンで、本格稼働は今春中を予定しています。

サーキュラーペットの特徴

● 年間25,000トンの大規模生産能力
● リサイクルPET樹脂1トンあたり、約1.1トンのCO2削減する見込み
● 低グレードの素材にも対応し、飲料向け素材を生産する技術
● ヴェオリア、三井物産、セブン&アイの三者強力タッグ
● 地元津山市との連携
● JR西日本やJR九州など、環境課題を共有するサプライヤーとのパートナーシップを多数構築

自治体や民間事業者によって回収し選別された使用済みPETボトルを原料として購入し、選別、破砕、洗浄、溶融、固相重合処理を行い、PETボトル等製造の原料に利用可能なリサイクルPET樹脂を製造および販売する事業を行います。

サーキュラーペットは、ヴェオリア・ジャパン合同会社、三井物産株式会社、株式会社セブン&アイ・ホールディングスの三社合弁事業として2020年4月に設立しました。

本事業を通じて日本国内での「ボトルtoボトル」リサイクルに貢献し、地域と連携しながら環境負荷の低減、脱炭素化を推進します。

会社概要

会社名    株式会社サーキュラーペット
設立年月日  2020年(令和2年)4月15日
株主構成   ヴェオリア・ジャパン合同会社 三井物産株式会社 株式会社セブン&アイ・ホールディングス                                            代表取締役  喜田知克
工場所在地  岡山県津山市くめ字団地50-77(面積:49,971.45m2)
製造能力   年間約25,000トン (リサイクルPET樹脂)
事業概要   リサイクルPET樹脂の生産および販売 (使用済みPETボトル素材を、PETボトル等の原料へ再資源化)  

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