
※グラフは東京二十三区清掃一部事務組合「清掃事業年報 別冊(平成21年度)リサイクル編」より作成
東京二十三区清掃一部事務組合ホームページより
■清掃事業年報 別冊(平成21年度)リサイクル編
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/jigyonaiyo/jigyounenpou/recycle.pdf
東京23区の平成21年度資源回収量が公開された。
行政回収:349,881t
集団回収:207,674t
合 計:557,555t
紙類の回収量は減少傾向ではあるが~
プラスチック類やその他の回収増で平成21年度はかろうじて前年より増加
「プラスチック類・その他」の内訳は↓↓
※中央区のその他は調理器具類・蛍光管、台東区のその他はビデオテープ類、江東区・品川区・葛飾区のその他は蛍光管、豊島区のその他はプリペイドカードです。
※グラフは東京二十三区清掃一部事務組合「清掃事業年報 別冊(平成21年度)リサイクル編」より
【紙類】の回収
紙類の回収は行政回収:175,426t 集団回収:199,354t 合 計:374,780t
平成21年度は前年より 9,736t減少(約2.5%減)となった。
いわゆる行政による古紙回収(旧東京ルールⅠ)により急速に伸びた行政回収量も、平成18年度以降は減少傾向が続いている。2007(平成19)年以降は、紙・板紙の生産量も消費量も減少しているので、それにともなう古紙の回収量の減少もある。また,中野区や荒川区のように,行政回収の廃止で、集団回収だけに戻している区もある。
急速に伸びた行政回収量も、平成18年度以降は減少傾向が続いている。
中央区、港区と1人当たりの回収量が多い~ 事業系の古紙回収量も含まれているのだろうか?(未確認)
少ないのは、足立、江戸川。回収方法は、新聞販売店回収や事業者独自の拠点回収などもあるが、その数値は回収実績には反映されていないのでわからない。もちろん古紙の抜き取りなども、どれくらいの数値になるのか実態はわからない。
集団回収は新聞が多い
平成21年度は、中央、文京、江東、大田、練馬、葛飾で前年度より若干回収量が増えている。
渋谷区を除く23区全ての区で人口は前年度より増えているので~
平成21年度は、千代田、中央、港、目黒、板橋で若干回収量が増えている。
同じく 、渋谷区を除く23区全ての区で人口は前年度より増えているので~
2007(平成19)年以降は、紙・板紙の生産量も消費量も減少している。それにともなう古紙の回収量の減少でもあるのだが~ また、いわゆる古紙の持ち去りなどの影響もあるとみられている。(古紙の回収率自体は伸びている)
古紙の行政回収をやめて、集団回収に移行している中野区と荒川区。紙類のごみ化の懸念から推移を見ているのだが、他の区と同様の減少傾向はあるものの、その心配はなさそう。
行政回収、集団回収、それぞれメリットデメリットはあるものの、概ね集団回収の方が断然回収コストは低く抑えられる。最近のコスト比較はしていないのだが~
参考
■江東区古紙回収事業〈行政回収・集団回収〉コスト比較(平成16年度~18年度)
http://homepage2.nifty.com/koshi-net/data/kosuto.pdf