東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

特別プログラム 「震災に対して廃棄物資源循環学会が貢献できることは何か?」一般公開・無料

2011年10月26日 20時14分31秒 | 災害廃棄物など

一般社団法人 廃棄物資源循環学会HPより:http://jsmcwm.or.jp/
第22回 廃棄物資源循環学会研究発表会
■特別プログラム 「震災に対して廃棄物資源循環学会が貢献できることは何か?」
http://jsmcwm.or.jp/taikai2011/program/program4.html
【一般公開・無料】

2011年3月11日の東日本大震災においては、倒壊建物による災害廃棄物に加え、巨大な津波による災害廃棄物が発生し、これらの廃棄物が災害対応の初動時より大きな課題となってきました。
このような災害廃棄物の適切かつ迅速な処理が、地域の復旧・復興において必須であることは言うまでもありません。
また、近い将来には、東海・東南海・南海地震の発生が危惧されており、今回と同様に大きな災害が起こることが懸念されています。
これらのことから、廃棄物資源循環学会では、今回の東日本大震災における災害廃棄物に関して、直近でできる支援を行いつつ、これを記録に残すとともに、 詳細な調査研究の実施により学術的・体系的な知見として取りまとめることを目的に、「災害廃棄物対策・復興タスクチーム」を発足させ、 災害廃棄物に関する現地調査から地域の方々との廃棄物対策に関する協働作業を進めてきました。
日本学術会議からの緊急提言発信への協働、災害廃棄物分別・処理戦略マニュアルの作成と発信、津波堆積物処理指針案作成への協力など、具体的な取組みも多く行ってきました。
本シンポジウムでは、 第1部 でタスクチームによる東日本大震災の災害廃棄物への取り組みと課題について、 第2部 で放射性物質を含む廃棄物への対応と課題について議論したいと思います。
本プログラムは、一般公開・無料ですので、多くの方の聴講をお待ちしております。
【日時・会場】
11月4日(金) 14:45-17:45 B棟2階 B211
第1部
タスクチームによる東日本大震災の災害廃棄物への取り組みと課題
【コーディネーター】
酒井伸一 (京都大学) : 東日本大震災への学会の対応
【パネラー】
吉岡敏明 (東北大学) : タスクチームの現地での取り組み
浅利美鈴 (京都大学) : 災害廃棄物分別・処理戦略マニュアル
大迫政浩 (国立環境研究所) : 政策展開とその支援
遠藤守也 (仙台市) : 被災自治体の経験と学会への要望
第2部
放射性物質を含む廃棄物への対応と課題
【コーディネーター】
森口祐一 (東京大学) : 概要説明
【パネラー】
高岡昌輝 (京都大学) : 廃棄物処理の専門家の立場から
森久起 (原子力研究バックエンド推進センター) : 放射性廃棄物の専門家の立場から
山本昌宏 (環境省) : 政策担当者の立場から
崎田裕子 (持続可能な社会をつくる元気ネット) : 市民の立場から

会場は、東洋大学 白山第2キャンパス です。
アクセスは こちら をご覧ください。

特別プログラム 「震災に対して廃棄物資源循環学会が貢献できることは何か?」は申し込み不要、直接会場でOKのようです。

================================================================

■一般セッション
口頭発表
187編の口頭発表が予定されています

詳細は、一般セッションのプログラム [PDF 483 KB] をご覧ください。

■企画セッション
http://jsmcwm.or.jp/taikai2011/program/program3.html

■国際シンポジウム 「廃棄物処理における水銀管理」
International Symposium "Mercury Management in Solid Waste Sector"
【使用言語 : 英語】
乾電池や蛍光灯などをはじめとして廃棄物中に含まれる廃棄物処理における水銀処理は、以前から問題となってきました。
日本でも焼却施設に水銀を含む廃棄物が大量に搬入され、焼却処理が中断する事故が起こったことは記憶に新しいことです。
また国際的に越境移動する水銀が問題となっており、有害廃棄物の越境移動を規制するバーゼル条約に加え、世界的な水銀条約制定の取り組みもなされています。
この国際シンポジウムでは、日韓で問題となっている水銀の課題を廃棄物処理の観点から国内的・国際的にさまざまな方向から検討し、意見交換を行うことを目的としています。
【日時・会場】
11月3日(木) 13:00-15:00
B棟1階 B111
【プログラム】
講演1 : 甲斐文祥 (環境省 環境保健部環境安全課)
講演2 : Shin, Sun Kyoung (韓国 National Institute of Environmental Research)
講演3 : 高岡昌輝 (京都大学 教授)
講演4 : Seo, Yong Chil (韓国 Yonsei University)
討論
【司会】
Lee, Weon Joon (Chonnam National University)
貴田晶子 (愛媛大学 客員教授)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23区 今夏の清掃工場の送電増... | トップ | 23区 中防はダイオキシン類の... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

災害廃棄物など」カテゴリの最新記事