
長岡市の「生ごみバイオマス事業」
2013年(平成25年)から本格稼働しているのですね。
すばらしい、、順調に稼働しているようで、、、
全国の自治体の先駆けモデルになる、
長岡市のホームページから転載
生ごみバイオガス化事業
平成25年7月から本格的に動きだした「生ごみバイオガス発電センター」の稼働状況をお知らせします。
この施設は、燃やすごみの量を大幅に削減することを目的として、生ごみをバイオ処理により資源化することで、低炭素化社会の構築や再生可能エネルギーの利用促進も図られることから、今後のエネルギー対策のモデルとして国内だけでなく、アジア各国からも注目されています。
また、平成26年7月から施設で発電した電気は、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用し、余剰電力を電力会社へ送電しています。
施設の概要
施設名称 | 生ごみバイオガス発電センター |
---|---|
所在地 | 長岡市寿3丁目6番1号 「長岡市環境衛生センター」敷地内 |
構成 | 工場棟:地下1F、1F、2Fコンクリート構造 その他、水槽、発酵槽、ガスホルダー |
処理能力 | 65トン/日(発酵対象55トン/日) |
処理方式 | 湿式メタン発酵設備+バイオガス発電設備(560kW) |

![]() ※1 発酵槽 発酵槽でバイオガスを発生 |
![]() ※2 ガスエンジン発電機 発生したバイオガスを発電に利用 |
![]() ※3 FIT設備 発電した電力の余剰分を 電力会社に送電 |
![]() ※4 電気自動車(EV)急速充電器 発電した電気をEVに利用 (利用開始:平成28年3月1日) |
施設の稼動状況
生ごみの分別収集に対する皆様のご協力により、生ごみバイオガス発電センターは、順調に稼動しています。
生ごみ収集開始に伴う「燃やすごみ」・「生ごみ」の年度比較

※グラフ中の( )内は、平成24年度を基準年として、生ごみの分別収集開始前と開始後の各年度を比較したものです。
※生ごみに含まれる紙おむつやポリ袋等の発酵に向かない不適物は、燃やすごみに加算しています。
施設の稼動状況
【平成27年度】
稼動月 | 生ごみ処理量 (t) |
発酵不適物 (t) |
バイオガス 発生量 (N㎥) |
発電電力 (kWh) |
送電電力 (kWh) |
---|---|---|---|---|---|
4月 | 1,098 | 281 | 172,345 | 164,520 | 142,580 |
5月 | 1,150 | 265 | 216,267 | 279,450 | 246,480 |
6月 | 1,189 | 288 | 200,612 | 254,080 | 224,230 |
7月 | 1,350 | 311 | 216,898 | 260,070 | 230,240 |
8月 | 1,547 | 366 | 234,472 | 267,420 | 233,010 |
9月 | 1,174 | 278 | 193,285 | 216,650 | 186,290 |
10月 | 1,242 | 281 | 215,329 | 238,040 | 215,980 |
11月 | 1,290 | 282 | 197,812 | 219,860 | 186,600 |
12月 | 1,225 | 275 | 196,730 | 225,340 | 195,880 |
合計 | 11,265 | 2,627 | 1,843,750 | 2,125,430 | 1,861,290 |

※平成25年度は、9か月間(平成25年7月~平成26年3月)の実績です。
※生ごみ処理量は出雲崎町を合わせた処理量です。この中には、紙おむつやポリ袋等の発酵に向かない不適物が含まれており、施設で機械分別したあと、発酵不適物を寿ごみ焼却施設に運んで焼却します。グラフ中の( )内は、平成27年度の処理計画量です。
※平成26年7月から「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用し、余剰電力を電力会社へ送電しています。
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