東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

真夏日となった東京で~江戸川区庁舎はホントのホントの省エネでした !

2007年06月15日 23時30分28秒 | 東京23区のごみ
今日は、江戸川区役所と大田区役所に行ってきた。環境行政や施策も対照的ではあるが、庁舎も対照的であった。

●江戸川区役所庁舎は心地よい空間だった!
なんと江戸川区役所はクールビズや冷房設定温度を28℃どころか冷房を入れていなかった。あちこちの窓が開放され、それがとても心地よかった。今時、閉め切ったビルが当たり前というご時世で…

総武線の「新小岩駅」からバスで4停留所目くらいに江戸川区役所はあった。本庁舎、第二、第三、分庁舎、北棟とかとてもわかりにくく飛び飛びに建物があった。初めてなので、いろいろ見学がてら庁舎内を回ってみたが…。その先々で、職員が親切丁寧に、「何かお探しですか?」と必ず声をかけてくれる。それが違和感なく、とてもいい感じなのだ~。清掃関連の部署は北棟とかにあった。(これがまた、この棟はエレベーターがないのですよ!と、一緒に階段を上がってくれる)。目的の場所でも、職員の対応は要点をしっかり押さえたわかりやすい説明であった。

本庁舎の1階もぐる~と見て回った。そうすると、あちこちで窓が開けられているのだ。建物がコの字というかロの時というか中庭形式になっていて、窓を開放するのにとてもよくできている。外はかなり暑かったが、建物内は少しも暑く感じなかった。自然でとても心地よかった。手続きを待っている人たちものんびり穏やかに見えてしまった。帰り際、建物全体を見渡してみるとどの階も窓が開放されているのだ! いくら省エネといっても、どこでも真似ができることではない。こういう建て方だからこそなのだろう。とてもいいものを見たというか、本当にうれしくなった。

●バブルの殿堂大田区庁舎~、いやバブル崩壊象徴の庁舎かな?
大田区庁舎は、バブル崩壊の象徴のごとくしばらく幽霊ビルとして放置されていた桃源社ビルを、大田区が大枚はたいて購入し庁舎にしたというもの。当時は反対運動も盛んで、住民投票の署名集めもおこなわれていた。まあ~いろいろ曰く付きの庁舎ではある。

一見、庁舎とは思えないゴージャスな建物である。京浜東北線の「蒲田駅」すぐそば、すぐ隣というとてもよい場所である。そもそも商業ビルを改装しての庁舎なので、一階受付はで~~んとゆったり構えていて3人の受付嬢(?)がいた。とても広々としていて、かなりのスペースで環境月間の展示をしていた。それが大半が「ストップおんだん館」からの借り出し展示物のようだった。見る人は誰もいなかったが…。
なんだかし~~んとして静まりかえっていて薄暗かったなあ。目についたのは、1階正面に現在当庁している議員さんの名前が分かるようにしてあった。

江戸川区とは対照的な庁舎ではあった。大田区庁舎の維持管理はエネルギーも使うが、大変なお金がかかるだろうな?思わず文京区役所(文京シビックセンター)を思い浮かべてしまった。

●いつもはほとんど地下鉄ばかりを利用しているので、久々の総武線や京浜東北線は新鮮であった。車窓から見える隅田川の護岸散歩道や中川・荒川の河川敷、街中の線路際の生活がそのまま映し出されているかの建物の裏側…。おもわぬ電車での東京見物となった。
また、いつ聞いてもなんだかとてもホッとするというか、ほほえましくなる蒲田駅のホームの発車メロディー「蒲田行進曲」。あれは本当に粋な計らいというか、いいな~





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