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中部電力パワーグリッド「変圧器解体作業中における絶縁油の漏えいについて」低濃度PCB(ポリ塩化ビフェニール)

2023年11月02日 18時31分27秒 |  PCB/DXN類など

中部電力の日進変電所(所在地:愛知県日進市赤池町字北山100)で使用していた変圧器を、敷地内で解体していたところ、低濃度PCBが含まれている絶縁油を、誤って敷地内の土壌に漏えいさせる事象が発生したという中部電力おプレスリリース

漏えい油量は最大45リットル(解体時に散水していた水を含む)、PCB含有量が11mg/kgという些細な事故ではあるが、、、

大会社、しかも電力会社で、、こういう事故のニュースが流れると、、

清掃一組の微量PCB含む「特別高圧油入変圧器現場解体工事」は立派だったな~と、つくづく思う、、、
解体工事の概要は「微量PCB変圧器を法令に従い適正に処分するため、無害化処理施設へ搬入可能な状態に解体、分別、密閉容器への収納を行う」ということで、2014年4月着手で、随意契約でジオテクノス(株)が21,600,000円で請け負っている。(今であれば、PCB無害か処理も移動式の事業者も増えてきているが、、)

その工事の詳細は、東京二十三区清掃一部事務組合清掃技報 第15号 平成27年(2015年)で7頁にわたって写真や図入りで紹介されている。それはそれは、微に入り細に入りというか、あらゆる面でPCBの飛散や漏洩のないように、作業員の被爆がないようにという作業状況がということがうかがえる、、

 

中部電力

プレスリリース

2023年11月02日中部電力パワーグリッド

変圧器解体作業中における絶縁油の漏えいについて

変圧器解体作業中における絶縁油の漏えいについて

2023年11月02日
中部電力パワーグリッド株式会社
旭名東支社

当社の日進変電所(所在地:愛知県日進市赤池町字北山100)で使用していた変圧器を、敷地内で解体していたところ、低濃度PCB(注)が含まれている絶縁油を、誤って敷地内の土壌に漏えいさせる事象が発生いたしました。

当社は、事象発生後速やかに絶縁油および土壌を回収し、敷地外への漏出の有無について調査を進めており、現時点で敷地外への漏出は確認されておりません。引き続き、関係行政からの指導に従い調査を進めてまいります。

このような事態に至ったことにつきましてお詫び申し上げますとともに、今後は原因究明および再発防止対策を講じてまいります。

(注)低濃度PCB(ポリ塩化ビフェニール)
PCB廃棄物の中で、機器に封入されている絶縁油中のPCB濃度が0.5mg/kgを超え5,000mg/kg以下のPCB廃棄物が、低濃度PCB廃棄物に該当し、2027年3月末までに処分委託等することが義務付けられている。

1 経緯

変圧器解体工事において、2023年10月13日に変圧器から低濃度PCBが含まれている絶縁油が敷地内の土壌へ漏えいいたしました。

2 漏えいした絶縁油

  • 漏えい油量:最大45リットル(解体時に散水していた水を含む)
  • PCB含有量:11mg/kg(漏えいした可能性のある最大45リットルに対し、PCB含有量は最大450mg)

3 原因

    解体作業にあたり、変圧器内部のコイル・鉄心等を切断する際、重機操作を誤り、油受けとなっていた下部タンクの一部を誤って切断してしまいました。

以上

 

 

 

 

 

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