「東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議(第17回)」資料などから作成
政府の緊急事態宣言で都内の感染拡大は抑えられるか、、、
早急に医療体制の充実を図るべき、都内の軽症者用の宿泊施設確保はよかった、、
そして、疑わしきは徹底して「検査」をすべきなのでは?
都内のPCR検査の状況が気になったのでグラフにしてみた~
参考資料「東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議(第17回)」
・08 新型コロナウイルス病原体検査実施状況 (PDF 117.7KB)
・09 新型コロナウイルス病原体検査実施日別状況 (PDF 225.9KB)
この「民間検査機関委託分」というのはなにを意味するのか?
「医療機関が保険適用で行った検査」というのはそこに含まれるのだろうか?
欧米に比べて、日本の検査数は圧倒的に少ないと言われ続けて、、、、
「児玉龍彦さんの徹底分析」でも検査数の少なさを、、
また、「世界に後れ、1日2000件弱で独の17分の1」という報道も、
政府は、検査数を増やす方針と言いながらもほとんど増えていない、、、
都内のPCR検査の総数(1月24日~4月2日)
検査実施数(検体数)は 5,363件
都内発生分 4,586件(疑い例検査 2,731件、接触者調査 1,386件、陰性確認 469件)
その他チャーター機帰国者・クルーズ船乗客等 777件
都内発生分のうち、「疑い例検査」はわずか 2,731件、「接触者調査」は陽性患者との濃厚接触者の検査だろう、そして「陰性確認」は陽性患者入院後の、2回陰性になって退院させるという陰性確認のようだ~
「都内の最新感染動向」をみると、
新型コロナコールセンター相談件数は 35,062 件(4/6 累計値)、
新型コロナ受診相談窓口相談件数は 61,218 件(4/5 累計値)
このほか、都内の病院にも多くの相談は寄せられただろう、
何度も何度も病院を変えて、三度目、四度目でやっと検査ができて陽性だったという人もいる、実際に検査を受けられたのは 2,731人のみという現実、(4月2日時点の陽性患者は累計で684人)、、
東京都での検査を受けるハードルがいかに高いかがよくわかる。そして感染者の多くが感染経路不明のいわゆる「市中感染」とおもわれる。ここのところ、他の地域で、東京からの出張者や帰省者の陽性確認が相次いで報道されている。東京中に無症状感染者が蔓延しているのだろう、、、、
【新型コロナウイルス感染症】
東京都の陽性患者(令和2年4月7日 18時30分時点)
都内患者数(累計)総数 1,115人+ 4月8日 144人感染確認
(重症者 27人、退院(累計)※ 83人死亡退院含む)
●東京都新型コロナウイルス検査実施数と陽性患者数
●東京都新型コロナウイルス検査実施数と陽性患者数推移(累計)
●新型コロナウイルス病原体検査実施状況(東京都健康安全研究センター実施分・民間検査機関委託分の合計)(令和2年1月24日~4月2日速報値)
気になることは多々あるが~
なかでも、この感染症の対応にあたっている医療関係者はもとより、保健所や自治体の担当者などは大変な過重労働を強いられていることだろう。自分だって感染する恐れもあるのに、、、そして、ライフラインを支える人々のおかげで、在宅していても食料品も日用品も手に入る、多少の不便はあるものの、、、、、
「患者対応「追い付かない」=相談殺到、調査や搬送も―疲弊する職員ら・各地の保健所」というニュースはとても気になる。本当にそうだろうと思う、、、もう、行政も「非常事態」なんだから、なりふりかまわず、SOSを発信して、大々的な他部署からの人員増員、外部にも助けを求めればいい。この際、メンツなど捨て去って、利害関係など忘れて、十分な余裕のある体制を構築しなければパンクしてしまう。それでなくとも、トップの判断があまりよろしくない方向に行きかねないのに、、、医療崩壊も怖いけど、行政機関が麻痺してしまうと収拾がつかなくなる、
一方で、休業補償もなく休業の要請、外出自粛の要請などといっても、在宅勤務、テレワークなどできない人も大多数いるのだから、、、リストラや倒産もかなり出ている。なにをどうすればいいのか皆目わからないが、この時期大変な部署に人員を振り分けられないのだろうか、、、素人考えの試行錯誤の日々である、、、、
すばらしい!!
東京都「(第174報)感染症の影響により内定を取り消された新卒者等を対象とした職員採用を実施します」
とりあえず、、、