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東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
   ~ごみ問題の覚え書きとして~

那須塩原クリーンセンター保管の指定廃棄物(焼却灰)指定解除で処分場へ搬出、農家保管分指定廃棄物の暫定集約のスペース確保か、、

2021年08月26日 18時56分05秒 | 放射性廃棄物など

追記(2021年8月27日)
そういえば、那須塩原市内で農家が保管する指定廃棄物の暫定集約先に同市の「那須塩原クリーンセンター」を提案ということだったので、指定解除の焼却灰を搬出したあとに、、農家が仮置き保管している指定廃棄物をクリーンセンターに集約し、、またまた再測定で指定解除して焼却するのか、、(参考「
那須塩原の農家が保管する指定廃棄物、環境省、暫定集約先に那須塩原クリーンセンターを提案」)

東京新聞によると、「那須塩原クリーンセンターでは、保管する焼却灰約1700トンのうち基準の8000Bq/Kgを下回った約1116トンを7月下旬に指定解除。市内の最終処分場に運び、空いたスペースに農家保管分を集める。農家からの運搬は10月ごろから始まる。8000Bq/Kgを超える262トンを優先して運び、全体の搬入終了は来年末の予定。8000Bq/Kgを下回った954トンは指定解除して一般のごみと混ぜて焼却処分と、、(参考「指定廃棄物、暫定集約動く 那須塩原のクリーンセンターで農家保管分のスペース確保 」)

 



栃木県の「那須塩原クリーンセンター」内の指定廃棄物、、

指定解除した焼却灰を搬出し、同市西岩崎の最終処分場に埋立処理するようだ~

国が責任を持って処理するとした「指定廃棄物」
福島第一原発事故後10年間も放置し、、、、
放射性セシウムの自然減衰を待って指定を解除し、、一般廃棄物同様に自治体の責任で処理させる、、、

那須塩原クリーンセンターも、、
いつまでも保管庫で保管し続けるのも限界だろうから、、、
焼却灰や飛灰などは最終処分場で処理するにしても、、、

稲わらなどの農林系の指定廃棄物は解除後どうするのだろうか?
宮城では焼却やすき込みなどもしていたが、、
国は、指定解除となっても、、、責任を持って処理すべき、、、

それにしてもな~
那須塩原クリーンセンターの2011年7月5日 飛灰のセシウム濃度は 48,600 Bq/㎏だった、、、
セシウム濃度が1キログラム当たり8千ベクレル以下となれば指定解除なので、、、
保管している焼却灰の一部が解除なのか??? すべてが解除なのか???

 

栃木県内初、指定解除後の焼却灰 搬出始まる 那須塩原、1116トン最終処分へ
下野新聞 2021年8月26日
放射性物質を含む指定廃棄物のうち、放射能濃度が基準値(1キログラム当たり8千ベクレル)以下となった焼却灰の最終処分場への運搬作業が26日、那須塩原市内で始まった。同市蟇沼のごみ処理施設「那須塩原クリーンセンター」内の保管庫から指定解除した焼却灰を搬出し、同市西岩崎の最終処分場に埋める。指定廃棄物の指定解除と処分は県内で初めて。 

 

環境省 放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト

放射性物質に汚染された廃棄物の発生経緯

東京電力福島第一原子力発電所の事故によって大気中に放出された放射性物質は、風にのって広い地域に移動・拡散し、雨などにより地表や建物、樹木などに降下しました。これが、私たちの日常生活の中で排出されるごみの焼却灰、浄水発生土、下水汚泥、稲わらやたい肥などに付着し、放射性物質により汚染された廃棄物が発生しました。
これらの汚染された廃棄物のほとんどのものは放射能濃度が低く、一般の廃棄物と同様の方法で安全に処理できます。一定濃度(1キログラム当たり8,000ベクレル)を超え、環境大臣が指定したものは、指定廃棄物として、国の責任のもと、適切な方法で処理することとなりました。

指定廃棄物の数量(令和3年6月30日時点)


 

指定廃棄物の解除「特別措置法施行規則の一部を改正する省令」の公布・施行について環境省

環境省「【別紙1】放射性物質汚染対処特措法施行規則改正概要(指定解除)」より転載

 



原発事故直後の栃木県内の焼却灰のセシウム濃度は、、、

環境省の「16都県の一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果一覧」によると、、、
(平成23年8月24日までに、16都県より環境省に報告された一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度の測定結果)

栃木県8,000Bq/Kgを超えた施設 3 施設



8,000Bq/Kgを超えた施設のみ抜粋

8 日光市 日光市クリーンセンター
 7月13日 飛灰 16,050 Bq/㎏

10 那須塩原市 那須塩原クリーンセンター
 7月5日 飛灰 48,600 Bq/㎏

12 那須地区広域行政事務組合 広域クリーンセンター大田原
 7月6日 飛灰 13,580 Bq/㎏


関連(本ブログ)
16都県の一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果 2011年08月31日

 


 

関連(本ブログ)
栃木の指定廃棄物、環境省の再測定で 8000Bq/Kg 以下が8割となった、、、2020年03月19日

福島第一原発事故でばらまかれた放射性物質、1都10県の指定廃棄物はいまだに一時保管、仮置き保管、7年9ヶ月を経て自然減衰分も行き場がない、2018年12月24日

山形の指定廃棄物ゼロに=県内全ての解除は初-環境省2017年01月17日

環境省、千葉市の指定廃棄物(7.7トン) 7月23日付けで指定解除=全国初(熊谷市長、処分場は拒否)2016年07月22日

全国初 千葉市が指定廃棄物の解除を申請へ(再測定で基準下回る4000Bq/Kg~6100Bq/Kg)/千葉2016年06月24日

 

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