令和 3年 9月 9日(木 )、清掃一組で発注している 皮革ごみ処理作業中 、労働災害が発生し 、同日に死亡が確認されたという痛ましい事故、、、清掃一組のHPで詳細が公表されている、、
東京二十三区清掃一部事務組合 更新日:2021年9月10日
清掃一組の中防処理施設の委託業務(皮革ごみ処理作業)
皮革 ごみは長尺物が多いため、処理機により清掃工場で焼却できる大さに破砕処理を行う。被災状況は、作業員2名が 皮革ごみ処理機を運転していたところ、ごみが 閉塞したため解除作業を行った。その際 、作業員1名が処理機内部に転落し、左足を挟まれた。直ちに、東京消防庁へ救急出動要請、救出し病院へ搬送されたものの同日に死亡が確認されたという、、、
廃棄物処理施設での労働災害
全国各地で起きている、破砕ごみ処理中の事故も実に多い、
今回の事故も実に痛ましい、、
詳細は~
中央防波堤内側埋立地、中央防波堤外側処分場
23区の「粗大ごみ」「不燃ごみ」
現在は、23区の「粗大ごみ」や「不燃ごみ」は、中央防波堤内側埋立地の粗大ごみ破砕処理施設や不燃ごみ処理センター、京浜島不燃ごみ処理センターで破砕処理等を行っている。
その他に、中央防波堤外側処分場(その2)では、「道路公園ごみ」「皮革ごみ」の破砕処理等も行っている。なぜ「道路公園ごみ」や「皮革ごみ」が中央防波堤外側処分場なのか、以前聞いたことがあるような気がするが、、忘れてしまった、、、
現在環境アセス中の「中防不燃・粗大ごみ処理施設整備事業計画」では、、「道路公園ごみ」や「皮革ごみ」も中央防波堤内側埋立地で統合されるようだが、、、、
23区では、紙くず、木くず、繊維くずの産業廃棄物も、粗大ごみ破砕処理施設で受け入れているが、事業系の「不燃皮革ごみ」も区収集で受け入れている。
その「皮革ごみ」が中央防波堤外側処分場の皮革ごみ処理機で破砕されて、粗大ごみ破砕処理施設経由で清掃工場で焼却されている。この、中央防波堤外側処分場の「道路公園ごみ」等の処理を行っている場所、2012年10月に「道路清掃車に男性巻き込む? 埋め立て地で遺体発見」という報道もあった、、あまりにも痛ましい、事故、事件、
東京二十三区清掃一部事務組合
これまでの「清掃工場等作業年報」では、労働災害発生件数は「再雇用職員及び業者による災害は含まない」となっていたのだが、平成24年度の「清掃工場等作業年報」から、職員、再雇用者、運転管理委託、定期点検請負、その他請負工事業者などの労働災害発生件数内訳もだしている。
また、平成25年(2013年)1月10日の新江東清掃工場の定期点検補修工事中の死亡災害以降、ホームページなどでも、重大事故に関しては事実関係が公表されるようになった。
清掃一組の労働災害死亡事故
2009年9月5日発生 品川清掃工場 :灰溶融施設の灰コンベヤー不具合調査中の作業員の巻き込まれ死亡事故(運転管理委託等業務受託者)
2013年1月10日発生 新江東清掃工場:定期点検補修工事中、焼却炉のボイラー室内を清掃していた作業員が、炉から出た飛灰を搬送するためのボイラダストコンベヤー内で発見された転落死亡事故(工事等請負業者)
2017年08月27日発生 新江東清掃工場:クレーン補修工事中の転落死亡事故(請負工事業者 )
新江東清掃工場では2002年1月にも定期補修工事中に転落死亡事故が発生という報道も、、
過去には、清掃工場建替工事中にも転落死亡事故があったのかな?