東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その1業務、その2業務 入札公告(仮設焼却施設150t/日以上を2か所)

2017年10月12日 13時34分58秒 | 放射性廃棄物など

福島県の中間貯蔵施設ないの双葉町に仮設焼却炉や仮設灰処理施設の整備の入札公告
環境省は「中間貯蔵施設における可燃性除染廃棄物等の減容化施設検討会」まで立ち上げて検討していたが、、、

双葉町工区に減容化施設を整備するのは今回が初めて。
大熊町工区で整備中の減容化施設にはない仮設灰処理施設も初めて整備する。
大熊町における廃棄物処理業務(減容化処理)」は三菱重工など


 環境省/中間貯蔵施設整備/双葉町工区初の減容化施設建設へ入札公告 [2017年10月13日2面]
日刊建設工業新聞社 2017年10月13日
◇事業初の仮設灰処理施設も
 環境省は12日、福島第1原発事故で福島県内に飛散した放射性物質の除染廃棄物を最終処分するまで保管する中間貯蔵施設(福島県双葉町、大熊町両工区)の整備計画で、可燃性除染廃棄物の「減容化施設」の施工者を決める入札手続きを公告した。双葉町工区に減容化施設を整備するのは今回が初めて。大熊町工区で整備中の減容化施設にはない仮設灰処理施設も初めて整備する。=4面に入札公告の詳細...


福島地方環境事務所

①平成29年度双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その1業務

②平成29年度双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その2業務 [2017.10.12~2018.02.23]

 

入 札 公 告

  次のとおり一般競争入札に付します。

 平成29年10月12日

支出負担行為担当官
福島地方環境事務所長 土居 健太郎

1 競争入札に付する事項

(1) 業  務 ① 平成29年度双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その1業務

② 平成29年度双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その2業務

(2) 業務内容 入札説明書による。

(3) 履行期間 契約締結の日から平成35年3月31日まで。

(4) 業務場所 入札説明書による。

(5) 入札方法 本案件は、電子入札方式で行う総合評価落札方式の入札である。

入札金額については、業務に要する一切の費用を含めた

額とする。落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の8%に相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てるものとする。)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積った契約金額の108分の100に相当する金額を入札書に記載すること。

なお、本業務の入札は要求水準書に記載の予定数量を見込んで算出した総価をもって入札金額とし、入札書の業務費内訳書に記載された単価をもって契約金額とする。

 --略--

添付資料

 

要求水準書 (抜粋)

1)業務名称
平成 29 年度双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その1業務
平成 29 年度双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その2業務

2)業務期間
業務期間は、次のとおりとする。
その1業務:契約締結日~平成 35 年 3 月 31 日
その2業務:契約締結日~平成 35 年 3 月 31 日
業務期間のうち運営業務期間は平成 32 年 3 月開始とし、処理対象物の処理は平成 35 年 3 月31 日までに完了すること。

3)処理方式と施設規模
(1)仮設焼却施設
その1業務 150t/日以上(150t/日以上×1炉)
注:灰処理対象物を併せて処理する場合は焼却対象物について150t/日以上の処理能力とすること。
その2業務 150t/日以上(150t/日以上×1炉)
注:灰処理対象物を併せて処理する場合は焼却対象物について150t/日以上の処理能力とすること。
(2)仮設灰処理施設
その1業務:150t/日以上(系列数、1 炉当たり規模は規定しない。)
注:仮設焼却施設で灰処理対象物を併せて処理する場合は、仮設焼却施設での処理分との合計で 150t/日以上の処理能力とすること。
その2業務:150t/日以上(系列数、1 炉当たり規模は規定しない。)
注:仮設焼却施設で灰処理対象物を併せて処理する場合は、仮設焼却施設での処理分との合計で 150t/日以上の処理能力とすること。
仮設焼却施設、仮設灰処理施設については、第 4 編に記載する処理方式のうち、最適な処理方式、設備構成で提案すること。

4)業務対象区域
その1業務 福島県双葉郡双葉町及び中間貯蔵施設建設予定地内
その2業務 福島県双葉郡双葉町及び中間貯蔵施設建設予定地内

5)業務用地場所
その1業務 福島県双葉郡双葉町細谷地区(添付資料2「業務用地位置図」参照)の業務用地A
その2業務 福島県双葉郡双葉町細谷地区(添付資料2「業務用地位置図」参照)の業務用地B

6)業務用地※面積
その1業務:約 5.7ha
その2業務:約 5.7ha
※ここで「業務用地」とは、仮設処理施設の建設予定地の範囲をいい、運営業務での処理対象物の収集地域は含まないものとする。

7)業務範囲及び概要
本業務の範囲は、次のとおりとする。
受注者は、契約後速やかに福島県知事から仮設処理施設の一般廃棄物処理施設及び産業廃棄物処理施設の設置許可を受けるために必要とされる書類作成等に協力するとともに、本業務全体の実施計画を取りまとめた業務計画書を環境省担当官に提出し、承諾を得ること。
(1)仮設処理施設の設置前事前調査業務
(2)業務用地内の造成業務
(3)仮設処理施設の設計・施工業務
(4)仮設処理施設の運営業務(処理対象物の収集・運搬、生成物・副生成物の運搬を含む。)

※灰処理施設の灰処理ばいじんは廃棄物貯蔵施設まで運搬するが、荷降ろしは業務範囲外とする。


1.業務の対象となる廃棄物
1)処理対象物の種類と量
本業務の運営期間内における処理量は、以下のとおりとする。
処理対象物の種類ごとの割合については受注者にて想定すること。
仮設焼却施設  :138,700t
仮設灰処理施設:115,600t
(ただし、灰処理対象物の収集運搬量は 98,000tと想定する。)
処理対象物の種類は、表 1-2 のとおりである。


3)灰処理対象物の性状
灰処理対象物の性状の概要は以下のとおりである。
なお、処理対象物の性状把握のため、灰処理対象物について事前調査を行うこと。
(1)塩基度
表 1-5  灰処理対象物の塩基度(参考値)
灰処理対象物の種類    塩基度(CaO/SiO2)
焼却灰             0.06~0.13
ばいじん            0.20~1.20
不燃物(流動床式)     0.04~0.07
※平成 29 年 3 月時点で稼働している福島県内の仮設処理施設(4施設)からフレキシブルコンテナに封入された焼却残さ(各施設について種類別に各3袋)を採取し分析したもの。他の分析結果は添付資料1を参照のこと。
(2)放射性物質濃度
灰処理対象物の放射性セシウム濃度(134Cs、137Cs)は、表 1-6 に示すとおりである。

処理対象物の放射性セシウム濃度(参考値)
焼却灰(134Cs+137Cs) 中央値 8,200Bq/Kg  最小値 29Bq/Kg 最大値 75,300Bq/Kg
ばいじん(134Cs+137Cs)中央値 17,700Bq/Kg 最小値 305Bq/Kg 最大値 117,000Bq/Kg


 

入札及び開札の日時
(1)  入札日時
①  その1業務:平成30年2月23日(金)10時00分
②  その2業務:平成30年2月23日(金)14時00分
(2)  開札日時
①  その1業務:平成30年2月23日(金)11時00分
②  その2業務:平成30年2月23日(金)15時00分

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

放射性廃棄物など」カテゴリの最新記事