東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

佐賀県東部環境施設組合 次期ごみ処理施設整備・運営事業は日立造船グループ落札(324億円 税別)

2020年05月19日 09時20分42秒 | 中間処理施設等

佐賀県東部環境施設組合の次期ごみ処理施設整備・運営事業は日立造船グループが落札した、、、

この、佐賀県東部環境施設組合というのは、かつての鳥栖・三養基西部環境施設組合(鳥栖市、上峰町、みやき町)なんだ、、ということは、あのいろいろトラブルも多かった住友金属工業のガス化溶融炉の後継施設となるのか?

佐賀県東部環境施設組合(鳥栖市 、神埼市 、吉野ヶ里町、上峰町 、みやき町)
そういえば、新しい建設用地も「
ダイオキシン類や鉛、ヒ素などの汚染物質(撤去に1年以上)」などとなっていたな、、

日立造船などのグループ、324億円で落札 佐賀県東部ごみ処理施設建設 鳥栖市
佐賀新聞 2020年5月19日
 鳥栖市真木町にごみ処理施設の建設を予定している佐賀県東部環境施設組合(2市3町、管理者・橋本康志鳥栖市長)は18日、組合議会の全員協議会を開き、建設と運営の落札業者を日立造船九州支社(福岡市)、大島組(鳥栖市)など13社からなるグループに決定したと報告した。8月下旬に組合議会で工事の議決を得て本契約を締結後、本年度中に実施設計を始めて2021年度着工し、24年4月の利用開始を目指す。 ...


佐賀新聞の「日立造船などのグループ、324億円で落札」記事でも、佐賀県東部環境施設組合の「落札者の決定」「審査講評」を開いても、焼却方式などの記載はない、、、

入札では、処理方式は全連続燃焼式焼却炉(焼却方式(ストーカ炉式)溶融方式(シャフト炉式)又は溶融方式(流動床式))となっていたので、とても気になる、、、

日立造船なのでストーカ炉だろうか?
まれに日立造船も「流動床+旋回溶融炉」もあるので、、、

処理能力172t/日(86t/日×2炉)
入札価格(税抜き)は日立造船が324億円、神鋼環境が309億円、、、

 

佐賀県東部環境施設組合

 次期ごみ処理施設整備・運営事業(以下「本事業」という。)は、施設の設計・施工及び運営に係る業務を事業者が一括して行うDBO(Design:設計、Build:施工、Operate:運営)方式により実施することとしており、今後の事業者選定の手続きについては「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(平成11年法律第117号)」(以下「PFI法」という。)に準じて進めていきます。

次期ごみ処理施設整備・運営事業 落札者の決定

 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の6第1項及び第167条の10の2第6項の規定に基づき、令和元年9月19日付け佐賀県東部環境施設組合告示第7号で公告した「次期ごみ処理施設整備・運営事業」に係る総合評価一般競争入札について、「佐賀県東部ごみ処理施設整備運営事業者選定委員会」(以下「事業者選定委員会」という。)において審査を行った結果、落札候補者が選定されました。

 当組合は、事業者選定委員会の審査結果を踏まえ、落札者を決定しましたので以下のとおり公表します。

次期ごみ処理施設整備・運営事業に係る落札者の決定について(令和2年5月18日) (156KB; PDFファイル)

次期ごみ処理施設整備・運営事業 審査講評の公表

 「佐賀県東部ごみ処理施設整備運営事業者選定委員会」(以下「事業者選定委員会」という。)における落札候補者選定のための審査結果について、事業者選定委員会からの審査講評を以下のとおり公表します。

次期ごみ処理施設整備・運営事業 審査講評(令和2年5月18日) (600KB; PDFファイル)

 


 

やはりストーカ式焼却炉だった、、

日立造船株式会社

2020年08月27日

佐賀県東部のごみ処理焼却発電プラント整備・運営事業を受注

 日立造船株式会社を代表とする企業グループは、このほど、佐賀県東部環境施設組合(構成市町:鳥栖市、神埼市、吉野ヶ里町、上峰町、みやき町)より次期ごみ処理施設整備・運営事業を受注しました。

新施設の完成イメージ(外観)

 本事業は、安全で安定したごみの適正処理を行うとともに、循環型社会を構築するためのエネルギー回収を目的として、DBO(Design・Build・Operate:設計・建設・運営)方式で計画されたものです。長期的に安定した稼働が可能な点、二酸化炭素排出量が少ない点、年間売電量が多い点など、当グループの提案が高く評価され、この度受注に至りました。
当グループは新施設のEPC(Engineering・Procurement・Construction:設計・調達・建設)を行い、建設後は本事業のために設立する特別目的会社で、30年間の運営業務を行うとともに、焼却時に発生する残渣(灰)の資源化も担い、循環型社会の実現をめざします。

 当社はごみ焼却発電プラントの普及を通じ、国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)達成やグローバルな環境問題解決に積極的に取り組んでいきます。
 

■本事業の概要
1.発注者   : 佐賀県東部環境施設組合(管理者:鳥栖市長 橋本 康志、構成市町:鳥栖市、神埼市、吉野ヶ里町、上峰町、みやき町)
2.事業名称 : 次期ごみ処理施設整備・運営事業
3.事業方式 : DBO(Design:設計、Build:建設、Operate:運営)方式
4.事業期間 : 設計・建設   2020年8月~2024年3月まで
                    運営・維持管理 2024年4月~2054年3月(30年間)
5.施設規模 : ストーカ式焼却炉172t/日(=86t/日×2炉)、発電設備付、計画処理量(2024年度):41,864t/年
6.建設予定地  :  佐賀県鳥栖市真木町字今川
7.受注金額 : 324億円(税抜き)
8.代表企業 : 日立造船株式会社 九州支社
9.構成企業 : 構成員:ニチゾウ九州サービス株式会社
                     協力企業:東洋建設株式会社九州支店
                                    株式会社大島組
                                    株式会社大島産業
                                    有限会社鳥栖環境開発綜合センター
                                    藤澤環境開発株式会社
                                    河津産業有限会社
                                    三菱マテリアル株式会社九州工場
                                    太平洋セメント株式会社九州支店
                                    北九州アッシュリサイクルシステムズ株式会社
                                    三池製錬株式会社
                                    宇部興産株式会社

 


 

総合評価一般競争入札方式でのグループ名
自治体によっていろんな命名をするので、、、
一時、おもしろい名称を記録していたのだが、、、

佐賀県東部環境施設組合は七福神 
「大黒天グループ」と「恵比寿天グループ」どういういわれがあるのだろうか?
入札参加も、7者以上というのはあまりないのか、、、

 

総合評価などでのグループ名コレクション

●上伊那広域連合 サクラグループ 、アルストロメリアグループ

●見附市 ユキツバキグループ、チューリップグループ 

●宇佐・豊後高田・国東広域事務組合 ツツジグループ、コスモスグループ

● 富士市 みどりグループ

● 高砂市 うみグループ、やまグループ、そらグループ、

● 大津市  夕照グループ、晴嵐グループ、秋月グループ 

● 甲府・峡東地域ごみ処理施設事務組合 ももグループ、ぶどうグループ

● 高座清掃施設組合 ほし、やま、ゆき

● 山形広域環境事務組合 黄グループ、緑グループ

● 長野広域連合 あか、しろ 
● 長野広域連合 あんず、ばら、りんご

● 八代市 さくらグループ、ばんぺいゆグループ、かわせみグループ 

● 北但行政事務組合 赤グループ、青グループ

● 御殿場市・小山町広域行政組合 けやきグループ、菜の花グループ

● 仙南地域広域行政事務組合 コスモス、たんぽぽ

● 宇和島地区広域事務組合 ほしグループ、 そらグループ、 ゆきグループ

ただの赤、青、No1、No2よりも、、、いろいろあるとおもしろい、、、
23区清掃一組は、A、B、C だったか?

 

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