東京23区のごみ問題を考える

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~ごみ問題のスクラップブックとして~

ドイツ 家畜飼料にダイオキシン汚染事件、基準のない日本では起こっていてもわからない!

2011年02月10日 14時12分53秒 |  PCB/DXN類など

※表は、厚生労働省「平成21年度食品からのダイオキシン類一日摂取量調査等の調査結果について」より


いずれ関西ネットHP上で紹介されると思いますが、「ダイオキシン関西ネット第93号」より一部抜粋~

「止めよう!ダイオキシン汚染関西ネットワーク」HP:http://kyoto.cool.ne.jp/daiokansai/index.html

ドイツで飼料と卵・豚肉などのダイオキシン汚染事件が起こる
~基準のない日本では起こっていてもわからない! 起こりえる!~
この問題を緊急に追加した再々質問書を作り、
早急にダイオキシン対策等に関する継続政府交渉を追求します。

○ドイツで起こった飼料・食品のダイオキシン汚染事件に関して(緊急追加)
1)もし、外国からの食品飼料のダイオキシン汚染事件が通報される前に、当該品が我が国に輸入されていた場合、それをとめることはできないのではないか。(厚労省)(消費者庁)
2)我が国は食品飼料のダイオキシン基準がないので、国内で汚染事件が起きても問題ではないと考えるのか、それとも平成11年12月に受けた行政監察に基づく勧告の延長線汚染事件については対策を考えるつもりなのか。そうであれば、汚染事件でなく通常時の汚染についても基準を定めて、ダイオキシン汚染の高い食品・飼料を市場から排除するべきではないか。(厚労省)(消費者庁)
要求項目1~4に関する再々質問内容
・政府としてダイオキシン食品基準が必要と考えるのは、どういう時か。
・何パーセントの人が4ピコ(2ピコ)を超えて摂取していると見積もっているのか。
・ダイオキシン類について、水銀の魚介類汚染についての注意事項と同様の注意事項をださないのはなぜ。
・血液・母乳中のダイオキシン類濃度は、蓄積分と直近の食事の分が合わさったものであるということを考えると、TDI設定の考え方を見直すべきではないか。
・東京23区の4焼却場で排ガス中水銀濃度が自己規制値を超過して停止した問題をどう考えるのか。排ガス中の水銀はじめ有害重金属の規制を行うべきではないか。
・多環芳香族炭化水素の排出を調査している目的は何か。詳細に公表すべきでは。等々

参考
■食品中のダイオキシン対策について(厚生労働省医薬食品局食品安全部)
○ ドイツにおける鶏肉・鶏卵・豚肉のダイオキシン汚染について(平成23年1月18日)

関連(本ブログ)
■家畜飼料にダイオキシン=農場1000カ所閉鎖-ドイツ(2011年01月06日)


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■ 国民の皆様の声募集(厚生労働省)
■ 環境政策に関するご意見・ご提案、お問い合わせ(環境省)

環境省も、厚労省も、「新着情報メール配信サービス」も実施している。そして毎日届くメールの最下段には必ず意見募集のアドレスつきなので、とても身近に感じる。

◎環境省の施策等に関するご意見・ご要望は、
  http://www.env.go.jp/moe-mail.html
 へお寄せください。
◎厚生労働省 ご意見・ご要望は
 https://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html
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こんな至れり尽くせりのサービスを使わない手はない。返事もきちんとあります。



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