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京都市、 火災でごみ受け入れ停止の東北部クリーンセンター、受入を一部再開(全面再開は9月上旬頃)

2019年04月18日 08時50分32秒 | 中間処理施設等

全国各地の廃棄物処理施設、不燃ごみ・粗大ごみ等の破砕処理施設でも度々火災事故が起きている。

京都市の東北部クリーンセンターの火災は3月20日発生、大型ごみ用破砕機のベルトコンベヤーが焼け、ごみの受入を停止。4月17日受入を一部再開ということだから、設備の回復に約1ヶ月間を要し、その間の業務はできなかったことになる。記事には、京都市の火災の原因までは書かれていなかったが、、、また、全面再開は9月上旬頃と、、

廃棄物処理施設でのエアゾール缶、ライター、リチウム電池などが原因とみられる火災事故はあとを絶たない。環境省は、「廃エアゾール製品等の排出時の事故防止について(通知)」で(1)最後まで使い切る、(2)缶を振って中身が残っていないか音で確認する、(3)火気がなく、風通しの良い屋外でガス抜きキャップを使って中身を出し切る―といった手順を要請。エアゾール缶等の、穴開けによる事故での火災や死亡事故を受けての措置。

一方、穴開け不要になれば、どうしても可燃性ガスが残ったままの場合も多く、ごみ収集車での火災事故もあとを絶たない。ごみ収集車での火災を免れた場合でも、最終的に廃棄物処理施設での火災事故となってしまう。

エアゾール缶、ライター、リチウム電池等など、、、
やっかいな適正処理困難物も全て自治体の責任で処理している日本の廃棄物行政、

 

火災でごみ受け入れ停止、クリーンセンター再開へ 京都市
京都新聞 2019年4月18日
 京都市は17日、火災の影響でごみの受け入れを停止していた市東北部クリーンセンター(左京区)で、市民が直接持ち込む家庭ごみの受け入れを22日午前9時から再開すると発表した。事業系ごみは遅くとも9月上旬までに再開する予定で、それまでは引き続き、市南部クリーンセンター(伏見区)で対応する。
 火災は3月20日に発生し、大型ごみ用破砕機のベルトコンベヤーが焼けた。

 

京都市 2019年4月17日

【広報資料】東北部クリーンセンターにおける持込ごみ受入れの一部再開について

東北部クリーンセンターでは,平成31年3月20日(水曜日)に破砕施設で発生した火災の影響により,持込ごみの受入れを停止しておりましたが,下記のとおり受入れを一部再開しますので,お知らせいたします。

 なお,現時点では,破砕施設の復旧及び受入れの全面再開は9月上旬頃となる見込みであり,引き続き御迷惑をおかけいたしますが,全面再開に向けて鋭意作業を進めてまいりますので,御理解・御協力いただきますようお願いいたします。

 

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