「キッチン エルム」３つの掟 西早稲田

帰りはキャンパスツアーらしき高校生も大勢いたが、朝はひっそりしていた大隈講堂まえ

会報の印刷や発送作業が終わってからいつも遅い昼食をとるのだが～早稲田近辺の金城庵、中華、韓国、沖縄、イタリアンといろんなお店に入っているが、なかなかこれぞというお店にめぐり合わない。学生向けで安くて大盛りのお店も多いのだが～そういう安いお店よりパスタ1000円(コーヒー別)くらいのお店の方が大繁盛しているから、いまどきの学生はお金持ちである。今日は探し歩くのはやめて、事務所となりのいつもは素通りしていた「キッチン エルム」にはじめて入った。

すでに学生さんが6人くらい入っていた。カウンター席が12席くらいと奥に2テーブルの部屋が見える。3人で奥の部屋に行こうとしたら、容赦なく「奥は4人から！」と、びっしっと言われてしまった。仕方なくカウンターの端に並んで座った。なんとカウンター席に「エルムの掟」なる張り紙がしてあるのだ。確か3箇条(とても小さい文字でよく見えなかったが～）
◎食べ終わったらお皿はカウンターへ
◎水はセルフサービスで
◎ランチタイム時はグループ同一の注文で

メニューはナポリタン、ミートソース、ドライカレー、オムライス、しょうが焼きなど400円、480円、600円台までの数種類だけ。カウンターの中には、本当に親父さんって感じのコックさんが一人っきりで、全てをこなしている。ず～～と「めんどうだ」とかぶつぶつ独り言を言いながら～

協議の結果、3人でオムライスを注文。いつもはおしゃべりをしながら、のんびり食事をするのだが、今日ばかりはちょっぴり怖くて、おとなしく一生懸命「オムライス」を残さないように食べた。掟には書いてなかったが、きっと残したら間違いなく怒られるのだろうなという雰囲気だった。また、おしゃべりをするより、その親父さんのフライパン捌きを見ていて飽きなかった。フライパン一つ何でも可能なメニューである。すごく手際がよくて、ぶつぶつ言いながら、いろんな具材をぶっ込んで、からだを大きくリズムをとりながら、実にすばらしいのだ。全くの無愛想で、何を言っているのかはわからないが、次々若者が入ってきても、いらっしゃいもなければ、ありがとうもなし。奥に行こうとする客がいると「4人から」でシャットダウン。学生たちもよくできたもので、自発的に席を詰めたり、動いたりで、うまく調整してカウンター席で収めていた。今時こういうお店もあるのかとおもしろかった。

400円にしてはまあ妥当な部類にはいるのかもしれないが、量が多くて結局夜になってもおなかがもたれた感じで夕飯が食べられなかった。重かった！！間違いなく若者向きのお店である。安くて満腹感を求めるならおすすめ！！

夜は運営委員会の日でもあったので、再び高田馬場まで行く。疲れた！