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大気汚染増加中、日本国内でさらに40基以上の石炭火力発電所が新しく作られようとしています(現在すでに100基以上が稼働中)

2018年03月31日 10時23分14秒 | 原発・発電・エネ

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グリーンピースのメルマガから転載

こんにちは。
今日3月31日は1930年にアメリカで映画に対する検閲制度「ヘイズ・コード」が導入された日です。
皆さまにはいつもグリーンピースの活動を応援してくださり、ありがとうございます。


大気汚染増加中(日本で)

いま、大気汚染が気がかりです。
東京では、PM2 .5が原因で全都民の脳卒中のリスクが30%、肺がんのリスクが10%増加しています。大気汚染は密かにでも確実に、日本国内で深刻な被害をもたらしているのです。

PM2.5や二酸化窒素、二酸化硫黄などの汚染物質は、ぜんそくや気管支炎、肺炎といった病気の原因となります。特に被害を受けやすいのが、免疫力の弱い子どもたちや年配の人々。
そして大気汚染物質の大きな発生源が、石炭火力発電所です。

しかし、日本国内でさらに40基以上の石炭火力発電所が新しく作られようとしています(現在すでに100基以上が稼働中)。
石炭火力発電所は、最新の設備を備えたものでも稼働すればPM2.5の元となる二酸化窒素や二酸化硫黄を排出し続けます。
ハーバード大学との共同論文をもとに、グリーンピースが行なった分析では、40年間稼働すると、40基以上から排出される汚染物質が原因で6万人の命が奪われることになると推定されています。

お住いの地域がどんな影響を受けるのか、シミュレーションマップでいますぐチェックしてください。なお、このシミュレーションは、気候ネットワークとグリーンピースの共同プロジェクトです。

 

 

世界の潮流として、化石燃料から自然エネルギーへの転換がいわれるこの時期に、福島原発事故を起こした日本では、電力小売全面自由化をうけて既存電力会社の他に、大手企業異業種からの新規参入、発電事業も競争激化で石炭火力発電所の建設ラッシュである、、、

参考:「日本の石炭火力発電所建設計画 - 気候ネットワーク」「石炭火力発電所の新規計画一覧」、

関連(本ブログ)
日本製紙、石巻雲雀野発電所の石炭・バイオマス混焼発電設備竣工式を挙行 2018年03月19日



 

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