
墨田区「小さな博物館」から
「すみだ3M(スリーエム)運動」の推進ということで、墨田区内、街を歩くとやたらと「小さな博物館」や「工房ショップ」に出会す。「名刺と紙製品の博物館~SAKURA TERRACE 」もそのひとつ、、
古紙ネットで、紙や古紙の問題に取り組んでいた頃は、環境展などでも山櫻さんのブースにも何度も立ち寄ったものだが、、こんなところに山櫻 墨田支店があったのかとびっくり、、今日は、おもいきってSAKURA TERRACEに入って展示物もみせてもらった~
なんと、おしゃれな名刺サイズのミニパンフ
開くと、、情報たっぷり!!
いろんな名刺や封筒の展示物もありおもしろい、、
名刺交換の儀式?は日本のお家芸かと思ったら、、
名刺の語源も起源も中国のようだ、、
そういった諸々の説明展示などもあり、、、
そして、名刺ケースも紙製で窓もグラシン紙でできていた~
さすが紙製品の老舗は脱プラスチック、
←山櫻 紙製品一覧から
窓付き封筒もグラシン紙が増えてきた~
近年、どこの市町村もごみ減量・資源回収に積極的だ。今では「雑がみ」回収も多くの市町村が取り組んでいる。チラシやカタログなどの印刷物、行政や企業からの郵便物やダイレクトメール、、、「雑がみ」の仕分けをしていると、、最近は窓付き封筒もグラシン紙が増えてきているのに驚く、、窓の部分がグラシン紙であればそのまま古紙回収に出してOKである。、一方、窓の部分が透明フィルムの場合は概ねプラスチック製なのでその部分は取り外さないと古紙回収に出せない、、
残念なのは、
年々、再生紙製品が少なくなっている~
これは山櫻の紙製品に限らずである、せっせと古紙回収をして、古紙回収率は81.1% (2021年)あれど、古紙利用率は66.0%(2021年)段ボールが底上げをしていてこの数字、今でも東南アジア向けの古紙輸出は多い、、、
グリーン購入法に基づくエコマーク認定商品ですら、印刷用紙なども古紙配合率は否応なく低くなってしまう。先週締め切りとなった「グリーン購入法に基づく環境物品等の調達の推進に関する基本方針の改定案に対する意見募集(パブリックコメント)」でも、印刷用紙は総合評価値が80以上から70以上に改正のパブコメだった~
この紛らわしい、紙類の総合評価値制度、、いわゆる製紙メーカーによる古紙配合率偽装以降の新しい制度。古紙パルプ配合率、森林認証材パルプ利用割合、間伐材等パルプ利用割合など、白色度も考慮だったか、、そういった総合評価で配点すると、結局は古紙配合率は抑えられても総合評価点をクリアできる。古紙配合率が60%以上でも総合評価値は90可能となるので、最近はFSC認証紙利用が増えてきているのが現状かな、、、(参考「グリーン購入法適合印刷用紙一覧(日印産連グリーン基準・水準-1) 」)
法改正後、総合評価値が70以上でエコマークとなれば、
否応なく古紙配合率も下がるだろう、、、
名刺と紙製品の博物館~SAKURA TERRACE
おしゃれな名刺サイズのミニパンフに情報たっぷり!!
封筒の豆知識
名刺の豆知識
こんなサイトがあった~
いいですね!!
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(全離解可能粘着紙)PUR系ホットメルト
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