東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

最大390万ベクレルを検出=ALPS容器のたまり水―福島第1・東電

2015年04月03日 22時03分40秒 | 放射性廃棄物など

☆東京電力「保管中のHIC上の水たまりについて」より転載



「ALPS」(アルプス)の廃液は1リットル当たり数百億ベクレル

たまり水は最大390万ベクレルなので、廃液が漏れたのではないと~
「ALPS」(アルプス)の廃液を保管する容器上部に水がたまっていたということなのだ、、


最大390万ベクレルを検出=ALPS容器のたまり水—福島第1・東電 
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
-2015年4月3日
 福島第1原発で汚染水の放射性物質を吸着する装置「ALPS」(アルプス)の廃液を保管する容器上部に水がたまっていた問題で、東京電力は3日、水から高濃度の放射性物質が検出されたと発表した。東電は廃液自体の漏えいではないとみているが、詳しい原因を調べている。
 東電によると、水は廃液保管容器2個のそれぞれ上部にあるふたのくぼみにたまり、最大でストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり390万ベクレル、セシウム134が同1900ベクレル、セシウム137が同7100ベクレルだった。 [時事通信社]


それにしても、その廃液自体は1リットル当たり数百億ベクレル、、それがどれだけあるというのだ、、、恐ろしい
なんだか終わりのみえない、、たいへんなことである、そして、いろんなトラブルは度々あるし、

福島第一原発敷地内、故障の多い「ALPS」(アルプス)廃液の高性能容器(HIC)、
そしてたまり続ける汚染水のタンクは80万m3 ↓↓


汚染水貯留タンクの増設計画について、多核種除去設備の状況について等


東京電力 報道関係各位一斉メール

2015年4月3日 福島第一原子力発電所における高性能容器(HIC)ベント孔からの水の滴下について NEW

昨日(4月2日)午後1時頃に福島第一原子力発電所 第二保管施設において、協力企業作業員が、ボックスカルバート(※)内に収納されている高性能容器(HIC)の確認作業を実施していたところ、HICの上部に溜まり水があることを確認しました。

 ※ボックスカルバート
  鉄筋コンクリート製の箱型保管施設
  ボックスカルバート内には、HIC2基を収納

 その後、HICに触れた際、HIC蓋外周部のベント孔より、水が滴下したことを確認しました。

 なお、ボックスカルバート外への漏えいはなく、当該作業にあたった15名の作業員への汚染はありません。

 現場確認の結果、2箇所のボックスカルバート(AJ5、AJ8)において、水溜まりがあることを確認しました。
 ・AJ5ボックスカルバート:床面(約15L)およびHIC蓋外周部(約10L)(1基)
 ・AJ8ボックスカルバート:HIC蓋外周部(約1L)のみ(1基)

 また、AJ5およびAJ8ボックスカルバート内のHIC蓋外周部に溜まった水の分析結果は以下のとおりです。
 【AJ5】
  ・セシウム134 1.9×10^0Bq/cm3
  ・セシウム137 6.8×10^0Bq/cm3
  ・全ベータ   3.0×10^3Bq/cm3 
 【AJ8】
  ・セシウム134 1.9×10^0Bq/cm3
  ・セシウム137 7.1×10^0Bq/cm3
  ・全ベータ   3.9×10^3Bq/cm3

 【参考:HIC内水の放射能濃度】
  HIC内の水については実際に分析を行っておりませんが、10^5Bq/cm3の原水(主にストロンチウム)を100倍程度濃縮した水(10^7Bq/cm3)を収納する設計となっております。

 なお、これまでボックスカルバート内部については定期的に点検をしており、3月30日の点検において、協力企業はクレーンカメラにてAJ5ボックスカルバート内部床面に水溜まりがあることを確認し、3月31日に当社は報告を受けました。

 3月31日に当該部のスミヤ採取・測定をした際に、目視にてHIC蓋外周部に水溜まりがあることを確認しました。

 当社はHIC上部からの漏えいは考えづらいこと、また、スミヤ測定結果においてHIC蓋外周 部は100kcpm超であったものの、床面は34kcpmであったことから、結露水と判断しておりました。ただし、線量があったことから、念のため、ボッ クスカルバート内の確認作業を翌日以降も継続としました。

 4月1日は降雨の影響により、ボックスカルバート内に雨水が流入するため、作業を中止しました。

 4月2日にHIC蓋外周部の溜まり水を回収した際、HIC蓋のベント孔から水が出てきたこと を確認しました。また、他のボックスカルバート内も確認できる範囲で点検を実施したところ、AJ8ボックスカルバート内のHIC蓋外周部に少量の水溜まり があることを確認しました。

 今後、原因について調査するとともに、他のボックスカルバート内の状況確認も可能な範囲で実施していく予定です。

 本件に関わる資料につきましては、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
 URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2015/images/handouts_150403_02-j.pdf


東京電力 報道関係各位一斉メール
 ■2015年4月4日 福島第一原子力発電所における高性能容器(HIC)ベント孔からの水の滴下について(続報) NEW

平成27年4月4日
東京電力株式会社

 高性能容器(HIC)ベント孔からの水の滴下についての調査状況の続報です。

 本日(4月4日)、追加の現場調査として、29基のHICについて調査を実施しておりますが、2基のHICの上蓋に水溜まりが確認され、他の27基のHICの上蓋には水溜まりがないことを確認しています。

 なお、4月3日、以下の観点で7基のHICの現場調査を実施しておりますが、漏えいは確認されておりません。
 ・高線量の内容物を収納したHIC
 ・保管期間の長いHIC
 ・構造に違いのあるHIC

 引き続き、本件の原因究明を含めた調査を実施してまいりま

~~~~~~~~~~~~~~~~~

福島放送、福島民報では、「保管容器から漏れ出た可能性がある」となっている~

ALPS廃液容器漏れ 外部流出なし 福島放送 2015年4月4日

高濃度放射性物質を検出 第一原発廃液漏れ 別の容器でも 福島民報-2015年4月4日

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 和歌山市 懸案(廃棄物焼却施... | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

放射性廃棄物など」カテゴリの最新記事