東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

宮城県震災復興計画 ~ 宮城・東北・日本の絆・再生からさらなる発展へ ~ (最終案)

2011年08月18日 22時03分28秒 | 放射性廃棄物など


全国各地で災害がれきの受入を表明した自治体は多い。
宮城県、岩手県の「震災復興計画」があらかた決まったようなので、これでやっと「災害廃棄物」にも動きがでてくるのか~

いろんな憶測が飛び交う中で、放射能汚染を不安視する市民も多い。
それも当然のことだと思う。放射能だけではない、あのような悲惨な災害があれば、当然に災害ごみは、海水による塩分汚染、さまざまな化学物質などなども十分に含まれている可能性もある。PCB廃棄物だけでも相当量が行方不明になっているのであるから。
受け入れる自治体も、先ずは、自分たちの処理施設で処理をするからには、危険なごみは受け入れられないだろうし、ごみの性状調査や適切な処理方法をしっかりと検討した上での引き受けになるのだろう。それらを、住民サイドにも、情報公開をするのは当然で、住民の理解を得た上での支援としてほしい。


■宮 城 県 震 災 復 興 計 画
~ 宮城・東北・日本の絆・再生からさらなる発展へ ~
(最終案)平成23年8月宮 城 県

http://www.pref.miyagi.jp/seisaku/sinsaihukkou/keikaku/keikaku3-1.pdf
災害廃棄物の処理
津波被害により,陸域・海域に膨大な災害廃棄物が発生し,県民生活に重大な影響を与えていることから,市町村が自ら処理することが困難な場合は県が代行して災害廃棄物の処理を進め,1年以内に災害廃棄物を現場から一次仮置き場に撤去し,分別の上,おおむね3年以内に大規模な二次仮置き場に移動し一元的に処理します。
【主な事業】 災害等廃棄物処理事業
復旧期においては,津波被害により陸域・海域に発生した膨大な量の災害廃棄物の処理を迅速かつ適切に実施するため,市町村が自ら処理することが困難な場合は,県が代行して,災害廃棄物の処理を進めます。また,処理に係る期間については,1年以内に災害廃棄物を現場から一次仮置き場に撤去し,分別の上,おおむね3年以内に大規模な二次仮置き場に移動し一元的に処理します。
再生期及び発展期においては,循環資源の3R(廃棄物の発生抑制,再使用,再生利用)のための県民や事業者一人ひとりの行動を促進し,循環型社会を支える基盤を充実させるとともに,引き続き廃棄物の適正処理を推進し,環境の負荷が低減された循環型社会の実現に向けた取組を進めます。

■岩手県東日本大震災津波復興計画
~いのちを守り 海と大地と共に生きる
ふるさと岩手・三陸の創造~平成 23 年 8 月岩 手 県

http://www.pref.iwate.jp/~hp0212/fukkou_net/pdf_doc/kihonkeikaku.pdf
≪緊急的な取組≫
・ 生活環境に支障が生じる災害廃棄物(がれき)の早期撤去
≪短期的な取組≫
・ 計画的な災害廃棄物の処理を行うとともに、リサイクルを進めるなど、環境に配慮した処理を促進

■がれき25年中に処理 県1次案、4区に分け施設建設 宮城
‎MSN産経ニュース - 2011年8月4日
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110805/myg11080502000001-n1.htm
 東日本大震災で発生した膨大ながれきの処理について県は4日、災害廃棄物処理実行計画の第1次案を公表した。県内を4ブロックに分け、処理施設を年内に建設し、年明けから稼働させて平成25年中に処理を完了する。事業はプロポーザル(企画提案)方式で企業体を募って行う。石巻ブロックでは募集を開始した。

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