「廃プラスチック対策特設サイト」トップ画面
東京都、「廃プラスチック緊急対策」ホームページ及び相談窓口を開設~
廃プラスチックの分別や適正なリサイクルを推進するため、ホームページを開設し、情報発信の充実を図っていくとのこと。また、新たに、公益財団法人東京都環境公社に、廃プラスチックの円滑な処理・リサイクルに関する相談窓口を設置したようだ、、
先日は、日本経済新聞で「中国などがプラスチックごみ(廃プラ)の輸入を規制した影響で、廃棄物を処理する事業者の値上げが相次いでいる。(廃プラ処理費用、事業者の過半数が値上げ)」という記事もあったけど、、、
「廃プラスチック緊急対策」ホームページでは、【廃プラ市場の現状や変化・課題】処理料金、価格の変化等という項目もあり、、
お知らせ・新着情報一覧
【廃プラ市場の現状や変化・課題】処理料金、価格の変化(2019.4~9)
2019.10.01
1. 処理業者からの声
・ 有価物の市場は買ってくれないものが出てきたり、売却単価は輸入規制が始まった前後で2~3割程度値下がりした。処分(焼却・埋立)に関しても搬出先での値上げの影響を受け処分費が大幅に上がった。
・ 処理料金は焼却の値段が大きく上昇したため、昨年に見直した。新規のお客様の単価を上げており、全体として20~30%処理料金を上げている。…
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輸入規制の動向
2019.10.01
廃プラスチック輸入規制の動向についての調査結果(pdf:1MB)
日本からの廃プラ輸出先上位の国・地域
日本からの廃プラ輸出先上位国を整理すると、2017年までは圧倒的に中国・香港が多かったものの、2018年からは台湾や韓国の他、マレーシア、ベトナム、タイといった東南アジア各国に分散している。…
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日本からのプラスチックくずの輸出量(2019.6時点)
2019.10.01
【廃プラ市場の現状や変化・課題】量や需給、品質(2019.4~9)
2019.10.01
1. 処理業者からの声
・ 当社では廃プラ自体の搬入量は大きくは増えていないが全体の取扱量は増えている。一方で、搬出先は焼却・埋立ともに搬入を制限されており搬出には非常に苦労している。燃やすところも埋めるところもない状況。
・ 産廃の処理に関する問い合わせは去年からあったが、今年は急増している。特に、外資系企業はマテリアルリサイクルをグローバルスタンダードとしてルール化した企業が多く、問い合わせが増えている。…
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【廃プラ市場の現状や変化・課題】キャパシティ、処理能力(2019.4~9)
2019.10.01
1. 処理業者からの声
・ 当社は2018、2019年も引き合いは伸びているが、自社の工場の生産量はすでにピーク(稼働率おおよそ95%)のためこれ以上受け入れることは難しい。
・ 受入れに関する問い合わせ件数は増加しているが、受入可能量を超えてしまうため、新規の受入れは行っていない。…
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2019年10月01日
「廃プラスチック緊急対策」ホームページ及び相談窓口の開設について
中国をはじめとするアジア諸国の廃プラスチックの輸入規制を受け、日本国内の廃プラスチック処理・リサイクル市場において、処理費の上昇や、在庫の増加などの状況が生じています。
都は、廃プラスチックの分別や適正なリサイクルを推進するため、ホームページを開設し、情報発信の充実を図ってまいります。また、新たに、公益財団法人東京都環境公社に、廃プラスチックの円滑な処理・リサイクルに関する相談窓口を設置します。詳細については下記のとおりです。
記
1 ホームページ(公益財団法人東京都環境公社のホームページに掲載)
2 発信内容
(1) 廃プラスチック処理・リサイクル市場等の最新動向
産業廃棄物処理業者を中心とした各分野の事業者等へのヒアリング結果等を掲載します。
(2) 輸出入に関する状況
廃プラスチックに関する日本からの輸出量等の推移やアジア各国における輸入規制の最新動向等を掲載します。
(3) その他
その他、廃プラスチックに関する調査結果等を掲載します。
3 相談窓口
産業廃棄物となる廃プラスチックの処理について、排出事業者等からの質問・問い合わせに対応するホームページで相談窓口を開設します。
問い合わせ先
環境局資源循環推進部計画課
電話 03-5388-3593