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東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
   ~ごみ問題の覚え書きとして~

エフピコ 関東リサイクル工場を見学した~

2022年11月28日 20時22分46秒 | プラ・容器包装

エフピコ関東リサイクル工場(工場内は撮影禁止)

 

日本環境倶楽部主催のエフピコ関東リサイクル工場見学会に参加した~
見学会「廃プラスチックリサイクルの現場から現状と課題を学ぶ


エフピコといえば発泡スチロールの食品トレー、

池袋集合で、マイクロバスで茨城県のエフピコ関東リサイクル工場まで行ってきた~ 関東リサイクル工場、いろんな建物があってとにかく広い、、

事前説明を受けた後、見学通路から回収されたトレイの選別風景を見学。ベルトコンベアー上で手作業で異物、汚れもの、色物、柄物など取り分けていた~(トレイの裏にシールなど貼っているのもNGのようだ)

あとは、風力選別、1次破砕、1次洗浄、2次洗浄、すすいで脱水、2次粉砕、溶融・押出、ペレット完成までは機械工程、

別工程で、再生ペレットトレイの表面は新しい発泡スチロール(ポリスチレン)でラミネートしてエコトレイの完成とか、、

見学前後の説明や質疑はとても有意義だった。参加者10名限定の見学会だったが、、みなさんとても熱心に専門的なことなども質問されていた、、

関東リサイクル工場の選別ラインは、おおぜいの障害者の方が働いているようだ。知的障害者が主だとか、、

そういえば、江東区の清掃事務所敷地内にある「エコミラ江東」も、何度か見学したが、選別作業などは障害者が主に受け持っている。江東区と「NPO法人 地球船クラブ」との協働事業で、江東区が回収した食品トレイをペレット化している~

 


 

工場見学など、↓↓ 詳細は~

食品トレー容器を通じて、快適な食生活を創造する

関東リサイクル工場|食品トレー容器のエフピコ

ようこそ!エフピコの工場見学へ

  エフピコ方式のリサイクルパンフレット2022

エフピコ方式のリサイクル パンフレット 

 


 

便利で快適な生活、、
世界で脱プラが叫ばれ使い捨てプラに規制がかかるが、、日本では、まだまだ溢れるほどのプラスチック類に囲まれた生活。脱プラよりもリサイクルの「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(略して「プラスチック資源循環法」)リサイクルが免罪符になっている!!


はやくから「トレーtoトレー」を始めたエフピコ、
今は、PETボトルリサイクル「ボトル to トレー」も実施しているようだ~、

半世紀近く前から、環境問題・ごみ問題で発泡スチロール製の食品トレイの必要か否かのテーマは繰り返し起きていた~

そして、熱湯を注ぐカップ麺、容器の発泡スチロールから内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)のスチレントリマーやスチレンダイマーが溶け出すという話もあったが、(その後、“環境ホルモンリスト”から除外されたようだが、、)

しかし、まあ、どうであれ、やはりプラスチック容器に熱湯や、プラスチック容器でそのままレンチンはしたくない、、

しかし、日本の社会は、どんなに問題視された商品などでも「不買運動」は成立しないお国柄、むしろ「買いだめ」に走る国民性ともいえるのか???

もちろん、プラスチックの便利さはわかるが、、、
それにしても、プラスチックの容器包装が多すぎる、、
スーパーでは個別パックは必須アイテム、
ばら売り、量り売りはなかなか流行らない、、

食品や日用品雑貨など、ほぼ生協の宅配なのだが、、
我が生協、ペットボトル入り飲料は取り扱わない。肉や魚などの食品も発泡トレイの使用はゼロ、そのぶんポリエチレンでスキンパックやガスパックのようだが、、エフピコさんに言わせると、プラスチック使用量で言えば、発泡トレイは発泡しているのでプラスチック使用量はかなり少ないと、、、、

まあ、いろいろな考えはあれど、、
発泡トレイはリサイクル率もいいのだろうが、海ごみ清掃などでもかなり見受けられる、また発泡している分、粉砕、劣化、マイクロプラスチック化も早いので、、

プラスチック問題、いろいろあって難しい、、

 

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