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【能勢ダイオキシン問題】茨城県稲敷市の民間研究施設でも無断処理(約5トン ドラム缶35本)

2016年07月22日 14時04分10秒 |  PCB/DXN類など

毎日放送能勢ダイオキシン 茨城でも無断処理」より

 

能勢のダイオキシン問題
豊能郡環境施設組合は、神戸市に無断で民間処分場への埋立処理の他に、、、
茨城県稲敷市の民間研究施設でも稲敷市に無断で処理していたと~
これで不明のドラム缶数はなくなる、

豊能町HPでは、保管分はドラム缶198本となっていたので
神戸の処分場がドラム缶163本、茨城の民間研究所ひドラム缶35本で数は合う、、

民間研究施設は、「高濃度と知らず実験」の報道もあり、
また、プラントメーカーの研究所で溶融炉という報道もあったので、ネット検索してみると、
おそらく「日本環境保全株式会社の研究所」かな?

茨城の研究施設、5トンでどの程度のスラグになったのか、組合はそれも引き取り義務はあるのだろうか、
研究所では、スラグはドラム缶に入れて野ざらしのようだったが、、、


ダイオキシンは放射能と違って、高温で分解は可能なので、

その研究施設での処理も問題はなかったと思いたいが、、
なんだか毎日放送の映像を見ていると不安になった、、、
研究施設とはいえ、民間だとそんなものなのかもしれないが、、、

 

■ 能勢ダイオキシン 茨城でも無断処理
毎日放送 2016年7月22日 動画あり
 大阪府能勢町の焼却施設から排出されたダイオキシンを含む廃棄物が、神戸市のほかにも茨城県にある研究施設でも無断で処理されていました。
 豊能郡環境施設組合によりますと神戸市に埋められた廃棄物とは別に、高濃度ダイオキシンを含むドラム缶35本が、今年3月、茨城でも無断処理に持ち込まれていたということです。
 廃棄物には最高で環境基準のおよそ2万5000倍のダイオキシンが含まれていましたが、施設側は無害化実験で処理したとしています。
 「処理ではなくて、実験をしてくださいということで持ち込まれた。うちは実験はいつでもできますよと」(民間研究施設の代表)
 一般廃棄物を別の自治体で処理する場合は通知が必要ですが、稲敷市には事前に通知がなかったということです。
 施設組合は廃棄物の処理を大阪市の仲介業者に委託していて、仲介業者からは「稲敷市には通知した」と報告を受けていたと話しています。

 

豊能町HP ダイオキシン類を含む廃棄物
炉に残された燃えがら(ドラム缶148本22t)や美化センター浄化槽内汚泥 (ドラム缶50本8t)が未処理
保管分はドラム缶198本=神戸の処分場163本、茨城の民間研究所約5 トン(ドラム缶35本分)


豊能郡美化センター - Wikipedia
1999年6月には汚染された焼却炉の解体が開始された。施設内と周辺の汚染物はドラム缶に収納して施設内に保管され、
最終本数は4659本、そのうち1828本が現地で処理(光化学や高圧洗浄)されることとなり、残りの2831本は外部処理、
148本は2011年現在も未処理
 

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