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10年前のきょう 福井のニュース、「ふげん」の低レベル放射性廃棄物の焼却炉で爆発音(焼却炉の異常燃焼?!)

2013年07月04日 10時13分54秒 | 放射性廃棄物など

10年前のきょう 福井のニュース


福井新聞のニュースで、時々10年前のニュースがGoogleアラートで入ってくるので、びっくりすることがある。

2003年7月4日に発生
「ふげん」の廃棄物処理建屋内の低レベル放射性廃棄物の焼却炉で爆発のような衝撃音がして、ダクトに取り付けられているのぞき窓が割れ、室内に一時、灰が立ち込めたというものだが、、敦賀美方消防組合では焼却炉の異常燃焼とみている。となっている、、

「焼却炉の異常燃焼」って、なんなんだろう???
炉が耐えられないほどの高温になったの?たんなる、作業員の操作ミスのような書き方にもなっているが、、、
こんなことだから、「もんじゅ」も「ふげん」も、、、

■ふげん焼却炉で爆発音 【2003年7月4日】
福井新聞-2013/07/04
 四日午前十一時五十分ごろ、核燃料サイクル開発機構の新型転換炉「ふげん」(敦賀市)の廃棄物処理建屋内の低レベル放射性廃棄物を燃やす焼却炉で爆発のような衝撃音がした。建物一階の炉のダクトに取り付けられているのぞき窓(縦三十センチ、横五十センチ)が割れ、室内に一時、灰が立ち込めた。敦賀美方消防組合では焼却炉の異常燃焼とみている。けが人はなく、環境への影響もない。
 核燃機構敦賀本部によると、焼却炉では同日午前十時四十五分ごろから、ふげんで使用したビニールシートやぞうきん、紙類など約六十キロを燃やしていた。同十一時半ごろ、炉内の温度や圧力が上がり警報装置が作動すると同時に燃焼作業が自動停止した。間もなく警報は止まったため、作業員が作業再開のマニュアルに従い、炉内を減圧し燃焼を促すガス送風機のスイッチを入れたところ、数分後に衝撃音がしたという。
 作業員が確認したところ、ダクトののぞき窓のガラス(厚さ七ミリ)が粉々に割れ、ダクト周辺に飛散した焼却灰が一時充満した。当時、作業員三人が一階制御室などで運転に当たっていたがけがはなかった。
 建屋は高さ約二十メートルの三階建て。焼却物は三階部分から投入し、二階の焼却炉を経て、焼却灰が一階部分でダクトを通って封入用のドラム缶へ落ちる仕組みとなっている。
 同敦賀本部では焼却炉装置に異常がなかったか、操作方法にミスがなかったかなど原因を調べている。
 県原子力安全対策課では、最初に自動停止した高温の原因は分からないとし、燃焼作業再開後の事故については「急激に減圧したところにガスを送り込んだことで、バックドラフトのような急激な燃焼が起きた可能性がある」と説明した。
 敦賀美方消防組合には「爆発音がした」と一一九番通報が入り、消防車五台が出動。午後一時二十五分、火の手が上がっていないことを確認した。
 ふげんは今年三月に運転を停止し現在、廃炉に向けて炉心燃料の取り出しが進められている。


爆発 異常燃焼
水素爆発 爆発的事象
焼却処理 減容化
火災 発火


電力会社に限らず、
ものごと過小評価表現にしてしまう用語

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