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春日井市が溶融スラグ100%再利用達成 08年度「公共工事で使用定着」

2009年04月25日 17時41分24秒 | 溶融炉、スラグ

●この報道だけではよくわからないが~これまではJISの溶融スラグに係る品質基準試験などしていなかったということ? カドミウム、鉛、六価クロム、水銀等の重金属類溶出や含有試験などしていないの? JISの基準だってこの先数十年後には重金属類が溶出してくるのではないかと心配しているのに~

■春日井市が溶融スラグ100%再利用達成 08年度「公共工事で使用定着」
中日新聞 - ‎2009/04/25
 春日井市がごみの焼却灰から製造しているリサイクル材「溶融スラグ」の再利用が年々伸び、昨年度は初めて生産量すべてを再利用できたことが分かった。市ごみ減量推進課は「公共工事にリサイクル材を使う流れが定着してきた」とみている。
 溶融スラグは2003年度から市クリーンセンターで製造を開始。可燃と不燃ごみを焼却して出た灰を溶融炉で溶かし、水で冷やすと砂状のスラグが出来上がる。
 年間で9000-1万トン生産するスラグは、側溝や道路ブロックなどのコンクリート二次製品やアスファルトの材料として業者に売却し、余った分は処分場に埋め立てている。市は当初、1トン300円で販売していたが、07年9月に同100円に値下げして利用促進を図ってきた。
 県が公共工事にリサイクル資材を積極活用するために設けた「リサイクル資材評価制度」では、春日井市の溶融スラグを使った11社の製品(コンクリートブロックなど)が県から認定を受けている。これが再利用の増加につながった。
 08年度は、市の最終処分場の堤防工事に全体の4割近いスラグを使用したため、すべてを再利用できた。本年度は溶融スラグの製品価値を高めるために、日本工業規格(JIS)の取得に向けて検討を始める。同課は「事業者にスラグを使用した資材の製造を呼び掛けるなど、販路開拓に努めて資源の有効利用を進めたい」と話している。
 (小野沢健太)


●気になって、春日井市のホームページを検索してみると、クリーンセンター「溶融スラグ分析検査」の契約が公開されていた。JISの安全基準の検査でなければ、埋立処分に係わる判定基準としての検査なのだろうか?

平成19年04月18日/契約金額/1,449,000円/落札: (財)東海技術センター
平成20年04月08日/契約金額/2,939,160円/落札: (財)東海技術センター
平成21年04月07日/契約金額/3,846,360円/落札: (財)東海技術センター

第2工場設備紹介:竣工平成14年9月
施工業者:日本鋼管
処理能力:焼却炉 140t/日  2基
*****溶融炉 40t/日  2基
電気抵抗式 処理物:主灰、飛灰、不燃物
春日井市HP:http://www.city.kasugai.lg.jp/shisetsu/2615/kurinsenta3.html

●それにしても、どうして年々「溶融スラグ分析検査」契約金額が増えていくのかわからないが~
ごみ総量は年々減っているようだが焼却量までは掲載されていなかった。
溶融スラグの量が年々増えているのだろうか? それとも検査回数を増やしているのだろうか? わからない?



■宇都宮・クリーンパーク茂原 ごみの中から“お宝”が

下野新聞 (4月30日 05:00)

 

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