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映画 『THE PROMISE 君への誓い(原題:原題 The Promise)』 丸の内TOEIで上映中

2018年02月05日 20時01分39秒 | 映画・観劇など

映画のことなら映画.com

THE PROMISE 君への誓い

劇場公開日 2018年2月3日

解説

「ホテル・ルワンダ」のテリー・ジョージ監督が、150万人が犠牲となったオスマン帝国によるアルメニア人大量虐殺事件を題材に、事件に翻弄された3人の男女を描いたヒューマンドラマ。オスマン帝国の小さな村に生まれ育ったアルメニア人青年ミカエル。医学を学ぶためにイスタンブールの大学に入学したミカエルはアルメニア人女性アナと出会い、互いに惹かれ合うが、アナにはアメリカ人ジャーナリストの恋人クリスの存在があった。第1次世界大戦とともにアルメニア人への弾圧がさらに強まる中、故郷の村に向かったミカエルはアルメニア人に対する虐殺を目撃する。一方のクリスはトルコの蛮行を世界に伝えるべく奔走し、アナもクリスと行動をともにする。ミカエル役に「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」のオスカー・アイザック、アナ役に「イヴ・サンローラン」のシャルロット・ルボン、クリス役には「ダークナイト」3部作のクリスチャン・ベール。

監督     テリー・ジョージ

作品データ
原題    The Promise
製作年    2016年
製作国    スペイン・アメリカ合作
配給    ショウゲート
上映時間    134分

THE PROMISE 君への誓いのオフィシャルサイト http://www.promise-movie.jp/

 

「The Promise」を観てきた~

オスマン帝国によるアルメニア人大量虐殺事件を題材にした映画、
2015年に公開された「消えた声が、その名を呼ぶ」もアルメニア人大量虐殺の題材~
消えた声が、、をみるまで、アルメニア人のジェノサイドなど知らなかった、、、

ほんとうに、世界各地で、迫害、虐殺、そして戦争、、
過去のことではなく、、、いまなお繰り返され、、、
ほんとうに、、、映画のなかで、「生き残ることが復讐」と、、
悲しい現実である、、

ストーリーはストーリーとして、、、
映像では、広大な大地や山岳地域がでてくるのだが、、けっこう高所の、、
アルメニア人の多く居住してきた地域の中心にアララト山(標高5,137m)が
砂漠もあるだろうし、、


あまりに悲惨なシーンが多いのは、大きなスクリーンでは耐えられないと思い、、
ホテル・ルワンダ」や「ルワンダの涙」はレンタルDVDで観た、、、

丸の内TOEI」なんと、509席もある大客席
こんな大きな映画館ひさしぶり~
しかし、観客は、たった6人だった、、、さびしかったな~
最近は、渋谷や銀座のミニシアターで満席の映画が多かったので、、
こういう映画は渋谷のアップリンクやユーロスペース向きなのではないかな

 


映画 『消えた声が、その名を呼ぶ 』オフィシャルサイトから


『消えた声が、その名を呼ぶ』で描かれる、1915年にオスマン帝国で起こったアルメニア人をめぐる悲劇。それは、「20世紀最初のジェノサイド」とも言 われ、100年後の現在においてもなお、アルメニアとトルコだけでなく、世界を巻き込んだ論争が続いている。欧米ではユダヤ人と同様に離散の民と言われ、 世界各地に広がるアルメニア人の歴史とは。


◆ アルメニア人とは?
アルメニア人の故郷であるアルメニア地方は、世界最古の文明であるメソポタミア文明を育んだティグリス・ユーフラテス川の源流に位置する。旧約聖書の「ノ アの方舟」伝説の舞台と言われるアララト山が最高峰。紀元前2世紀に建国されたアルメニア人の国家、古代アルメニア王国は、東部アナトリア地域で独自の言 語と文化を持ち、繁栄していた。西にギリシア、東にペルシアがあり、ローマ帝国、イスラム帝国、モンゴル帝国、オスマン帝国などの支配下に入るなど、古代 から様々な民族による政治的な影響を受け続けた地域である。また、世界で初めてキリスト教を国教とし、独自の文字を創造した歴史を持つ。世界中にいるアル メニア人の大半はキリスト教東方教会の一派、アルメニア使徒教会の信徒。

◆ 多民族国家オスマン帝国の中のアルメニア人
オスマン帝国内では、1461年にメフメト2世が首都イスタンブールにアルメニア教会の設立を許可するなど、アルメニア人の経済力が重要視されていた。イ スラム教徒のトルコ人を支配層とする帝国は多民族国家であり、宗教的にはイスラム教徒のほか、ユダヤ教徒、キリスト教徒などが、人種的にはトルコ人のほ か、クルド人、アラブ人、ギリシア人、そしてブルガリア人などのスラヴ系住民などがいた。キリスト教徒であるアルメニア人もその中におり、イスラム教徒の 優位性を保ちながら自治を認めるというミッレト制の下、商業と産業、とりわけ建築部門で才能を排出するなど、比較的安定した環境の中で生活していた。

◆ 突然始まったアルメニア人の悲劇
1915年4月に発生した東部アナトリアの都市ヴァンで発生したアルメニア人による暴動をきっかけに、4月24日にアルメニア人政治家や知識人など約 600人が官憲に連行され、その多くが後に殺害された。これ以降、オスマン政府はロシア国境地帯のアルメニア人を居住地域からシリア、イラク方面に“移 送”した。その方法は、「イスラムの歴史上、類を見ない蛮行」という証言もあるほどだった。

◆ 現在も続く論争
アルメニア共和国政府は、1915年の事件について犠牲者は150万人(第一次世界大戦前のアルメニア人の人口は約180万人)であり、アルメニア人の民 族根絶を狙った「ジェノサイド(集団殺害)」だと主張している。一方、オスマン帝国の後継国であるトルコ共和国政府は事件の実態は「戦乱の中で起きた不 幸」として「ジェノサイド」ではなかったと主張し、両国の国交正常化交渉の障害となっている。一方でロシア、カナダ、フランスなどの21か国はアルメニア 人迫害を「ジェノサイド」と認定し、欧州議会はトルコのEU加盟の条件として「アルメニア問題」の解決を要求しているなど、100年を経た現在でも国際社 会を巻き込んだ論争になっている。

◆ 世界に広がるアルメニア人コミュニティ
劇中のナザレットは、現在のトルコ南東部のマルディンから大西洋を渡り、アメリカ・ノースダコタまで、各地のアルメニア人コミュニティを訪ねていく。アル メニア人は現在ロシアに110万人以上、米国に48万人以上いるとされ、在外アルメニア系住人は本国の人口298万人を上回る。現在の在外アルメニア人に とって、「1915年のオスマン帝国による迫害という民族の非劇を共有できるものがアルメニア人」という考え方も根強い。

 

ジェノサイド - Wikipedia

 

 

 

 

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