東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

日立造船、英国で大型ごみ焼却発電プラント受注、ストーカ式焼却炉(1,015t/日×2炉)

2016年07月01日 15時22分44秒 | 中間処理施設等

日立造船は、「英国の大型ごみ焼却発電プラント建設工事を受注と発表した。ストーカ式焼却炉:2,030t/日=1,015t/日×2炉、発電出 力:68,800kW)で1炉当たりの処理量は過去最大のものという。また、日立造船の英国における9件目の受注工事のようだ。

昨年は、神鋼環境ソリューションも英国に拠点を開設というニュースの中で、「英国では、今後は中型の焼却・発電施設の建設が20~50カ所で計画されている」というニュースもあった。日本のプラントメーカ各社、中国や東南アジアにとどまらず、EU諸国の廃棄物の埋め立て規制でごみ焼却発電プラントの受注拡大を見込んであちこちに拠点を設けている。

 

■日立造船、英国で大型ごみ焼却発電プラント受注
時事通信-2016年7月1日
日立造船は 1日、英エネルギー大手SSE(英ノッティングリー)が出資するフェリーブリッジMFE2(FM2)から、大型のごみ焼却発電プラントの建設工事を受注し たと発表した。完全子会社でごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などを手掛ける日立造船イノバ(スイス・チューリヒ)を通じた取引。(2016/07 /01-13:25)
■船を造らず、日立グループでもない「日立造船」…いまや別分野で世界 ...いまや別分野で世界クラス (1/4ページ)
SankeiBiz-2016年7月2日
代わりに主力事業としたのが高い造船技術を生かしたごみ焼却発電施設。いまや世界最大規模の納入実績をあげ、海外企業の買収を通じて世界のリーディングカンパニーとしての地位を築き上げた。(織田淳嗣). 造船技術を武器に. 日立造船は明治14年、英国 ...

 

英国はEU離脱という結果になったが、
EU諸国、廃棄物枠組み指令のなかで,
最近は、埋立回避から焼却率が徐々に増えてきている国も、、

 

日立造船 2016年07月01日

Hitz日立造船株式会社の100%子会社でごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などの事業を展開するHitachi Zosen Inova AG(スイス、CEO:Franz-Josef Mengede、以下、HZI)は、このほど、英国・大手エネルギー会社SSE plc(以下SSE)が出資する特別目的会社Ferrybridge MFE 2 Ltd.(以下、FM2)からごみ焼却発電プラント建設工事(ストーカ式焼却炉:2,030t/日=1,015t/日×2炉、発電出 力:68,800kW)を受注しました。本件はHZIの英国における9件目の受注工事となり、1炉当たりの処理量は当社グループ最大となります。

本件は、ウェストヨークシャー州ノッティングリーにあるSSE所有のフェリーブリッジ発電所敷地内においてFM2がごみ焼却発電事業を行うものであり、 HZIはFM2より土建工事を含むごみ焼却発電プラントの建設工事をフルターンキー契約で受注したものです。同発電所内には、HZIによって建設されたご み焼却発電プラント(発電出力:67,800kW)が2015年から順調に稼動しており、本実績が高く評価され、受注につながりました。

欧州では都市ごみを焼却処分ではなく、埋立て処理している国も多く、英国やポーランドなど、埋立て処理比率の高い国ではごみ焼却発電プラントの需要が高まっています。
当社グループは、ごみ焼却発電事業における世界No.1を目指し、HZIをはじめグループ全体でシナジーを強化していきます。

なお、本プラントの概要は以下のとおりです。
1.出 資 者:SSE plc
2.発 注 者:Ferrybridge MFE 2 Ltd.
3.施設規模:ストーカ式焼却炉2,030t/日(1,015t/日×2炉)、発電出力68,800kW
4.建 設 地:ウェストヨークシャー州ノッティングリー
5.納  期:2019年7月



まだ2012年までのデータしかないが、、、、

●EU一般廃棄物処理割合、国別の2010年、2011年、2012年をみてみると~

(抜粋)


EU加盟各国の一般廃棄物の処理状況 (2012年) 埋立回避はどのように~ 2015年11月07日

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

中間処理施設等」カテゴリの最新記事