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【林たけお】ペーパークラフト、狐面

2016年06月07日 | くつろぐための小道具

本日は、大人のペーパークラフト作家・林たけおさんの新作のご紹介。
題して「あやし、あやかし、狐面」

林さんは、かなり個性的なマスカレード作家でもあります。もちろん、素材は紙。一枚の紙から、「曲線折り」という技法で、複雑な立体感を作り出す業師。

【2016-1月開催のマスカレード展】

↑リンクから、その凄いマスカレードを見ることが出来ます。

技法は、表現したいものがあって、後からついてきたものですから、林さんの天性の才能は、1枚の平面から、好きな立体を作り出す「構成力」なんだろうなと思います。誰にも真似できない個性。独創性。オリジナリティ。

マスカレードを見て、うちの店でも扱いたいなと思っていた気持ちが伝播したようで、「夏前に、出来たら狐面を作ってみますね」ということで、完成品が届きました。

和の人気モチーフ、狐面。
ちょっと怪しげで、妖しげな表情の狐面。

店主の小さい頃は、お祭りの境内でお面が売られていて、あの頃から、薄々感じていましたが、お面は変身ツール、のようなもの。

自分の顔が相手に見えない。
自分の目が、相手に見えない。
匿名性。


何だかそれだけで、気負わない素の自分に戻る気がします。
お面をかぶると、どうやら自分以外の誰かになるのではなく、「飾らない自分に戻る作用」があるみたいです。

このお面の一番ユニークなところは「かぶった時の角度」

サンバイザーのように、顔から立ち上がったような、不思議な角度で安定します。締めつけ感もなく、装着していて開放感と安定感の両方が味わえる、不思議なお面。

紙製ですから、湿気が大敵。
顔全体を覆うことを止める=呼気や汗の湿気を避けるという機能性。

模様のように見える隙間のおかげで、かなり広く自由な視界が確保されております。広い視界なのに、お面で隔てられている感覚は、何かに守られているような安心感もあります。

大人になると、そりゃもうリアルが押し寄せてくる毎日ですからね。息苦しさを感じるような時に、ぜひこの狐面をかぶってみて下さい。いつもと違う感覚を、簡単に味わえること請け合いです。

※モデルは林さんにお願いしました。

※いつになく破格な「狐面」の通販はこちら

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