FM大阪の深夜番組で「ゴールデン・ナイトショー」(通称「ゴナイショ」)という昭和のコアな音楽を聴かせてくれる番組があった。
その番組である特集が組まれた。
それは「幻の名盤開放箱」と呼ばれる、昭和歌謡の闇に葬り去られた名盤(名曲)を開放しようとして作られた「幻の名盤開放歌集」と呼ばれる一連のCD作品14枚を集めた限定BOXセットであった。
この企画があったからこそ、僕はこの番組を聴き続けることになったのだ。
発売元はP-Vineレコード、「ゴナイショ」内でミニコーナーを担当していた「大西ユカリ」が所属するレコード会社で、その繋がりから「開放箱」が番組に渡り特集が組まれたのではないかと推測される。
その中に納められている曲はまさしく大きな声ではいえないが、隠れた名盤中の名盤であると僕も思う、29,800円という値段ではあるができるなら・・・できるなら手元において置きたいBOXセットだ。
さて、その中の1曲がこの港雄一と浦野あすかによるデュエット曲の「だまされごっこ」、またこれが単なるデュエット曲でないのが凄いところ。
歌詞(台詞)のインパクトももちろんだけども、デュエットしている2人の経歴がまた凄い、なんと当時のポルノ映画の男優と女優のデュエットで、80年「悶絶!!おしゃぶり後家」、83年「未亡人を犯す!」という作品でも2人は共演しているのだ。
そしてドスの効いた台詞の男優、港雄一はタイトルからわかるように「犯し」専門の男優だったようだ(見てはいないが・・・)、曲を聴いただけではわからないコアな背景がこの「だまされごっこ」にはあるのである。
また、この曲が含まれる「名盤開放箱」の特集を勇気をもって企画した「ゴールデン・ナイトショー」がいかに凄い番組であったかは、こういう経緯を知るとわかっていただけることだと思う。
残念ながら「ゴナイショ」は既に終了してしまったが、この番組がDJ若宮テイ子と共に、また再び違った形でも復活してもらいたいと僕は今でも切に願うのである。
ゴナイショの復活。
それはDJ若宮テイ子さんならではの、音源選び、音楽センス
それは様々な音楽を知ってこそで、それを語れるからこそで
だから、幅広い音楽を知り尽くしているアナタを、唸らせられたんじゃないかな~って思うし(^-^)♪
ゴナイショ!!
今流行りの曲で反応してみました。
ほんとです、あのスンごい企画をもう一度聴きたい!!
それがないのは局の名折れか財産放棄じゃ!
と思います。