コーヒー・ブルース～♪三条へ行ってきた

コーヒーブルース／高田渡
♪三条へ行かなくちゃ
　　三条堺町のイノダってコーヒー屋へね
　　　あの娘に逢いに　なに　好きなコーヒーを少しばかり



遂に念願の、高田渡の「コーヒーブルース」に歌われている京都のイノダコーヒーに行ってきました。

天気予報ではこの日は随分前から悪い予報がでていたのに日頃の行いが良かったのか、この日は朝から晴れ渡った最高に素晴らしい１日になりました。

友人のＩ君と大阪５時発の京阪電車に乗って、京阪三条駅を降り立ったのが系列店中最も早く開店するイノダ本店のオープン７時少し前、これも「イノダでモーニングを食べよう！」という計画実行のためがんばりました。

京阪三条駅から鴨川に掛かる三条大橋を渡りそのまま西へ、河原町通りを越え、寺町通りを越え（京都は通りといえば南北に通る路のこと。大阪では筋という。）はやる気を落ち着かせながらひたすら真っ直ぐに西に向かいます。

そして道路左側にイノダの看板を『発見！』・・・と思いきや、それはまだオープンしていない三条支店、そこを行き過ぎて１辻目の左奥についに見えました！！

早速写メをパチリ。


■イノダコーヒ本店　　暖簾がかかっているのがいかにも京都らしい。


「遂にやってきたんだなぁ」と、しばし感動をかみしめながら入り口にたたずんでおりました、中から見ると変だったかもなぁ・・・（笑）
後でイノダコーヒーのこの写真と同じ写真が印刷してある無料の絵葉書を頂いた時にわかったのですが看板が絵葉書のものと違うのに気づきました、その絵葉書の看板にはチーズやハムなどの字が書いてあって、店にショップが併設されていたのですが売っていたかどうか気づきませんでした。

■いよいよ入ります！（笑）


そして入店、本当に高田渡が「あの娘」と歌っていたような美しい・・・だけど僕らかれいえば若いウェイトレスさんが案内してくれました、イノダも時代の流れにあわせて分煙がきっちりとしていて入ってすぐの部屋は喫煙ルーム、煙草を吸わない僕らは別棟の禁煙ルームへ案内されました。

■ここが禁煙ルームです。


店の中はＢＧＭもなくたいへん静かでした、少し見にくいですが上の写メのガラスの外に写っているように小さな噴水のようなものと、その上に鳥籠が吊るしてあって、チョロチョロという水の流れる音とカナリアやインコの可愛い鳴き声が響いているだけで、友人といきなり会話するのをためらったくらいでした。

そしてお目当ての友人Ｉ君お勧めのモーニング「京の朝食（1,050円）」をオーダー、プレートには茅ヶ崎の「ハム工房ジロー」のハム２枚とふわっとしたスクランブルエッグ、プチトマトとアスパラガスが添えられた野菜盛が乗っていて、それに関西定番である、砂糖、ミルク、が最初から入れられて出てくるイノダのコーヒーといえばこれという「アラビアの真珠」とネーミングされたコーヒーにクロワッサンがセットになっています。

砂糖ミルクを入れるという関西定番のコーヒーですが、最初に「お入れしてよろしいですか？」と聞いて来るのでいらない人は言ってください。

そして朝食を済ませたのですが、やはりコーヒー好きのＩ君と僕はこれでは物足りず、コーヒーをもう１杯ということになり僕は「ジャーマン（546円）」というイノダで１番の深煎りのコーヒーをオーダーして締めまとしました。

そうして「コーヒーブルース」を頭の中でＢＧＭに、高田渡さんを偲びながらイノダのコーヒーとモーニングを堪能したのでした。

あなたも１度いかがですか「好きなコーヒーを少しばかり」

イノダコーヒー本店に興味を持った方はこちらへどうぞ（テラスのライブ映像も見れます）→イノダコーヒー本店ＨＰ