リトルパイン音楽の館

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回想2006 グラミー賞

2006-02-26 03:26:15 | 音楽
グラミー・ノミニーズ2006
オムニバス, ゴリラズ, デ・ラ・ソウル, グリーン・デイ, マライア・キャリー, ポール・マッカートニー, U2, ラスカル・フラッツ
BMGファンハウス

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『ロックの復権』、こんな言葉を今回のグラミー賞が終わって、ふりかえる記事の中に見つけた。

今回の受賞も、当初の予想だったマライアの完全復活を祝うというわけではなく、グラミーではありがちな「予想外」の展開となった。

現在、ヒップホップ系が隆盛を極めるUSミュージックシーンにおいて、主要4部門中3部門をロックバンドが占める展開は、そのメッセージ性をヒップホップに持って行かれたロックが、過去にその荒々しさの中にメッセージを込めていたパワーへの原点回帰なのか、単にロック誕生50周年への祝賀的行為なのか、投票権を持つグラミー会員に聞いてみたい気がする。

今回の「U2」の2部門受賞はバンド自体の歴史やメンバーの活動から、グラミー会員のなにかを変えようとするパワーを、衰退ぎみのロックに託した意志の現れだと読むのは僕の深読みだろうか?

個人的にはヒップホップも嫌いじゃないけど、ロックの復権てのもいいかな?などと思っている、ただ僕が正直に思うのは、今の音楽は停滞期に入っているんじゃないだろうか?

大きなムーヴメントや、ビートルズが起こしたビックバン的なサウンドの変革も、もう半世紀近くも何も興っていないの気がする、果たして音楽はこれからどういう歩みを進め、どういう変革をして行くのだろうか?その変革を興すのは50年の歩みを進めてきたロック?それともまったく新しい音楽の登場なのだろうか?


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