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Voice studying room

実生活に役立つボイス情報を、可能な限り提供致します。少しでも皆さんのお力になれますように。

voice performance

2013-11-03 13:39:26 | 発声
ヴォイス・パフォーマンスを磨いています。

たとえ声が良くても、人はまずは視覚で第一印象が決まるそうです。

メラビアンの法則によると


相手の第一印象は、

ビジュアル(外見、見た目、服装、髪型、表情、視線、目力)、・・・55%

ボーカル(話し方、声のトーン、訛り、方言)、・・・38%

バーバル(話の内容、会話の中身、話している事柄)・・・7%

とあります。


なんと半分以上が、外見で決まるということ。

そして3分の1以上が、声で決まるということ。


最後には話している内容というのか・・・・。


要は、話している内容はあまり関係ないということなんでしょう。



最近、人の話を聴くときには、

ヴィジュアル、ヴォーカル、バーバルの3点を注意して聴くようにしています。

でも余程目的があって人の話を聴く以外は、バーバルはあまり重要視しません。

その話に興味を持つか持たないか、家に帰ってその人が話したことについて

調べるか調べないかは、

やはり前者二つが一番大きいんだなと感じます。




逆に言えば、相手に興味をひかせるには、

ヴィジュアル、ヴォーカルに気をつけて話せばいいこと。

ですよね^^


そして文化祭の後の合唱練習

2013-10-19 22:55:01 | 発声
文化祭で散々地声を響かせた後に、合唱練習に行った。

裏声(頭声)重視の合唱団だからか、
はじめは声を溶け込ますのに大変だった($・・)/~~~

だがしかし、疲労困憊していたからか、あくびがやたら出る。


そのあくびでのどがうまく開いたからか、裏声に戻すことができた。


うわっ、声のコントロールが良くなってきている^^



合唱で大きな公演に出ていた頃は、地声を出すのがとても怖かった。
なぜなら、
「地声で張り上げすぎると、合唱でつかえなくなる声になる」と言われて歌ってきたから。
大きな公演に出るためには、やはりしっかりと頭声で支えられるようにならなければいけないという強迫観念があった。

確かにそうかもしれない。でもそれでは生活できない。

私はそれで、話す(つまり地声を出す)ことを控えてしまったときもある。
それ、すごくもったいない話かも。


運よく、地声も裏声と同時に鍛えるボイストレーナーに出会ってから、
地声と歌声を、上手く使い分けられるようになった感じ。
切り替えが早くなった感じ。

よし、さらに声に対する探求を続けるぞ、とやる気スイッチポチリ!(^^)!

話し方サークル 明話会 柏市文化祭にて

2013-10-19 22:38:49 | 発声
今日は私も、出演者でした。

スピーチ

1、「心の中の戦い」、2、「心に残っていること」

今回ちょっと長めのスピーチをやってみたけど、
話を膨らませることのむずかしさを感じた。
おしゃべりでは自然にできることでも、
スピーチでそれを再現するのは、
やはり相当の準備&人にきいてもらうという作業が必要なのかもしれない。

今回はすべて自分のことが話題だから話しやすかったけど、
自分以外が主役の話題については、相当練習しないとできないかもな。


朗読劇

「太鼓たたいて笛吹いて」井上ひさし作

朗読劇は、歌も劇の中に入れることができた。
ひょんなことで歌がつかえるものだなと、私は思った。
歌声と話声の使い分けもしっかり出来て、聴いている人を感動させることができた。

ディベート

「老後は都会に住むべきだ」ー都会派に対する反論担当。
私自身の意見は「都会派」だったので、思いっきり違う意見を担当した感じ。
田舎派のいいところを勉強したけれど、やはりインパクトが弱いと言われてしまった。

でも自分と違う意見をあえて担当することは、いい勉強になったかもしれない。
自分とは反対意見をあえて学ぶことで、世界観も広がった感じ。


声の次は、スピーチの勉強だな。
「歌をやっているから、スピーチもラクでしょう」と言われるけど、
スピーチは、文を頭の中で素早く構成しなければいけないから、
慣れないと、平常心を保って話すことができないし
思考も深めていく必要もあるから、そっちの方が難しく感じる。



今日の風景




声は、深層心理をあらわす!?

2013-08-12 12:22:42 | 発声
先週のボイストレーニングで、シュナル(胸声よりもっと低い位置で出す声。人間の出せる声の中で、一番低い声)と胸声のブレンドをさせた声をだす訓練をした。

さらには、吸気で色々なタイプの声を出す訓練。


実は、この2つ、女性では、いくらやってもできない人が大多数だそうです^^
その先生に褒めて頂いたことは、
「女性で、これだけシュナルがしっかり出て、吸気で色々なタイプの声が出来ている人は、なかなかいないよ」と。

もちろん、その訓練をはじめてからもう2年たつけど、
それでも、何年たってもできない人は数多くいらっしゃる、それだけ難しい声技らしいのです。


そしてその先生が仰った、女性にシュナルと吸気発声が苦手な多い原因は


「ジェンダー意識」



確かに言われてみればそうだ。
女性(とくに若い女性)は、可愛くて透き通った声を出すことを、どこの社会でも望まれている。
歌をうたうにしても、可憐さや色気を強く求められ、
そうでなければ、死者を弔う気持ち、母性愛など、優しさを表現することが圧倒的かもしれない。
演劇でも、ヒロインはたいてい可愛くて綺麗で・・・・。
女性でも男性っぽいのは、かっこいいものでないかぎり、
あまり社会的に受け入れられなかったり。


プライベートでは、ずっと自然体でいるからこそ、シュナルや吸気発声が上達するのかもしれない。


確かに、シュナルや吸気発声は、できるようになっても、直接世の中で役に立つものではないのかもしれない。
でもその先生がおっしゃるには、「この二つの発声法ができることこそ、声の生理を保つために必要なことだよ。」ということらしい。

なるほどな。

普段使う声とは全く逆と思われる声をあえて出すことで、
声帯まわりの筋肉のバランスを整えて、
いつまでも美しい声を保つことができるのかもなと、私はそのとき解釈した。


心も同じことかもしれない。

普段意識している心は、氷山の一角ということを、
心の専門家は常におっしゃっている。
でも無意識の中に、もしかしたらおしこめている感情があって、
それがうまく出せなくて、
それで心のバランスがおかしくなることもあるのかもしれないな。

もしかしたら、言葉にはできなくても、声という媒体を通して、
うまく深層心理を声で表現できるようになるのかもしれないな。


そう考えると、声は深層心理を表すものの一つとして捉えてもいいのかなと思うこの頃だった。

そして今後の展望も見えてきた。

そこまで声を極めるようになったら、念願のボイスセラピーができるようになるかもしれないな。
でもまだまだボイスセラピーを、ボイスでとりあげるには、まだまだ早すぎるとはわかっていながらも、
今後の展望の一つとして、大事にあたためていきたいと強く思った出来ごとだった。





意外とできてない!!

2013-08-11 22:19:46 | 発声
今日は、とある試験のために、自己プレゼンをデジカメ動画で撮影した。

声を遠くまで飛ばすことを余程意識しないと、遠くまで声が飛ばないし、何を言っているのかわからない!!

その試験の願書には、しっかり私がボイストレーナーをしていることをアピールしているだけに、
もっとしっかり声を出して、自己プレゼンやらないといけないなと思う一瞬だった。

人に物事を伝えるためには、自分が思っている以上にはっきり話さなければいけないなと思ったことを、実際に体感した一日だった。


思いきってやってよかった。自分の話し方の欠点がよくわかった感じ。


アドバイスして頂いた上司に感謝!!
(これ、私自身が某地域誌の取材のときにも、自分で言ったことだと、ふと思い出た瞬間です。)

声がいいのと人に伝わるのとは、全く別物なのは、合唱でも声楽でも一緒かもしれません。